up date 03.12.23
'03  STARDUST REVUE LIVE ENTERTAINMENT TOUR "Heaven"
Heaven

サポートメンバー岡崎 昌幸 氏(guitar,keyboard,chorus…): 添田 啓二 氏(keyboard,chorus)※名前に各関連サイトリンク
2003年12月16日(火) 宇和町文化会館(愛媛) 52公演目
開場:18:00/ 開演:18:30


  • 主催:宇和町文化会館/EBCエンタープライズ
  • FM愛媛/デューク
  • 企画制作:ラプソディ/ランデブー
  • 協賛:POCARI SWEAT
  • *レポート:みかんさん(ありがとうございます)

    ※御注意
    ▼思いっきりネタバレしてますので、これから参加の方は
    読まない方がよろしいかと思います。

    セットリスト/収録アルバムほか
    プロローグ:Heaven(Acappella/SE)
    M01: Single Night /シングルほか
    M02: Step by step /シングル、Heaven
    M03: Get Up My Soul /シングル,Ladies & Gentlemenほか 
    M04: クレイジー・ラブ /シングルほか
    M05: One Night Rose /RENDEZ-VOUSほか
    M06: Joanna /シングル、Heaven
    M07: ルイジアナムーンが輝けば /Heaven
    M08: My Pride, your pride/シングル、Heaven
    M09: Stairway To Heaven (Led Zeppelin)
       ◆日替わり(Heavenなカヴァー曲)
    M10: Let's call it“LOVE” /楽団
       ◆日替わり(打ち込み曲)
    M11: トワイライト・アヴェニュー(Acappella)/SUPER DONUTSほか
    M12: 木蘭の涙/シングル,ほか
       ◆日替わり(隠れてしまった名曲シングル編)
    M13: 追憶 /シングル,ほか
       ◆日替わり(誰も知らない名曲アルバム編)
    M14: デェラ・シエラ・ム
    M15: 夢伝説 /シングル,TO YOU〜夢伝説ほか
    M16: Smiling Face /FACE TO FACE
    M17: NO! NO! Lucky Lady /Goodtimes & Badtimes
    M18: 電光石火で引き分け主義 /Heaven
    M19: Northern Lights -輝く君に- /シングル,In The Sun ,In The Shade
    M20: Heaven /Heaven

     アンコール
    M01: SILENT NIGHT(ハンドベル)〜WHITE CHRISTMAS(Acappella) /DEVOTION 
    M02: Beat に愛を込めて /Ladies & Gentlemen,NOBALLADS
    M03: Goin' Back To 1981 /Brightest!,FACE TO FACE
    M04: 今夜だけきっと シングル,VOICEほか 

     <南予にきちゃんなはいライブ^^>

    前日のストリートライブの興奮も冷めぬまま、午前中の仕事をソツなくこなし^^
    午後3時頃に迎えに来てくれた友人の車に同乗して
    国道55号線を突き抜け(笑)
    もう一人の友人を途中で拾って伊予ICから南予へ向けて高速を走る。
    高松までの高速道路も空いているのだが、南予はもっと空いている(^^;
    前後に車は走ってない時間が多い。貸切かも(大丈夫か)
    年末に帰省する折でもこんな感じ。知事さんが今日も東京に高速道路延伸を
    陳情に行っているらしいがこれ以上必要なんだろうか?と疑問に思う。
    愚問であろうか。まっライブにはかんけーねーな(笑)

    今日の公演場所、宇和町文化会館。主人の知り合いが会館設立当初からの
    職員で、施工された折に内部を見せてもらったそうだ。
    (職業柄建物関係には興味がある人なんで)
    木材をふんだんに使い、ステージが割合と低めなんだそうである。
    今回(も^^;)毛穴席なので、首が痛いかな?と不安だったが
    たぶん大丈夫だろうと主人。
    10年前程度の新しい会館だが歌舞伎仕様で、花道があることも聞いていた。
    ふふっ、なんだか嬉しい予感。愛媛のいよかん良い予感♪(爆)
    高速を降り、そのまま南進。宇和町に入り、会館手前の『山田屋饅頭』本店に寄る。
    ここのお饅頭は小豆の味が違う。
    とても上品で味わい深いお饅頭。高級感漂う店構えは流石である。
    確か?東京にも支店を出しているはず。竹内まりやさんが大好物、、、という話を
    友人から聞く。へぇ〜〜〜〜(笑)
    もしかしてMCネタに出てくるかなという浅ましい考えもあったのだが。
    とりあえず家族への土産をまずは確保。

