UP DATE '01/12/17  PM
 根本 要 スペシャルトーク&ライブショー
会場福岡 都久志会館 2001.12.13(木)開場18:30 開演19:00 

 
セットリスト/収録アルバムほか
M01:シュガーはお年頃
M02:今夜だけきっと
M03:My Love
M04:どうして
M05:1%の物語/VOICE,LOVE SONGS
M06:You are the sunshine of my life(original/Stevie Wonder)
M07:A Song For You(original/Leon Russell)
M08:気がつけば君のこと/艶
M09:ふたり
M10:ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス
M11:Goin' Back To 1981/Brightest!,FACE TO FACE

++ENCORE++
M12:めぐり逢えてよかった('02,1,1発売予定 New ALBUM「Style」より)


時折小雨がぱらついたりもして、結構寒い日となった福岡。
会場前に整理番号順に並ぶように指示があり待つ。待っている間、配られたちらしの中にあるアンケート用紙に、「My Love」に関して質問などを書くように言われた。会館の壁にそって並ばされていたので、ちょっと凹凸のある壁に紙をあててアンケート記入している人が多かった。そのせいではないけど自分の書いた文字を見たら汚いこと!これじゃあ読めないかも。

会場はホール定員637人、1列目から後は階段になってとても見やすい。
会場に流れているこの声は…あれ?要さん。しかも聴き覚えがない曲だ…とすると発売前のアルバム「Style」?
音を絞ってあるので定かではないけど、多分そうだ。



<19:03>

客電が落ちて要さん登場。
お衣裳はアコースティックギター、ではなく、薄い茶色のサングラス、黄色や黒などの幾何学?模様入りシャツに黒にラインが入ったパンツ、黒い靴。

ようこそいらっしゃいました!メンバー紹介しようにも俺しかいないんだよ。初めてこういう事、やるんでゆっくりと楽しんでいって下さい。

♪シュガーはお年頃
♪今夜だけきっと

2曲続けて唄い終わり、待ちかねていたファンの拍手に、立ち上がって深々と頭を下げる要さん。
インストアライブとはまた勝手が違うのか、最初少し戸惑うような、はにかむような笑顔だ。

都久志会館には実は1981年、BOW WOW (※)というグループと来ました。
(※バウ・ワウ:関連サイトによると7/28)世に言うヘビメタバンド。
九州で初めてのステージでアマチュアバンドの前座。その時の記憶は殆どない(笑)。
20年ぶりだがあまり感慨もなく…。あるところはある。
 札幌の道心ホールでは、受けなくて悲惨だったので覚えている。あまりにも受けずトラウマとして残っているくらい。
「例えば俺達をサザンだと思ってくれ」と言ってもなお、盛り上がらなかった。
そしたら楽屋に帰ってからその時のキーボードの三谷に「あれはないよね、僕はサザンとやってるわけじゃないんだから!」
と、本気で怒られちゃった。
都久志会館は覚えてないってことは、きっとそこそこ盛り上がったんでしょう。
 インストアとかは別にしてこういうの初めてなんで、皆さんにアンケートを書いてもらって答えていこうと思います。

読まれた方には「夢伝説」「どうして」2本どちらか、プロモーションビデオをプレゼントされるそう。
一応本気でプロモを作るが、かかんないんだな〜

“アンケート回収箱”と書かれた紙箱が登場。開演前に書いたアンケートを元に、質問に答えつつ進行していくかたち。
以降、要さんがアンケートを数枚手に取っては1枚選んで、残りを箱に戻すと「は〜」というようなため息が聞こえた。選ばれなかった用紙が自分の物とは限らないのになぜか私も『ああ〜〜っ』と思ってしまった(笑)。
 

<アンケート>もっと福岡でコンサートを多くやってほしい。

<答>・・分かりました。でもさ、北九(九州厚生年金会館)、サンパレス、この間は宗像、杷木とか結構やっている。
一番多いのは静岡県で沼津、静岡、浜松と横に並ぶ。
日本の3大都市といわれている名古屋だって2日間ですからね。大阪だって4日間。
もっと多くやって下さいと言われるほどの事はないと思うんですが(笑)。だからいいじゃない〜。
 

