UPDATE 2002.8/20 AM セットリストはこちら
九州朝日放送創立50周年記念
「STAR STOCK '02」
海の中道海浜公園 大芝生広場(福岡県)
2002/8/17(土)
ブロック指定¥6,600円(税込)【主催:九州朝日放送/BEA 】
開場13:00*オープニングアクト
(Orange/Sound Schedule/GATS TKB SHOW/エスカーゴ他) 
開演16:00
終演21:00(20:48)
※レポート:みかんさん(ありがとうございました)

[スタレビ野外第2弾!]

〜前菜もメインデッシュもデザートもすべて一流シェフの手にかかればこんな素敵なフルコース〜

   
1年前のつま恋の暑さを彷彿とさせるじりじりと焼け付くようなお天気の中
3週前に観たスターダストレビューに逢いに、そして野外では初めてのSLT,
お初の生SOS、万里の河以来という恐ろしく久しぶりのC&A
一粒で4度、いやそれ以上に美味しい福岡海の中道海浜公園へと向かったのだった。

博多駅ではライブ参加の方のために博多=西戸崎間の往復切符が販売されていた。
早速購入し、12時31分発のJRで現地へ向かう。
周りも海中行きの方が大勢乗っていらっしゃる。私同様に県外からのファンの方も
いっぱいだったのだろう。何人かグループであちこちから楽しそうなおしゃべりの声が聞えてくる。
西戸崎駅到着1時15分頃?一旦しまいこんだ切符を慌てて改札へ出したつもりが
係の人からお客様…これは??と呼び止められる。げっ。それは航空チケットの半券だった。
さっそくやってしまった−−;またか〜という表情の友人達。ごめん今日もボケ満載。

西口から結構歩く。しかしテアトロンのようにアップダウンが無いので楽である。
噴水や木立のある綺麗な公園を抜けてすでにオープニングアクトの演奏が聴こえてくる会場に到着。
A-2ブロックへ入る。まだそんなに詰まっていなかったようで、シートを広げ座る場所を
確保し(ステージはほとんど見えない)知り合いに会いに出かける。
何だか呼び寄せられたのか?会いたかった方が勢ぞろいしてた(笑)演奏の音の合間に
それぞれとお久しぶりの対面を果たしそろそろ小腹も空いたので席で遅めの昼食。
バンド名を忘れてしまったが、3人組でメインボーカルの方がぽちゃっとしてスキンヘッドで
強面だけど、とても綺麗なコーラスでなかなか良かった。
強い風が終始吹いてくるので気温の割りには過ごしやすい。暑さに慣れっこの体、この程度なら座ってても全然平気だ。
エスカーゴの演奏が終わり、いよいよというところで前の方へお詰めくださいと
係員からの放送。
慌ててシートを畳み人の流れに身を任せて♪(笑)前へどんどん寄って行く。
えっ〜こんな狭い場所で5時間?!こりゃ〜もたない。オールスタンディング状態はご勘弁と
いうことで後ろへ撤退。目の前には大きなスクリーンがあるのでのんびりと座って
楽しむことに決めた。救急車が入り口に待機しているのを見たが、一度もサイレンは
聞かなかった気がする。自分で呼ぶなと放送があって笑ってしまった。


""koop On Somebady 登場。

TAKEさんはピンクの花柄のシャツで一番下のボタンを外してた。時折風に吹かれて
おへそがちらっ。(うぅ〜んセクシー)マイクを手に右へ左へ歩く姿もオシャレだし。
ファンに時々手を振ったりして悩殺していた。
MCでは大事なところで噛んでしまい、ホッペを叩いて自分を叱咤していた。関西弁で話すのですごく親しみやすい。何を言っても優しく感じる。
 暑かったら脱いでもええよ、客席がトップレスならこっちはボトムレスや、て。
アホなこと言いなはんな、そんなんしたらとうちゃんに叱られてまうがな。
(イントネーションが大事;笑)
♪amanogawaのカヴァーを8/21リリースするSLT佐藤竹善さん。絶好のタイミングだから
絶対に演ってくれるだろう、という期待を裏切らず一緒に歌ってくれた。
生で聴くSOS、ここで生初披露?の竹善さん、私にはどちらも本当に素敵な逢瀬だった。


