天神からシャトルバスで会場まで移動。1時間弱で着いた。海の中道海浜公園はかなり広い。西口から入って会場にたどり着くまで結構歩いた。どうしても昨年夏、灼熱のつま恋の足取りとダブってしまう。とはいえ日陰はないのに風があったので、しんどさはかなり紛らわされた気がする。プールからのBGMと混ざってリハーサルの音が聞えてきていた。
途中で止められ開場時間が近づくと、向かい側から多分最初から並んだ組の長い長い列が先にゾロゾロと移動して行き、反対側で待機させられている私らの列は区切りのパート2だったようだ。入り口で手渡されたビニール袋の中には各アーティストのちらしなどの他に某大○製薬ポカリスエットのロゴ入り簡易団扇が入っていた。
丸い厚紙に親指1本くらいの穴が一箇所空いたもの。こういうの結構嬉しい。
そうこうするうち何とかオープニングアクトが始まる前に入れた。席を確保した後に、ネットでお馴染みの方々にお会いできたのだが、いつのまにか人数が増えていた。(笑)一番最初の前座はOrangeというバンドが務めていた。ステージはつま恋仕様というか、ステージがあってその両脇に大型ビジョンとスピーカーなどが組んである。
ブロックは当初はDブロックまで予定されていたと思うが、実際にはCブロックまでしかなかったような?!
その後STAR STOCK'02のグッズが記念に欲しいな、と思ってそれらしき長い列に並んだ。やっとこさ順番が回ってきたと思ってよく見たらCHEGE
& ASKAさんのグッズ売り場ではないか!。近くまで来てようやくC&Aをあしらったグッズ類という事に気付く。
人は長い列に並んでしまうという習性があるのか?(笑)見事ハマってしまった私。
折角長い事待ったのだから、青地のマフラータオルを買おうと思ったけど、やっぱりSTAR
STOCK'02のオリジナルグッズが欲しくて、気を取り直して隣の即座に待たずに買える売り場で、白地に紫のロゴ入りのTシャツ(デザインは2種類あり)を購入。
あとは団扇とか青地に白のロゴ入りタオルもあったようだ。
スタレビのグッズは見なかったが、展示してある物には、VOHさんのカレーや柿沼園のお茶、ハレルヤ(レーベル)のロゴ入り布バッグ、バク転君なども売っていた。
それからサイン色紙もどうやらCDかDVD?を買うと貰えたようだった。
昔はCDやビデオを買うと付けていたサイン色紙。最近はやってなかった特典だったので、リマスター盤とか何か買えば良かったかな?と買って色紙を持っている人を横目にちょっと思ってしまった。
エスカーゴは一昨年のスタレビ宮崎ミッドナイトコンサートでオープニングアクトを務めていたので2度目。開演前にお手洗いへと思ったら列が長く待ち時間のBGMで聴いた。
覚えているのは最後の挨拶「次はいよいよメインディシュです」。(エスカーゴさん、ごめん。でもKBC深夜番組『ドォーモ』のエンディングで流れている曲、いいですね)
16:00開演
【1】Skoop On Somebody
TAKEさんが「暑いので、ぎょうさん水取って…」と観客を気づかう関西弁が妙に親身に優しく感じた。かと思うと「暑い?もっと暑く(熱く)したろ」というちょっとドキッとするような台詞もまたかっこいい。
「暑いからリーダーの髪がチリチリになってきた」「そんなんだったらみんなチリチリになってる」なんてトークもあった。
「今日は1万2千から5千位のお客さんだそうで、今までの中で最高の人数です」と言っていたが、歌は流石旨くて人数にも動じないような貫祿さえ感じた。
S.L.T 竹善さんをゲストに迎えての「Amanogawa」は素敵。
だいぶ前に聴いた「祈り」とかそういえばとてもいい曲だと思ったが、今回はメニューになかった。
S.O.S、何とも気持ちいい曲が多くて帰ってきてからCDを買ってしまった。