<アンケート:前原市のかた>今回はCDが手に入らず何箇所探し回ったことでしょうか。

前原市を「まえはら市」と読んだ為、会場から正しい呼び方での声が飛ぶが、一度にみんな言うので聞こえなかったらしい。「一緒に言うと分かんない。鬼の首を取ったように全然違うって!。優しさは大事ですよ」と、タイミングよく男性の声で「まえばる市」と通る一言に、「ありがとう」と嬉しそう。

<答>今年4月、Zetimaから優秀な成績で卒業しました。『モーニング娘。』の陰に『 。』に隠れちゃうような僕等がいた。
インディーズというのはインディペンデンスの略で、独立、という事であってオーマガトキという新星堂のレーベルと契約して、日本全国300位の店舗でも買えるようになっているし、日本コロンビアという流通を使って一般のCD店でも入手できるようになっている。
(しかしうちの県には新星堂は無いし、実際発売日に買いにいったけど「取り扱わなくなった」とか言われて入手困難だったというローカルな状況があるのもやはり事実です。)

「My Love」をこれからやるが、あまり期待されると困るんです。アコースティックギターは、とてもじゃないが私が弾けるようなものではなかったので、友人の佐橋佳幸さんにお願いした。
日本で一番有名なギタリストだと思うが、「ラブストーリーは突然に」で♪チャカチャン、という音を出した男。あと達郎さんや佐野元春さんのバックで弾いている。
 意外と手、足、短か系で自分と似てて、顔はおばちゃんだけどギターが旨い。
その旨い彼が1回ならず2回も弾いてくれたので右と左から聞こえる。右は普通のギターで左は確か2カポといって(ネック部分を指して)留めるやつで弾いていて、2本のギターなんで余計ややこしい。
私は一人しかいないのでリリース前に2ヵ月、どうするか悩んだ。
今日は「My Love(省略形)」。ふっうん!(咳払いして、唄にいくかと思いきやなかなかいかない)
唄も唄うんだよ!すっかり忘れてた。指で弾くからね。

♪My Love

最初イントロでちょっとギターをとちってしまい中断。要さん、思わず立ち上がって「はははは…(笑)」。
2度目はどうにかクリア。ギターの右手、指先の動きを見ていると忙しい。「My Love」省略形とはいえ
難易度が高そう。これに唄も唄わなければいけないのだからやはり大変だと思う。
 ギターの弦が♪きゅっと鳴るのが私はすごい好きだなあと思って聴いていた。
これは是非ツアーまでにはマスターして聴かせてくれるのを期待しよう。
それにしても客も一緒になって息を呑んで見守っている感じで、弾き終った時は安堵混じりの拍手、声援だったかも(笑)とにかく聴けてよかった。
ほっとした表情でギターを膝にテーブルのように置き、鍵盤を叩くような振りをする要さん。なんか照れているようだけど、お茶目な仕草をする44歳だなあ。

「初めて人前でやる時はこんなもんでしょう。やるうちに進歩し、来年の2月頃には技術の差を感じるようになるでしょう…歌詩も違うと思ったでしょうが、これがデモテープの時の歌詩でした」
 

<アンケート:大分のかた>「My Love」のジャケットで、なぜサングラスを外されたんでしょうか。一体何があったんですか?