""ing Like Talking登場。

竹善さん黒に近いTシャツ、ジーンズ姿と至ってシンプルな衣装。藤田千章さん(Key)オレンジの
シャツでなかなか派手。西村智彦さん(G)ブルー系?の大きめのシャツを羽織り、ちょっと
短めのパンツでまた少し?ふっくらされたかな。お目当てのドラムの佐藤強一さんは
ここからは全く見えずたまーにスクリーンに映る長い髪を風になびかせパワフルに叩く
姿にぽーっとなっていた(^^;(ピンクの素敵な衣装だった)
M1:離れずに暖めて(メタボツアー、西村さんアレンジ アコースティックバージョン)で
まだ日差しの強い時間の暑さを和らげるように優しいオープニング曲。
M2:Jack Lemmonでスパイスを効かせ、M3:回想の詩でぐっとファンのハートを鷲づかみ。
今日は時間も無いので要さんに負けず劣らずのMCは短かった。要さんは竹善さんのMC×2。
M4:With Youの冒頭に聴こえてくる藤田さんのキーボードのフレーズが大好きだ。
SLTにしては珍しく早くも新曲が出来ました。4日ほど前にトラックダウンも終えています。
今日は折角ですからお披露目しま〜す、ということで早口でタイトル名は聞き取れなかったが
タイトルはちゃんとある(爆)新曲M5:を聴かせてくれた(一度だけ^^;)
M6:Seasons Of Change アフリカの大地の匂いをさせてくれる一曲(私個人的感じ方)
この曲の入っているアルバム「Welcome To Another World」のライナーには
Seasons Of Changeとは"悠久の時の流れの中での、人物や事象の様々な移り変わり
(常識や価値観など)に対する詩的表現"と書かれてある。
野外での空の色の移り変わりを感じながら聴くこの曲は最高だった。
M7:Sprit Of Love SLT初体験の友人へ送ったSLTお勉強セット(笑)の中でも
この曲は一度で「好き」と思ったって^^コーラスが美しい。


""tardust Revue 登場。

メンバーの衣装はテアトロンライブの時と同じだったよう。スクリーンに大写しになった
要さん、寺田さん、岡崎さんはお揃いの黄色のリストバンド。テアトロンではブルーのを
着けていた柿沼さんはアメリカ帰りでお忘れだったかな?(^^;
アメージンググレイスで始まる。テアトロンの時ではEc最後でゆっくり〜と聞かせてくれたが
今夜は急いでたの?早い。持ち時間の中でMCは削れない唯一のバンド?!
夢伝説、今夜だけきっと、木蘭の涙とテアトロンでは演らなかった曲をマニアック度は
多少控えめな今夜のお客さんに合わせての選曲だったのだろうか?
私のブロックはスタレビ度結構高くて大盛り上がりだった(嬉しー)
ギターを置いた途端・・・しゃべる体制だ。(笑)C&Aネタ連発で福岡のお客さんの気持ちを
ぐぐっと惹きつけてしまっていた。MCに熱中のお客さんに対して、まだまだ長いから
暑さで熱中症にでもなったら大変、気楽〜な気持ちで楽しんでね、座れる状態だったら
座ってよ(前の方の状態を心配してくれていたのかな?私は思わず座りそうだった)
無理?座れそう?と。もしもざーーっと座ってくれていたら、もっとMC長かったかも(爆)
トイレも我慢しないでね、C&Aの時はきっと空いていると思うからその時に行ってみてねだと。
(本当に空いてたらしい。言葉に忠実な各バンド別のファンの皆さんあっぱれ)
30分程で後半戦に突入、テアトロン仕様の曲の入り方でニマ〜ッ。
あれ?Vohさんの姿がない。もしや・・・(汗)
Get Crazyが始まってそれは現実となった。。。エルビス・プレスリーと化したロックンが
登場してしまった。これだけカッコいいバンドの中で色物で攻めてしまったか〜
やっちまったよ、、と心の叫びを聞いたような気がした。ね、スタレビのコンサートって
こんなものまであるんだよ、単独ライブも観てみたいと思わない??楽しいよ〜と
言う言葉を顔に書いて(たと思う)周りの人と目が合ったら笑っておいた。
最後の曲はなんと!SOSのTAKEさんとSLTの竹善さんをスペシャルゲストにお招きして
と・つ・ぜ・んFall In Love!!最高の盛り上がりの中で3人が歌い回
していくので
もうたまらない!TAKEさんは一生懸命にカンペを見ながら歌っていた。竹善さんは
すっかり馴染んだ感じで(^^)やわらかい歌声で歌っていく。もう大感激。
あっと言う間にスタレビタイムは終ってしまった。