【2】SING LIKE TALKING
17:05〜
♪離れずに暖めて、は藤田千章さんが一斗缶のようなパーカッション、(もっといい例えが浮かばない)楽器を両手で叩いていたが、あれは何という楽器だろう?いい音が鳴り響いていた。
アコースティックな演奏が心地良い。2曲目で冒頭竹善さんがアコースティックギターをジャカジャカ弾いていたのが印象的だった。
♪10月発売予定のトラックダウンしたばかりだという新曲を特別に披露。タイトルは「クラウン?crown?」と言っていたような。後からメールで教えて貰ったのですが「a
crown」が正解らしいです(ありがとうです)。これは皆さんお得でした。
♪With Youを聴けて嬉しかった。結婚式でよく使われる曲、と紹介。
ラストの♪Sprit Of Loveはコーラスもよくて女性の声が一人入るだけでいい感じになるな〜と思った。MCは「後に大先輩が控えているので控えめにさせて頂きます」と本当に短めだった。
竹善さんの笑顔が画面に大写しになって、にこにこととてもいい顔をされていた。
【3】STARDUST☆REVUE
18:12〜
M1:AMAZING GRACE(ア・カペラ) /*収録アルバム<14,FACE TO
FACE>
M2:夢伝説 /05シングル<03,TO YOU〜夢伝説>etc
M3:今夜だけきっと /09シングル<05,VOICE>etc
M4:Stay My Blue 〜君が恋しくて〜 /シングル<09,RANDEZ-VOUS>etc
M5:木蘭の涙 /シングル<16,SOLA>etc
M6:(エアロ・スミス/「お説教」のイントロ〜※踊る!さんま御殿のエンディング曲)
Goodtimes & Badtimes /アルバム<21,Goodtimes & Badtimes:25,NO
BALLADS>
M7:(ディープ・パープル/「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のイントロ〜)
GET CRAZY(PANIC IN THE ATTIC) /アルバム<14,FACE TO FACE>
☆Mr.ロックン登場(VOHさん、なりきりプレスリー)
M8:と・つ・ぜ・ん Fall In Love /<04,THANK YOU>etc
(with ゲスト S.L.T竹善さんとS.O.SのTAKEさん!要さんも含めて歌い回し) |
ステージ下手からVOHさん、岡崎さん、寺田さん、要さん、柿沼さん、添田さんという立ち位置で前に出て来て並ぶ。
♪AMAZING GRACE〜と要さんのア・カペラ第一声に会場から「ふぁ〜」という感嘆の声!さらにコーラスが重なると、またもや「ほぉ〜」という歓声。これは嬉しかった。
「何だか訳分かんない事になっています」こんな台詞、何度かこの後も聴いたので要さんもかなり興奮気味だったよう。赤いエレキギターを抱えた要さんの衣裳はカーキーのタンクトップにオレンジのシャツ。手首には黄色で白のロゴ入り(KBC?)リストバンド。
♪夢伝説のイントロはStyleツアーではコーラスから入ったが、この日はシンプルに昔のアレンジ、ベンベン…という耳慣れた音から始まった。
♪今夜だけきっとは、添田さんのピアノがポロポロンと奏でられ要さんの生声から始まり楽器が乗ってくるというパターンだった。
3曲演奏後、MCに入るぞ!という体勢でギターを置く要さんを見て思わず笑い声が。「ライブ見にきて体壊したなんて事になったら俺達もいたたまれないから、自分の体は自己管理するように…」という声もかけつつ「盛り上がってるか〜」とか「CHEGE
& ASKAが見たいか〜!」「お〜っ」「俺等も見たい」とかやたらにCHEGE &
