ハレルヤPRESENTS
STARDUST REVUE TOUR '02
Style
1/31(木)熊本市民会館 18:00 開場/18:30 開演

▼▽注意!これからStyleツアーに初参加されるかたはネタばれになってしまいます▽▼
参加前には、ご覧にならないほうが無難です。
面白さが半減しても責任はとりかねます(笑)
参加後、地元MC,日替り曲等、参照されるとまた面白いと思います。

セットリスト/(収録アルバム・・,オリジナルアーティスト)
M01:Brand New Heart(Style)
M02:Baby,It's You(VOICE)
M03:君のキャトル・ヴァン・ディス(BestWishes,SCD)
M04:夢に〜小さな奇跡(Style)
M05:まだ君を(Style)
M06:雨あがり(Style)
M07:木蘭の涙(SOLA,SCDほか)
M08:One More Time(NIGHT SONGS,SCDほか)★(日替り)
M09:ふたり(艶,SCDほか)
M10:Thank You(THANK YOU)
M11:DESPERADO(イーグルス)
M12:ふるさと(DEVOTION:初回限定おまけCD「かくれんぼ」)
M13:My Love(Style,SCD)
M14:The End Of Love(Style)
M15:Simple Song(SOLA)
M16:Rock & Roll Bible(SCD:MyLove C/W)
M17:Lovers In The Sky(SOLA)
M18:Goin' Back To 1981(Brightest!)
M19:Goodtimes & Badtimes(Goodtimes & Badtimes)
EC1:夢伝説(TO YOU〜夢伝説ほか)
EC2:Get Up My Soul(Ladies&Gentlemen,SCD)
EC3:めぐり逢えてよかった(Style)

天気、晴れだが風が冷たい。開場まで外の会館前で4列に並ばされて待つ。
会館横には熊本城がそびえていて、先日の置き去り牛騒動を思い出した。

『衣装』
要さん:黒のインナー(丸首シャツ)に白いジャケット、パンツはボルドー色地にペーズリー模様。靴は赤
柿沼さん:紺地に青、白の細い縦縞が数本入った開襟シャツ、黒のパンツ、黒の靴
VOHさん:黒い皮?を頭に巻き、ボルドー色のタンクトップに赤い皮パンツ、黒の靴
寺田さん:茶色のTシャツに黒いベスト、豹柄のグレーっぽい?パンツ、黒の靴
岡崎さん:ブルーグレイの下方に柄が入ったシャツ、黒のパンツ、黒の靴
添田さん:光沢のあるシルバーグレイのシャツに黒いパンツ。シャツはきっちりベルトをしたパンツの中にしっかりと入れてある
ステージには白いスクリーン、開演が近くなるとStyleのジャケットそのままに映し出された。
18:41
客電が落ちスクリーンにはメンバー、サポートの方をクレジット風に、そして英語でスクロールされるメッセージと同時進行で、男性の声で英語のアナウンスが流れる。
短いSEというのか?音楽が流れて赤いライトが向こう側から当ると、そこには要さんらしき人のシルエットが!スクリーンが上がるとバックは一面コバルトブルーに。真っ青な空のようだ。
もうオープニングで会場は興奮状態の歓声。この瞬間がたまらない!

ポジションはステージ左から
◆添田さん(サポート:キーボード)◆柿沼さん◆寺田さん◆岡崎さん(サポート:アコースティックーギター&キーボード)◆VOHさん
◆中央に要さん
光田 健一氏が昨年脱退して以来、初のツアーは二人のサポートを迎えている。

待ちかねたように、でもぽつぽつとスタンディングする客。まずは3曲続けて演奏。
♪Brand New Heart
♪Baby,It's You;この曲、聴きたかったので嬉しい。
♪君のキャトル・ヴァン・ディス;『キャトル・ヴァン・ディス/'90(quatre-vingt-dix)』は
フランス語でリリースも'90年。久しぶりに生で聴けた曲。
 柿沼さん、要さん、岡崎さん(アコギ)が3人前に出てきてアピール。

MC
ようこそいらっしゃいました〜!
熊本には一昨年の4月以来、569日振り。

レコーディングとライブの違いは、モデルハウスと自分の家の違いみたいなもので、そういう差がある気がする。要するにお客さんが家に来るようなもの。
20周年も昨年迎え、ずっとやってきて自分達の都合でライブを中止した事は一度もない。
というのも(後のメンバーを振り返り)みんなが健康であったからでもある。
うんうんと頷くVOHさん。

1月1日に最新アルバム「Style」が発売された。プラスチックに比べて紙ジャケットは30円コストが高い。コーティングも松竹梅とあって一番高いのは、100万枚売れないと赤字だと聴いてあっさりじゃあ2番目にいいのを、とお願いした。

「Style」から聴きたい曲、という事で会場からリクエストを募る。
『雨あがり』、『My Love』、『めぐり逢えてよかった』
など声が上がるが「これだけしか出ないのはちょっと寂しい」と再度募ると
『時の隙間』、「2曲目!」という声も上がり、沼津では「最後の曲」と言われたとか。
 リクエストを聞いておきながら「1,2,4曲目をやります」。最初から決まっていたらしく、でも今後のリクエスト状況に応じて演奏される曲もあったりするのかも?