<答>一説によると家に置き忘れてきたとか。
 今回アルバムを作るとき、20周年でもあるしもっと飛躍したいというのがあって、スタレビの中にあって気付かないものを引き出して貰えるのではと思い、プロデューサーを立てました。
 以前、『世界遺産』とかの音楽をやっている鳥山雄司さんに音的にプロデュースをお願いした事はあったけれど外部からプロデューサーを立てたのは初めて。
外から見たスタレビを見つけて貰ったら面白いものができるのでは?と今回外部からプロデューサーの熊谷 昭 氏を立てた。真心ブラザーズとかエレファントカシマシとかかなり濃いのが好きな人。
 スタレビのイメージは、なんとなく耳触りのいい、毒にも薬にもならないという評価をされた事もあったが、心が安らぐっていうかね。
 熊谷氏にライブを観て貰ったり何回か会ったりするうちに
「要さんは嘘つきですね」と言われた。
普通なら「そうですね」と言うが(笑)音楽に関しては嘘ついたり手を抜いた覚えはなかった。
「本気出してないでしょう」とも言われた。
僕等バンドがゆえに6,7割くらいを出して3,4割くらいを他のメンバーに作って貰っていた。本気を出すというのは、バンドに囚われず、全部詩も曲も要さんでサウンドを煮詰める事と言われ「本気を出すこと…」とはそういう事かと思い直して曲を作った。そしてバンドの音でそれを創っていけると。

40曲くらい作って聴いて貰ったが「シングルはこの中には無い、ちょちょいで書いて下さい」と言われ
「My Love」は一晩で書いた。
熊谷氏に「詩は要さんの恋愛観で書いて下さい」と言われたが「ない」奥さんとは中学で知り合って友達の関係で過ごしてきたので、盛り上がったりとかいうのがあまりなかった。
ならば「日記を書くような感じで書いて下さい」と言われ家に帰りよく考えたら、日記書いた事ないんだよ(笑)。
 詩を書く時、瞬間を切り取った絵をイメージして書くのだけど、窓ガラスに映る夜景を見てたたずむ男性が浮かんだ。「窓ガラスに雨」♪こんな夜は〜もう〜終りにしようよ♪(唄)というような失恋の唄だった。
熊谷氏に「名作ですね!でもこれは使いません。要さんの声で失恋ではなく極上のラブソングにしてほしいんです」と言われ、その傑作の詩はフレーズをバラしてアルバムに使わせて頂いた。
 恋愛はある種、刹那的なものだと思うが自分にはなかった。小さな現実から引っぱり出して書いた事はあったが、年を食っていくのもいいかなと思った。
 そんな訳で赤裸々々くらい裸な自分を語ったというんでサングラスを外してこんな奴がやっていると。

♪どうして
♪1%の物語
 

<アンケート>…「LIVEやろうぜ!」は楽しく観てます…。

<答>RKB「LIVEやろうぜ!」は福岡で撮っていて、今月だけで福岡に3,4回来ていて、もう住んでいるようなもの。恐ろしいことに1月半ばまで撮ってある。すごく楽しい。
 ミュージシャンが本気で音楽を語るTV番組がなかなか無い。
HEY!HEY!HEY!とか幾つか音楽番組はあるが、爆笑トークを期待している。
生きざまであり天職だと感じてる、物を創る想い、を話せる番組がなかった。
 船津さんというBEAのスタッフのかたが色々コーディネイトしてくれてBUTCHさんとの番組が実現した。
先日JAYWALKがゲストで出てくれてすごく良かった。ラジオのスタジオからTVのスタジオに初めて移してやった。というのは3人も来てくれ、入りきれなかったから。
生演奏したんです。(おもむろに唄い始める)
♪きれいな指してたんだね〜知らなかったよ あ〜わわ〜(笑/かなりメロディいい加減。好きな曲なのに〜)
一緒にやりましたよ。コーラスだけど。3人来てくれて、杉田はスタレビの前身『アレレのレ』のキーボーディストだったがデビュー寸前にJAYWALKにいってしまった。
ほんとにそう思うとキーボードが居着かないバンド。(会場笑)
この間「バツ2」といわれたが、杉田の時代も入れると「バツ3」。
 福岡に来て埼玉を語るのはなく、熊谷のピンスポットで語っていた。多分カットされるだろうけど。

自分達の音楽のリスペクト、という事で
カヴァー曲、最近は缶コーヒーのCMにもでているStevie Wonderで『TALKING BOOK』より
♪You are the sunshine of my life

レオン・ラッセルという見た目は怖いが、すごくいいメロディを書く人で、カーペンターズが唄って大ヒットした
♪A Song For You
 いい唄だよね〜。原曲を聴いてほしいんだよ。
2曲ともこんなもんじゃない。原曲の温かさとかエネルギーを感じずにはいられないすごい曲。
スタレビ以上にお奨めします。
 

<アンケート>来年の夏は、志度でのライブ予定はありますか?