    予定の1時間半で無事に会館到着。車を駐車場に置いてから腹ごしらえをする。
    なんせ小さい町である。食事をする場所を見つけるのも一苦労~.~
    会館近くの超有名うどん屋「いけだ」第一候補であった。でも・・・・まーたうどん
    かぁ〜(^^;
    国道を挟んで向かい側は人通りも寂しい(爆)宇和町商店街。
    友人たちと、とぼとぼと歩きながらめぼしい店は無いか?と歩き回る。
    一軒のすし屋さんを発見。何でもいいから食わせろ〜〜とばかりに
    飢えた顔をして交渉してみた。何とかOKを取り付けようやく一息つく。
    握りは出来ないが海鮮丼ならすぐに作ってくれると朴とつな感じのオヤジが一人。
    4人がカウンターに並ぶ。
    ざっと見渡して一言、あんたらここの人間やないね?と言われる。(お見通し)
    今日は何があるん?と聞かれ、会館で催しものがあるんよ〜とそれとはなく
    リサーチ。あぁあぁ〜と何かあることは分かってる様子だったが
    それ以上は言葉が出てこなかった(寂)
    何故か今朝のめざましテレビの話になり(宇和町からの中継だった)
    夕べからテレビ愛媛のスタッフは宇和町に来ていて、夕べはオヤジのこのお店で
    宴会だったんだそうである(奇遇!)
    アナウンサーの女の子がこの日で番組降板と言う話。オヤジは前日に彼女の口から
    聞いていたそうである。辞めても頑張るんやでーと声をかけてやったんだそうだ。
    はぅ〜やっぱし南予の人間はあったかいのぉー(^^)
    オヤジのすし屋は4代続いているらしい。今日はじいさんも息子も釣りに
    出かけていてオヤジはすでにビールでかなり出来上がっていた^^;
    採れたての新鮮な魚がのった海鮮丼はシンプルだが美味であった。オヤジらしい感じ。
    昼食も摂っていなかった私はお腹に染み渡ってがっついて食べてしまった。
    食べっぷりに気をよくしたオヤジ。珍しいものを食わせてやる!とニヤニヤしながら
    なにやら作っている。皆が怪訝そうな顔の中、南予は第二の故郷の私、ピン!と来た。
    「フカの湯ざらし」小さなサメの湯引きを辛し酢味噌で食べる南予の名物。
    美味いなぁ〜ホントに美味い。お正月に帰省した時には私だけのために
    義父はこれを必ず用意してくれる。大好物をライブ前に味わえたのはラッキーだった。
    他にも柚練りと呼ばれる酒の肴を出してくれたり、柑橘の扱いの違いなんぞを
    たっぷり聞かせてくれた。時間が押してなければもっとゆっくりオヤジの相手を
    してあげるんだけど(笑)
    また来いよっ!とあったかい笑顔で送り出してくれたおやっさん。
    このおやっさんに会いたいんでスタレビさ〜ん、また宇和でライブよろしくで〜す!!