ASKAをアピールというかスタレビの身を削って切り売りするかのようなのMC(笑)に、観客も受けていてすでに要さんのペースに。
「気持ちいい風も吹いてきて、、吹きすぎだよ!」という一人突っ込みには笑った。
1曲目ア・カペラの時くらい風も飛行機も一時止んでくれたらよかったのにと思った。
「一蘭のラーメンを食いながら聴くといい」という地元ネタも入れた曲紹介で♪Stay
My Blue
♪木蘭の涙 を歌い終って「この曲知ってる人?」という質問に「は〜いっ!」と手がバーッと挙がったのを見て「ほっとしたよ」という要さん。
「そろそろライブも早くも後半戦となりました」というと会場からは「え〜っ!!」という声と、拍手とが。
「拍手されると複雑だ、でもえ〜っと言われると嬉しい。もの足りないという方はCDを販売しています。普通は店でも見かけない。スタレビのCDを見つけるのは、夜空に浮かぶUFOを見るくらいに珍しい」と、販売促進も忘れない。
「今日の出演者の年長者はチャゲアスとうちのベースの柿沼がいる。昭和の半ば生まれ…そんな事はどうでもいいが」何でこの話になったのか思い出せない。
バンド名が4組とも長くMCも長いとかいう話や今日はKBCのTVカメラが入っているという話から他局だけどRKBでやっている要さんの番組「LIVEやろうぜ!」に、SING
LIKE TALKINGもSkoop On Somebodyも出てくれた。チャゲアスだけが出ていない。鼻にピノキオのように手を当て「これ(天狗)になってんじゃないの?いつか引っぱりだしてやる」
こういう事言えるのも長年の付き合い故、親密度が伺える気がする。
後半エアロスミスやディープ・パープルのイントロのみカバーしてオリジナル曲に入っていたが、折角ならもうちょっと歌ってみてくれたらな〜と思った。著作権料の関係でイントロのみになったとか?(笑)
スタレビの振り付けにもみんな手を動かしていた。流石にジャンプの曲で飛んでる人はスタレビファンかな?と見分けられたが。♪GET
CRAZYのタイミングもちょっと微妙だし、初めて聴く人は飛びづらいよね、きっと。
Mr.ロックン(白いツナギの衣裳に袖に長いフリンジがついている)の、なりきりプレスリーを見れて良かった(笑)まさか短いステージ中に、これやってくれるとは思わなかった!ロックンが登場した時、普通に「かっこいい〜」とか聞えてきてあのオチが待っているとは知らない方は思わなかっただろう(笑)でもツッパリ頭のひさし部分をビヨ〜ンと(ゴム付き)延ばしてみたり、徐々に『あれ?!』てな感じでネタの演出に気付いていったようでスタレビのこんな一面も、初めてのお客さんでも楽しめていたと思う。
♪と・つ・ぜ・ん Fall In Loveでのセッションは、思いがけず楽しめた。このメンバーなら洋楽の聴かせる曲あたりをやってくれるかな?と思ったが予想外だった。
スタレビの歌を他の人のアーティストの声で聴くというのもオツなもので、嬉しい。スタレビが袖に引っ込んだ後は興奮覚めやらぬ声があちこちからざわついていた。
夕暮れ時で、ステージ後半から太陽が雲に陰っていて、歌い終った頃は完全に日没だった。
【4】CHAGE&ASKA
19:29〜
ステージに登場するや、もの凄い歓声。Aブロックの端側から黄色い怒涛の歓声が「きゃあぁぁぁ」と上がり、スタレビでは聴いた事がない類の歓声に、妙に感心してそれと共に盛り上がりにも圧倒されてしまった。
流石に地元の方も多いのか盛り上がりも大変なもので、しかしスタレビで踊り飛んでハネてしまった後で、私はちょっと疲れ気味だった。みんな元気だなぁ、振りもすごい揃っている。チャゲさん「さっきプレスリーも出てたけど…林家ペーかと思ったよ」と言われていたVOHさん。
前半部分で要さんが呼ばれ、CHEGE & ASKAと合作の新曲♪披露!