<答>一応、今んとこやろうと思っている。
海の中道でやった小田和正さんとのライブはこれまでの中でも10本の指に入るほど楽しかった。
そんなジョイントをやりたくて、とある大物アーティストを今くどいている。
お互いのマネージメントサイドの事もあるし、相手にプレッシャーになるといけないし、言ってしまってダメになったらいけないので言えない。全国何箇所かでやりたいと思ってる。
俺だ・け・が知っている。こういうのいいなあ〜(もう小憎らしいくらい嬉しそう)
びっくりするかな?いやそんな事はないよ。(えぇ〜〜〜っ、と会場)

手の平に書いて飲みこむ真似をする要さん。やっぱり言わない気らしい。
客席も「え〜〜」と不満げ。と、すかさず「吐け」という男性客の一声。
 でも俺は知ってるんだ♪
 さんざん渋った挙句ぽろっと「○×…だよ」とばらしてしまった。いい人だ(笑)。
(※アーティスト名はやっぱりジョイント成功への為に伏せます。)
ほかにもいつもこんな話をしているが、JAYWALKとHOUND DOGとSTARDUST☆REVUEで
『J・DOG・REVUE』をやろうよと、事あるごとに声をかけている。お互い20周年なんで足して60で還暦ロック。

◆ニューアルバム「Style」のこと

キーボードの光田が「My Love」を作ったあとに脱退してしまった。
・・難しいな。俺は。とっても悔しかったし淋しかったし辛かったし。
コンサートやイベントをやってくれるスタッフがいて、そういう諸々のマネージメントというのがある。
光田にもスタレビに入る前からソロ活動があり、マネージメントが元からあった。それでも僕は良かった。
 彼は僕等に対して、惜しむことなく音楽観なり想いをくれたし、すごく有意義な期間だったと思う。
 アルバムを作るにあたり、新しいスタレビを構築しようとした。
三谷とはちょっと違ったケースで、今のスターダスト・レビューを作るために、出来る出来ないで食い違ったゆえに発表が唐突になってしまった。お互いのファンクラブでの発表のみになっているのが申し訳ない。
 
ただ幾つか正直な話、事実と違う部分がでてしまったのが悔しかったりする。
アルバムにプロデューサー立てて、それで出てきた僕の全詩、曲というアイデアは、今回だけの事で、スタレビには柿沼という素晴らしいソングライターもいるわけだし、光田もそういう形でソングライターとしても期待していた。前のアルバムではソングライターとしても気遣いもできたと思う。
 ・・STARSを作っているときに気遣いなのか分からないけど、多少楽曲が出てくるのが遅れてしまったりとかそういうのもあったりしたのも事実です。
遠く先には同じ位置にいられたかもしれないけど、今やろうとしている事がずれこんでしまいこんな形になってしまった。
 光田がいてくれた数年間をこやしとして、光田もスタレビの一員として居たエネルギーを生かしてソロをやっていければそれはそれでいいんだろうなと。
僕等にとって、仲良くやるというのは二の次で基本的にはいい音楽を作りたい。そんな中でいい仲間と巡り会いたい。
プロとして志を持って音を作っていく、時代を見据えて、どんな人に聴いて貰っても恥ずかしくないアルバムを作るためにこういう決断をしたという事を知って頂けたらと思いました。

今回どんな曲をやろうかというので、一般向けには代表的な曲とかをやったりするが、いや、決して皆さんが一般的ではないと言っている訳ではないですが(笑)シングルなりアルバムを聴いて下さっている方ならではの選曲もしてみた。
次の曲は'95年、意味のある大きなアルバムでもある「艶」に収録。三谷が脱退して、正直バンドをやるかというよりも、バンドが出来ないかもしれないと思った時、メンバーやスタッフから続けようという話が出てアルバムができた。

♪気がつけば君のこと
(エンディング近くでの口笛もいい感じで、こんないい曲もあったなと再認識しました。)