    開場になった会館に入る。こじんまりした綺麗な会館だ。
    辛いカレーが大好物の主人のためにVOHさんのカレーを購入する。
    饅頭やらカレーやらバッグの中は食べ物だらけだ(^^;


    さて。今夜も毛穴席(^^)椅子が取り外し可能な感じでパイプ椅子に近い感じ(苦笑)
    ↑これは前列7〜8列分くらい。
    岡崎さんサイドの一列目だ。上手には例の花道。これをどう使うんだろう?ワクワク
    ポカリの電飾も居場所がいい具合に(笑)置かれてある。
    平日、しかもはじめての南予。2階席はかなり寂しい。さっきのオヤジ誘惑して
    くればよかったなぁ〜(苦笑)
    どれくらいの方がリピーターでどれくらいの割合で初めての参加の方なのか?
    一曲目の盛り上がり、歓声を聴いて安心した。私たちみたいな人が多いかも(^^;
    要さんは演奏しながら口元を上げる癖(嬉しいときによくやる?)が何度も出ていた。
    その笑顔を見るとたまらなく幸せになれるんよねぇ〜今日のライブもいい感じ。

    3曲一気に演奏し終わり、前回の松山ではなかったMC。
    客入りの曲紹介をしてくれた。
    どの曲にも「Heaven」というタイトルまたは歌詞が使われている曲ばかりを
    セレクトしているんだそうである。毎回この客入りにはかなり気を使っていて
    全てメンバーが考え、作成したものを持ち込むらしい。
    誰のライブかは伏せておくがこれから聴くだろう〜という自身のアルバムの
    曲が流れていたのには興ざめしてしまった経験がある。そりゃないやろ〜。
    生で聴く日にCDは聴きたくない性質だもん。

    【お待ちかね(?)のイタココーナー】
    クラプトン、ブライアン、に続き、今夜は一番聴きたかったZEPのナンバー
    まずは降臨させねばならないが、要さんZEPを降ろしちゃった?
    マイクを通さない声も毛穴席には聞こえてくるんだけど
    柿沼さんが「えっ〜?!ZEP??」とつぶやきツッコミ(笑)
    バンド全員降ろしてきたらどうなっちゃうのぉ〜
    ロバート・プラントが無事に降りてきて(最初はロバさんが降りてきたみたいだ)
    岡崎さんとのギターの絡み具合も絶妙で、とぉ〜ってもかっちょいいロバートさんだった。
    本家聴かなきゃなんねーべ(^^)

    【またまたお待ちかねの(?)ゲストのコーナー】
    この方本当に遠方からお越しの方だった。
    東予(前回丹原でライブがあった地方)からご夫婦で参加された方。
    (じゅみましぇ〜ん。お名前忘れました)
    このまんま結婚式に参加してもおかしくないようなバシッと決めたスーツ姿の
    おじさま。前日のFさんと対照的な饒舌な司会好き?なおじさま。
    流石の要さんもタジタジの様子。

    クラビオラが目の前に設置され、LET'S Call It Loveの演奏。
    事務所の社長が後ろで聞いているような?^^;そんな感じのおじさま。
    スタレビの演奏はいかがでございましたでしょうか?
    プレゼントコーナーもゲスト主導で進んでしまった。
    まずは要さんのマイクの下に転がっていたピックをくれ!とのたまう。
    マイクを持つVOHさんの横でプレゼントの品一つ一つにあれは何?と
    質問攻めの様子。添田さんがおじさまの名前に「○○っちゃん」と言っていたのが
    大受けだった。
    どれがいいですか?の問いに、奥さんに聞いてみないと分からないと言うことで
    要さんが「おくさぁ〜ん、どれがいいですかぁ〜」と2階席に問う。
    奥さんが「ぱんふれっとぉ〜〜〜」と響く声で応えるという始末(笑)
    んもうーメンバー苦笑の連続。
    一人一人に握手をしてもらうのだが、「固い契り」でも交わすつもりか?
    ぎゅーーっつと握ったようで、またしても柿沼さんの声「い、いたい」
    手をさすっているんだもん(爆)
    さっさとお席にお戻りください(笑)で、なんと花道ピースサインで通って帰るおじさま。
    ここでも要さんのマイクをぶん取り「宇和町のみなさ〜ん、スタレビをどーぞよろしく」と
    演説ぶち上げ。もうやられっぱなしであった。