ステージ両脇のセットはちょっと和風な感じで、モダンなでっかい障子張り(もっと他に例えがないかね)の枠付きで、その和紙風の物がサーッと下へと降りて、曲へ。
♪夢に〜小さな奇跡;照明がとにかく奇麗だった。
♪まだ君を
♪雨あがり;Styleの中でも一番に聴きなじんだような曲で、温かい雰囲気。

♪木蘭の涙;アコギの岡崎さんが横向きになりキーボードにチェンジ。ツインキーボードとなる。今までのイントロ、アレンジが変わっていて何の曲だろう?と最初分からなかった。この曲リリース当時、三谷さんが歌詩の意味は秘密だと教えなかった間奏部分のコーラスは、VOHさんと岡崎さんとで二人コーラスだった。キーボードを特徴とする曲だけに、ここで健ちゃんを思い出す人もいたかもしれない。そんな事を考え出すと、ちょっとしんみりとなりそうで、敢えてそこで気持ちを切り換えようと思った。

MC
スタレビのステージをご覧になった事がある方なら知っていると思うけど、MCが長いので対策にパトランプが使われるが、それでは効かないというんで今日はタイマーを持たされた。(円形のキッチンタイマー?みたい)
5という数字が出ていて、5秒ではなく5分。…と言いながらまだ(スタートボタン)押してなかった。いまいましい!増えたりしないかな?(会場笑)
(タイマーに向かってそうぼやく要さんが、もっと喋らせろと言いたげで可笑しい。)
つま恋では周りの住民の方に迷惑がかからないように、どうしても夜8時までに終らせなくてはいけなかったので時間との戦いだった。MC、5分おきに下から白い煙がブシューと吹き上げた。

Style
Styleは辞書で引くと『様式』『芸風』『話しぶり』などが出てくる。
今回3つのパターンがありそのテーマでStyleの中から選曲するというもの。

1.ライフスタイル「男と女、そして」
2.ボディスタイル「体の名前」
 瞳とか唇とか腿とか。腿、、「もも1度抱きしめて」とか。笑いがおこると
「知ってて良かったよ〜」と要さん。
3.「one、two、three」と、スタレビの曲を順番に並べる。1が付く曲、2が付く曲、3が付く曲、、。

で、今日は1,2,3スタイル。
1→「One More Time」タイトルを聞いて客席の拍手が(一部を除き)少なめだったため
2→「ふたり」で反応が良くてほっとした。
1、2に続いてさて3曲目…「3人!」そんな曲ないよ(笑)
「Thank You」(会場がすんなり『おお〜っ』と頷くので)これは違うだろ、という突っ込みが欲しかったんだけど…。
(3違いではあるけど違和感なかったし、選曲が嬉しかったので喜んだ私)

♪One More Time;おおっ。私が多分初めて観たプロモ映像の曲。
♪ふたり岡崎さん、キーボード
♪Thank You
2コーラス目で「合図は…」では今日は要さんにつられて両手で指を鳴らしていた。
今まではただぼ〜っと聴くばかりだったけど突然やってしまった(笑)

 遅刻してバタバタと走り込んで前の席についた客に
「市内は混んでたの?…そう。今何の曲をやったと思う?」
客が「えっと、夢伝説」と言うと「夢伝説しか知らないんだろ!」
すると後から柿沼さんが「SAY YESとかじゃなくて良かった」。「しかし古いね〜」と返す要さん。
 
 

■全員が前へ出てメンバー紹介&ア・カペラ■

左から要さん、少し離れて岡崎さん、寺田さん、柿沼さん、添田さん、VOHさん
今日(一夜限り?!)は全員熊本出身との事で…

VOHさん:信愛女学院という規律正しい学校の出身だった…昔、女だったの私(女言葉で)。
制服はフランス?の制服コンクールで1位になったこともあるのよ。
この中に(会場を見回して)同級生いる?(会場笑)
要さん:そんな髭面の女子高生がいるわけないだろ!

添田さん:母の旧姓が細川で、親父が加藤。屋号は添田!?
要さん:で、名前が添田というのは芸名?
添田さん:芸名?です。添田の字を説明するとき、添加物の添と言う。前は介添えの添とか言っていたがわかりづらかったので。
(熊本城の話が出て)今一口城主?というのを募集しているらしい…。

柿沼さん:鶴屋百貨店でルイ・ヴィトンを買った。今丁度全国駅弁フェアをやっている。

寺田さん:黒亭(こくてい)ラーメンでアルバイトをしていた。
要さん:木曜(当日)が定休日なんだよね。
寺田さん:ラーメン茹でて手が腱鞘炎になってドラムを叩けなくなりました。
要さん:…で、この話しどこへ持っていけばいいんでしょう?