Chage&A""KA 登場。

チャゲさんはひょっこりひょうたん島のトラヒゲみたいな(ふる〜っ)ヘアスタイルカッコいい。
アスカさんは黒のジャケットでびしっときめて流石です。
黄色い声援が前から聞こえてくる。そういうライブはホントにお久しぶりなので
ほぉ〜と思ってしまった(^^)
 ただいま!おかえり!の掛け合いに福岡との強い絆を感じながら、今日の出会いは
偶然ではないんだ、ここまで本当に長い一日だったけど、最後に味わう一体感を
待っててくれとトリに相応しい表現をしていた。
上空を飛ぶ飛行機のライトがチカチカと光り、効果抜群だった。
一昨日まで生みの苦しみで要さんは朝6時まで待機していたというこの日のための曲をやると。
チャゲさんとの衣装といい、キャラといい、被りまくっている要さんが登場!
腰の低いロックバンドのバンマスらしく丁寧に挨拶をしている。
要さん真中でギターを弾き(カッコいい)アスカさん、チャゲさん、要さんの順に歌う・・・
(要さんカンペ観つつ)・・・
チャゲさん「要さん間違えた」
アスカさん「俺が歌うとこ、歌わないでください」
要さん一瞬「・・・」
でも「俺が間違えたことを知っているのは1万数千人も居るこの中でアスカお前だけだろ?」
言うことは間違ってないけどね(^^;チャゲさんは「俺も気付かなかった。皆な時
間ある?」とフォローに入る。
仕切りなおしでもう一度。
(カンペを見ながら歌う緊張した?要さんを見てお願いがんばって〜と前で手をあわせて聞いていた(笑)
SEY YESやYAH!YAH!YAH!を生で聴いたのが初めてだったので
その盛り上がりを体験しててゾクゾクしていた。さすがに5時間。何度も振りをしたので
腕がつ、つ、つらい(^^;



最後に各バンドのメンバー再登場
(TAKEさん、要さん、チャゲさん、アスカさん、竹善さん、スタレビメンバー
だったかな?)
チャゲさんは何が聞きたい?って聞いてくれたけど、MC大王さまの「上を向いて歩こう」の
一言で決まり(笑)
誰が歌っているのか分からなかったら困るので?自己申告制で歌う時には挙手を
してください。素直な大人たちはそれぞれに手を挙げてから歌ってくれた。
チャゲさんは、はぁ〜い!はい!と言った感じで笑いを誘いながら。
時々スクリーンに映るチャゲさんおちゃらけ顔。
分厚いコーラスにそれぞれの個性溢れるボーカルが乗り、もつ鍋のようにいろんな味が
染み出てきて素敵な仕上がりだった。



つま恋と同様、規制退場だった(また最後か^^;)
最後まで氷が残っていた飲み物のお陰で日干しにもならず楽な一日だった。
出口でグッズの販売をしていて、思わずお姉さんと目が合ってしまった(買いそうに
見えた?)
値段との折り合いを頭の中でつけているうちに売れちゃった。
考えていたほどJRも混雑していなくて、香椎駅へ到着。降りるとちょうど特急が止まっていて
300円上乗せして乗ることに。車内で車掌さんに料金を支払いながら・・・
車掌さん「今日はコンサートあったんですか?」
私「はい。海中でいろんなバンドが出演したんですよ」
車掌さん「どんなバンドですか?」
私(一応有名な名前を先に出すか・・・)「チャゲアスとか、、、」
車掌さん「おぉ〜っ。僕も好きなんですよ。いいですよねぇ。」
(調子に乗った私)「スタレビってご存知ですか?」
車掌さん「は、ぁ〜」
私(切符を受け取りながら)「はぁ、で済まされちゃいましたねぇ」と声に出して残念がってみました(爆)
博多の街で美味しい料理に舌鼓を打ち、ホテルへ到着。
シャワーを浴びて出てくると、友人がふと回したチャンネルからはエリザベス女王戴冠50年記念イベントコンサートバッキンガム宮殿がオンエアされていた。
フィル・コリンズ、ザ・コアーズなど素晴らしい歌声を聞いて(ブルーはビジュアル的に注目だわ)
野外コンサートで前列は椅子が用意されているなんてええなぁ〜と楽したいおばちゃん2人のたわ言。
クラプトン登場辺まで見たらしい友人を尻目にお先に失礼〜でZzzzした私だった。

翌日は福岡上空の厚く垂れこめた雲と、帰省ラッシュのせいでなかなか飛行機が飛ばず
空港ロビーはごった返していた。私たち四国の人間は高校野球のテレビ中継に夢中で
ゆっくり見られてちょうどいいや、と呑気であった。四国勢強し!
これで夏イベント参加終了。今年も楽しませてもらいました。
日焼けした時計の跡が消える頃にはまた逢えるんだなぁ〜^^またよろしく。


INDEX