要さん登場に会場も沸き、同時に笑いも起こる。バンドの方々に腰をやたら低く折り曲げ文字通り、平身低頭に丁寧な挨拶をしているし(笑)。
飛鳥さんが「暑い中長い事待っててくれて、もうちょっとだから…」とお客さんに掛ける言葉が優しくキマっていて二枚目なのだ。そんな事もあり、要さんが登場すると
「チャゲと俺、かぶってないかい?どうせ俺達は飛鳥にはなれない」と言った言葉が、ちょっと負け惜しみのようで、余計可笑しかった。
先程のスタレビのステージ中MCでもちょっと触れていた"本日の隠し玉!"タイトル『海の中道』?とか※問い合わせはBEAへ(笑)、とか言ってましたが新曲には、さてどんなタイトルが付くのでしょう?!CD化実現しそうですがはたして?。
『本邦初公開!』の新曲、聴いた雰囲気では曲調は、飛鳥さんテイスト?かも。生みの苦労があったようで「朝6時まで詰めていて、もう(曲創りを)投げてくれよと言ったが、飛鳥は投げないんだ」飛鳥さん曰く「2番の途中まで出来た」と言ってたようだけど
未完成とはいえ2コーラス歌われて、要さんが飛鳥さんが歌うパートの歌詞?まで歌ってしまってテイク2だったけど。要さん「今のがイントロ」と、言い訳。
飛鳥さん、チャゲさん、要さん、戻って飛鳥さんと出だしを歌い回していたけれど、要さんが飛鳥さんのパートまで歌ってしまったのかと思ったら、飛鳥さんが「俺のとこまで歌わないで…」と言ってて、「飛鳥が言わなきゃ分からない。俺の歌詞って言ったもんな〜」と要さんが反撃。2度目には、無事歌い終って、要さん「お粗末でした」と退散。♪だんだん?!…というような歌詞が耳に残るポップな曲調だった。間奏で要さんは気持ちよくギターを弾いていて、ラスト近くで確か飛鳥さんがハーモニカを吹いていた。
飛鳥さんは「必ず完成させます」と約束。そしてぼそっと一言。「すごいな、ぶっつけに強い」
♪SAY YES(ちらっとTVで見たけど氷川きよしさんも自分のコンサートでこの曲を歌ってました)とか♪YAH
YAH YAHとかもやってくれて思わず拳を突き出していた。聴き覚えはあってもタイトルがすぐ出てこない曲が多くて、でも聴き覚えがあるというのはそれだけ曲の認知度もそれからネームバリューも拡いという証しだよねえ。
ラスト全員(オープニングアクト除く)登場。S.O.S3人、S.L.T3人、スタレビはサポート2人含む5人、そしてCHEGE
& ASKAの2人の総勢13人(だったと思う)
ア・カペラをみんなでやろうという事で、客席に一応募ったリクエストにちょっと応えて「森のくまさん」をチャゲさんと客席とで掛け合う一面も♪
気を抜くと、話がどんどん長びきそうな要さんに向かって、チャゲさんが「長いっ!」と喝。ようやく歌へとこぎつける。でも気持ちは同じ。まだ終りたくない〜〜。
♪上を向いて歩こう(ア・カペラ,歌い回し)ソロで歌う人が挙手にて自己申告制。でないと誰が歌っているか分からないからだと言っていた。歌う順番は
飛鳥さん→根本 要さん→チャゲさん→佐藤 竹善さん→TAKEさん…。 カンペの紙を見ながら歌っている人もいた。途中バラードのア・カペラだというのになぜか手拍子が起こってしまい、『ひえ〜っ勘弁して〜!』と思ったらどうにか消えたのでほっとした。
最後は要さんのドリフの最後、カトちゃんの挨拶のような台詞で締め。
拍手がアンコールの手拍子に変わっていたが、無常にも時間の都合でスタッフからの終りを告げるアナウンス云々があり規制退場の注意や帰りの案内などだった。
アーティスト間の楽器入れ替えのBGMにはビートルズのYesterdayのカヴァーがずっと(他にも違う曲がちょっとかかったけど殆どこれ)インストだったり女性だったり男性だったりで掛かってました。ステージ前方左には、半月より少し膨らんだ九日月?、右手には太陽が出ていて、頻繁に飛行機が視界を横切っていくのが見えてこの風景も野外ならでは。スタレビのア・カペラの時、強風で飛行機も飛ぶという、これはちょっと気の毒。でもめげずに会場を一つに惹き付けていたと思います。
開演前に、前に詰めるようスタッフから要請があり(反感も買いかねない少し後味の良くない言い方でした)、その後人が詰めてきて「これでもきつきつなのに…」とか言っている人もいたし、横からいつのまにか割り込んできている人もいて、何だかな〜と思ってしまいました。もう少し何とかならなかったものか、、とちょっと苦言でした。
あんなに晴れていたのに帰る頃には雲が空一面に広がっていました。
CHEGE & ASKAが登場すると黄色い歓声が怒涛の如く響き、流石に地元出身だけに盛り上がりも最高潮。背伸びしてもステージが見えにくく双眼鏡も役立たずという状態。これならかえって後へ行って見ればよかったかも?と後で思ってしまいました。
4組のアーティスト、MCは控え目に歌ってましたが、要さんはやっぱりよく喋っていました。歌も喋りも時間の制限もなくてほっといたらきっと朝まで大丈夫。
以上簡単に書いてみました。また思い出す度にレポートも加筆していくかもしれません。1週間位経った頃が読み頃かも?!(笑) |