岡崎さん:よく行くのが花岡山の摩天楼というレストラン。
そこから見る景色が奇麗。納豆定食があって美味しい。
要さん:納豆定食ってあるの?
(会場に問いかけるが反応がない)
あんまりマニアックな事言うと笑いが取れないからね。
岡崎さん:ここって笑い取るとこなんですか?
(ツアー4公演目にしてもしかして納得されたのだろうか?笑)

ア・カペラは英語と日本の曲から1曲ずつ。
♪DESPERADO(イーグルス)/ア・カペラ
DESPERADOとは『ならず者』という意味がある。
♪ふるさと/ア・カペラ
熊本はふるさと、だというので。

MC
♪My Love
要さんもギターを換えツインでのアコースティックギター。
柿沼さんは、オレンジのベースに換えている。
空間に落ちる星の照明がさらに曲を盛り上げていて奇麗だ。

MC:うまくいかない恋もある…
♪The End Of Love
この曲では要さんはお衣裳ともいうべきギターは持たず、弾かず、ボーカルに徹していた。空いた両手はおへそ付近で組み、オペラ風歌手のようだが唄は凄みさえ感じるような迫力で熱唱。
 
 

■ゴスペル風、みんなで唄う1曲■

「唄うという事は元気になる。皆さんにも元気になって貰いましょう!ゴスペル風に・・」「コスプレじゃないよ」と言うつもりが、確か「コスペレ」?などと妙な事を要さん、口走ってしまったようだ(笑)。
熊本に伝わる神話だという聖歌隊の話や、幼少の頃病弱だったが為に肺活力を鍛えようと楽器を始めたディビッドさん(楽器とフルネーム忘れた)の話もしつつ。

♪Simple Song;ゴスペルといえばまさに映画のワンシーンのように、英語で客を唄にいざなうように
「♪Oh Oh Oh〜〜〜…」のコーラス部分を復唱、そのまま本遍へという流れ。
これ、無駄がなくカッコよくて良かったと思う。SOLAツアー以来のコーラス、唄った覚えがあって懐かしかった。いつもならア・カペラ大会という所だけど、これは演奏付きで唄う豪華なパターン。

♪Rock & Roll Bible岡崎さんがあるフレーズで、拳を何度が挙げていたのだけど、私も含めてだけどみんな?咄嗟に出なかったようだ。
♪Lovers In The Sky;ラストには寺田さんの迫力あるドラムソロで締めくくった。
♪Goin' Back To 1981;要さんが寺田さんのいる小高い台から、開脚飛びで高くジャンプしたり、左脚も連続で高くよく上がっていた。
♪Goodtimes & Badtimes
確か?イントロと間奏あたりで要さん、VOHさんが振りをやって客にも誘っていた。
両腕を左から右、右から左と繰り返し振る
もの。客席では健ちゃんがやっていた振り、Goodtimesでグーを、 Badtimesでパーを前方に突き出すという振りをやっていた。

ENCORE

♪夢伝説
♪Get Up My Soul
♪めぐり逢えてよかった



アンコールを見ずに帰らなくてはならなくて、残念だったけど不思議と十分に満足でした。(曲名はやすみさんに教えて頂きましたありがとうございます)ただ時間を気にして後半はメモもおろそかに、それでなくてもメモ不足であやふやな箇所もあると思いますがご了承下さいませ。
 若干要さんのMCが短めで笑いも押さえ気味、そんなところも大人を意識したライブだったのでしょうか?でもそのうちタイマーを投げ出さないかと心配な気も(笑)
笑いを取れるタイマーなんて如何でしょう?私が持っているウルトラマンのタイマーは
ピコピコピコ、、、シュワ〜ッチと時間をお知らせしてくれます。でも電池の消耗が早いような?(失礼しました)
 
 遅れてきたお客さんに「席が分からないの?」などと話しかけたりというのが、これまでになく多かったと思います。ステージからも少し見えるようにだったのか?会場もこころもち明る目な気がしました。
 Styleからのどの曲だったか忘れたのだけど、生でない要さんの声(多分)がコーラスで要さんのボーカルにかぶってきた曲があったと思います。誰の声?と探したけど誰もコーラスしてなかったので。
 サポートの方もまだコーラスや自己PRなども遠慮がちなのかもしれないですね。ア・カペラはきれいで気持ちよく聴けたのですが、ボリュームなのか?一体感がもう少し物足りないような気もしました。生意気な事を言ってますが、帰ってきてから曲を口ずさんでしまう位気持ち良かったです。いろんな想いで観たかたも多いでしょうけど、スタレビのライブはやっぱりいいな、と思いました。

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