    初めての会館。この会館の壁に俺たちの音が染み込んでいくのかと思うと感慨深いと言う要さん。
    この町もご多分に漏れず合併を控えている。
    また合併で町名が変わったらライブを演りに来ます!と宣言してくれた(喜)
    初めての宇和でのライブ。
    普段このコーナーではシングルとアルバムからの選曲で隠れた名曲を演奏するのだが
    お初にお目にかかりますということで、挨拶がてら、有名だろうというシングルからの
    2曲を。
    これを知らない〜と言われてしまったらもう全滅です、だって(笑)
    ♪木蘭の涙
    ♪追憶
    Heavenツアーでは聴けない曲が聴けてお得感^0^
    曲紹介ですごい歓声!!
    演奏後に要さん、、、「アハハハハ^0^サクラばっかりでしたねぇ〜」だとぉ^^
    ひでぇ〜よぉ〜(笑)

    ギターソロで目の前に何度も来てくれる要さん。
    今まで感じたことの無い気分。
    それはね・・・・走る度に香水の匂いがっ。
    香水になんて興味ないと勝手に思い込んでいた私。意外だった。
    汗のニホイを打ち消すため?(爆)
    とぉ〜ってもよさげな香りでござった。香る度に鼻ピクピクさせてしまったぜぃ。
    目に見えない音楽に酔い、目に見えない匂いにも酔い(笑)
    あぁ〜〜〜毛穴席の特権じゃ〜グフフ。(すんまそん。下品で)

    何の曲だったか?ピックをひょいと一列目のど真中で見ている方めがけて
    投げてくれていた。私の二つ隣の方だった。ピック運はついてないなぁ〜しょぼん。

    本編最後のノリノリの3曲は参加人数少ないにも関わらず大盛り上がりで
    大きなキャパにも決して引けを取らないものだった。
    エンディングが近づいてきていることを感じながら今の瞬間を精一杯
    楽しんでやろうという運命共同体(笑)な一体感を味わいながら
    気持ちのいい汗をかけたと思う。

    Heavenを身じろぎをしないで聴き入っていたという友人の席の前で参加していた
    宇和島水産高校の犠牲者のご両親。
    歌詞を改めて聴いて胸に迫るものがあった。
    私は彼らが育てた宇和島真珠で作ったネックレスを首にする度に彼らのことを思い出す。

    ECでは・・・やはりやってくれましたがな。
    花道から堂々の登場!北埼玉ハンドベル協会。
    よっ!日本一!の掛け声がかかりそうな雰囲気^0^
    ♪夢芝居のイントロ流しても面白かったかも(おぃ)
    地方色豊かなライブだーっ。

    Goin’ Back To 1981では♪宇和〜と連呼してくれて
    この町にもまたきっと帰ってきてくれることを予感させてくれた。
    松山は世界一!と言ってくれた。宇和は日本一。世界一になるまで
    がんばろうなぁ〜^0^

    ♪今夜だけきっと
    染みてくる。じーんと染みてくる。今年最後のスタレビの曲かと思うと
    やっぱりちょっと寂しい。
    人は死ぬためにこの瞬間を生きていると言うが、出会えば必ず分かれの時がやってくる。
    夏のテアトロンでこのライブ告知を知り、暑い夏を通り越して
    冬に再会できる幸せを感じながら過ごしてきた。
    たかだか半年振りとは言うもののスタレビの音楽に会える嬉しさは言葉では
    上手く言えない。
    毎回遠足前日の子供のようにはしゃぎ嬉しくて眠れない。
    ライブエンターテイメントショーを繰り広げてくれる彼らのパフォーマンスに
    酔いしれる時間がこの上もなくいとおしい。
    極上の音楽に極上のMC(笑)

    さて。今度はどんな驚きを私たちに見せて聴かせてくれるのか?
    早く早くとは思わない。
    じっくりと練り上げて、最高の品質で私たちを楽しませてくれるその「時」まで
    待ちつづけるつもり。

    ライブ後は凛とした宇和の冷気の中、数こそ少なかったが
    星が瞬いていた。
    また来よう。この町に。^0^あのオヤジの笑顔に会いに。^0^


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