up date 03.6.15 (〜以降、思いだし考え出し尋ね聞いては加筆修正してます:苦笑)
'03  STARDUST REVUE LIVE ENTERTAINMENT TOUR "Heaven"
Heaven

サポートメンバー岡崎 昌幸 氏(guitar,keyboard,chorus…): 添田 啓二 氏(keyboard,chorus)※名前に各関連サイトリンク
2003年6月10日 鹿児島市民文化ホール(第一)
開場18:00 開演18:30

*レポート:苑生

※御注意
▼思いっきりネタバレしてますので、これから参加の方は
読まない方がよろしいかと思います。

セットリスト/収録アルバムほか ・・ライブチケット→ チケット
18:42 プロローグ:Heaven(Acappella/SE)
M01: Single Night /シングルほか
M02: Step by step /シングル、Heaven
M03: Get Up My Soul /シングル,Ladies & Gentlemenほか 
M04: クレイジー・ラブ /シングルほか
M05: One Night Rose /RENDEZ-VOUSほか
M06: Joanna /シングル、Heaven
M07: ルイジアナムーンが輝けば /Heaven
M08: My Pride, your pride/シングル、Heaven
M09: Stairway To Heaven ( Led Zeppelin)◆日替わり(Heavenなカヴァー曲)
M10: 季節を越えて /ONE & MILLIONS,LOVE SONGS◆日替わり(打ち込み曲、カラオケでコーラス)
M11: トワイライト・アヴェニュー(Acappella) /SUPER DONUTSほか
M12: 追憶 /シングル,Brightest!◆日替わり(隠れてしまった名曲シングル編)
M13: 夕暮れのスケッチ /シングルC/W,TO YOU〜夢伝説◆日替わり(誰も知らない名曲アルバム編)
M14: 夢伝説 /シングル,TO YOU〜夢伝説ほか
M15: Smiling Face /FACE TO FACE
M16: NO! NO! Lucky Lady /Goodtimes & Badtimes
M17: 電光石火で引き分け主義 /Heaven
M18: Northern Lights -輝く君に- /シングル,In The Sun ,In The Shade
M19: Heaven /Heaven

21:21 アンコール
M01: Beat に愛を込めて /Ladies & Gentlemen,NOBALLADS
M02: Goin' Back To 1981 /Brightest!,FACE TO FACE
M03: 今夜だけきっと シングル,VOICEほか
21:47


前日に梅雨入り発表が出されたライブ当日。天気予報も『曇り、雨』を予想していたのに、当日は青空が広がり、雲も浮かんでいる。今日は私の初「Heaven」ライブ!あ〜とうとうきたな、この日が!というワクワク感で朝から、いや数日前から落ち着かない。
平日という事もあり、客足はぼちぼち。開場前になると流石にロビーが人で溢れる。どこに隠れてたんだ?この人達?、って毎回思ってしまう。
開場後、狙っていたグッズを実物を吟味しながら無事購入し、中に入ると丁度♪Stardust Melody With Play To You〜?(歌詩は不確かです)のフレーズ。曲で言えば「TO YOU」かな?。続いて、エリック・クラプトン「Tears In Heaven」が流れていた。先程の「TO YOU」が、洋楽の曲間ごとに使われていたような?。流れていた曲はレッド・ツェッペリン「Stairway To Heaven/天国への階段」、ボブ・ディラン「Knockin' On Heaven's Door/天国の扉」などなど分かった曲だけ順に並べてみた。ほかにもブライアン・アダムスの「Heaven」とか、女性の声で知ってる曲があったけどタイトルもアーティスト名も出てこない。(※追記♪分かったぞぃ。ただしヒントがなけりゃ無理。ここでこっそりありがとう。「♪Heaven Is A Place On Earth」by Belinda Carlisle/ベリンダ・カーライルだった。これ昨年くらい?車のCMに使われてたようで、だから耳に馴染んでいたんだ〜と納得。 )
少ない手持ちの洋楽CDだが、スティーヴィー・ワンダーの「FIRST FINALE」というアルバム収録の「HEAVEN IS 10 ZILLION LIGHT YEARS AWAY」というHeavenのつくいい〜曲があるけど、これはリストには入ってなかったようだ!?