♪ふたり

家の近所に住んでいて仲のいい金石さん(広島→日ハム→巨人の元ピッチャーで現プロ野球評論家の金石昭人さん)と陣内さん(バドミントンのバルセロナ五輪代表だった、スポーツキャスター)の結婚式に呼ばれて、ぜひ「ふたり」を唄ってくれと言われて唄った。

ソロアルバムを出さないかと言われ続けてきたが、ソロには興味なかった。
ならなぜ今一人こうして根本要アコースティックコンサートみたいな事やっているか?
バンドの一員でパーツとしてやっている。スタレビはこんなもんだと思ったら間違いですよ。

KBCでは1月に流れる新春対談をとったし、FM福岡では1/13かな?「Style」特集を組んでもらった。
 福岡の文化は屋台の文化だと思う。お客さんとの距離が近いというかお喋りが旨い人が多い。
うちの鬼木という社長も福岡出身だし友人にもKANというのがいる。

アルバムが出来た時、いつもなら『いいアルバムが出来たね』と言われるが、今回の「Style」は
『すごいアルバムが出来たね』と言われる。
 白い紙ジャケットでStyleが浮き文字になっている。
紙ジャケットにするだけで1つ30円高くなるが上乗せする訳にはいかない(笑)。
紙ジャケットは傷むので嫌いだったが、自分の持っているもので一番よく聴きこんでいたのが
オルガン奏者(ジャズ、フュージョン)Neil Larsenの「Jungle Fever」「HIGH GEAR」が、紙ジャケットでそれがイイ具合に擦り切れていて、いい味がでてるなと思った。
生きているっていうのはすごい事だなと感じる。

僕はフランク・シナトラの1966年「Strangers In The Night(夜のストレンジャー)」でかっこいいなと思ってポップスに目覚めた。
このアルバムは年老いていくのは、その人の個性、味なんだと思って真っ白な紙ジャケットにしました。
時間が経って手に取ったとき、汚れた期間の分が、あなたのstyle、生き方だと思う。

♪ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス
♪Goin' Back To 1981
 座ったまま、振り付けをしている人もいたけど、パブロフの犬状態?

=ENCORE=

再登場の要さんの手に一枚の紙。

スタッフからの『どうしても聴きたい』というリクエストで譜面の歌詩も拡大してあるのを持っている。
弾き語りとストリングスだけの「Style」収録最後の曲。照れ臭くていつもこの曲の手前9曲目で折り返して聴いている。レコーディングで弾いて以来なので出来るか分からないけど。
今日はおろしたてのギターでYAMAHA、いいよ〜。貰いもんだけどね(笑)
因みに「LIVEやろうぜ」でYAMAHAのギターにゲストのサインを書いてもらい、一杯になったらプレゼントする。

♪めぐり逢えてよかった
(少し途切れたところもあったりしたけど、さりげなさそうで耳に残るいい曲でした。)

<21:03>終演
会場には「My Love」が流れていた。いつも思うけどライブ後は名残惜しそうに余韻をかみしめるようにしているお客さんの笑顔があり、それがまた嬉しいなと思った。

================▽感想▽================

左脚でリズムを踏みながら、譜面もなしに弾き語りされる要さん、やっぱりすごいです。
途中「今日これだけは聴きたいという曲があったら最後に聴くよ」と言われてたんですが、時間が押してその余裕はなかったです。要さんの正直な気持ちを丁寧に話してくれ、聞けてよかったと思います。それでもまだ喋り足りなそうで話をまいていたのが印象的でした。
「お互いが我慢すれば5人のスタレビは維持できたかもしれないが、お互いを維持するために音楽をやってきた訳ではなく、もっといい音楽を作りたいから結局こういう結果を選んだ」というような事を要さんがFC向けに綴っていらっしゃったけれど、それを読んで『はっ』としたのを思い返しました。
最後に要さんの言葉とレポートのニュアンスとは多少違う部分もあるだろうし、伝えきれてないとは思いますが少しでも伝わって感じるところがあれば嬉しく思います。
読んで下さってありがとうございました。
INDEX