開演18:42
予定より少し遅れ、客電がフッと消え会場が暗転する。Heavenの分厚いコーラスが流れる中、暗幕が上がり左袖からメンバーが一人ずつゆっくり登場。うす暗い中、最初がVOHさんで、最後は要さん。登場しながら、脚を顔近くまで高く振り上げながら歩き、腰をフリフリノリノリしてみたり。最初からノッてるね!(笑)
シンセサイザーの演奏から自然な流れの聞き慣れたイントロ!歓声と拍手がおこる。
♪Single Night
つま恋以来のこの曲を聴けて私しゃあ嬉しい!
昔はとても切なすぎて、嫌いではないけど好んでいつも聴くという曲ではなかったのに、今聴くと染みてすんなり聴けるようになった。迷彩柄を色抜きしたような照明が、会場後方天井を照らす。
前の方だと分からないが、この天井を照らす照明はきっと2階席とか後ろからだと、自然に見える。もし前の席だと後ろを振り返るか、首をのけぞらせなければいけない(笑)。いや、それ程前の席ではないのは確かだが負け惜しみではないよ。実際、楽器の音が例えば岡崎さんのアコギの音色とかとてもよく聴こえる場所だった。以前どこでだったか?岡崎さんのギターが聴こえにくかった時があり、要さんも最近のラジオ番組で『ジェフ・ベックを観に行き前の方の席だった時、ギターが生の音もスピーカーからの音も聴こえなくて悔しかった』と言ってたけど、そういうのってあるんだなと思った。しっとり聴いた後は
♪Step by step
客席総立ちになり手拍子。照明は丸く形どったものが先程と同じく会場後方の天井に映し出される。振り付けがあるのか?と思ったけど無い。添田さんのウキウキするような弾けたメロディのピアノ音が、CDではラストに入るがライブだと、始めから聴けて希望どおり。って要望を出していた訳じゃないが(笑)。
この曲は16ビートだとご自身のラジオ番組内でも解説していたが、速いのか?なんだか息つぎが難しそう?なところもだけど、忙しそうな要さん、あと3人位ほしいような。ワンコーラス目ではちょっと唄が走り気味な箇所があって、そのあたり含めて全体的にみて粗っぽい印象に聴こえたのかもしれない。それともバランス?そういう意味では、もっともっとパワーアップしそうな曲だと思う。
(何と言うか会場を巻き込んでのもっと凄い拡がり方を勝手にイメージしていたので。)

♪Get Up My Soulでは振り付けが以前のものと少し変っていて、基本的には似たような形だけど、左から右へ3回両手を振り(ちょいと速い)、胸元から両手をくるっと振り降ろすというもの。これは途中部分では特に感じたが、ちょっと振りとリズムのマッチがどうかな〜?と思った。絵にすると

【1】♪Wow  Wow   \(^o^\)(/^o^)/ 手は開いた状態で手の平を前に向け、左から 右に速目に動かす
   このワイパー状態をセットで3回繰り返し
 (最初の入り方がミソで、♪Wowを待っていると出遅れるので、御注意)
【2】♪Wow  (m^_^m)  胸元から両手を手前から向こう側にくるりんと
【3】♪Wow  (。^_^。)   振り降ろす感じ。

 ・拳を振り上げるポイントもあります。
※これは進化しそうな気もするので振り付け講座にはUPは今の所しないでおきます。 
(Styleツアーからこのパターンに変ったらしいですが、定着しなかったそうです。Mさん、教えて下さってありがとうです。)

要さんの開口一番は「サンキュー!鹿児島〜。帰ってきたぞ〜」。
今日のテーマは"コール&レスポンス"。「行くぜ〜」 客「イェ〜イ」これを繰り返した後、「これがコール&レスポンスです」。そして要さんと客席との掛け合いへ。
「スターダスト」「レビュー」*「急がば」「回れ〜」*「チャゲアンド」「アスカ〜」*「浜崎」「あゆみ」*「アントニオ」「猪木〜」*「西郷」「・・・・?!」私は「輝彦〜」と叫んだけど、「いろんな名前が出た」らしい。西郷とくれば隆盛というべきだったかな〜?最近TVで西郷輝彦さんが出てたので咄嗟に出てしまった(笑)。
「ポカリ〜」「スエット」ときたところで
今回も協賛があり「ポカリスエットご進呈〜!」と言うと会場も盛り上がり、ステージ両脇に設置されたポカリスエットのロゴ入りスタンド電光看板がチカチカと点滅してアピール。おお、パトランプが無くなったかわりに看板かい?。MCが長くなるともしやこの看板が合図するのか?なんて事はなくて、灯りは消されたのだった。
(帰りにはステビアの200mlペットボトルを戴きました。ありがとうございます。ここは丁寧語)

♪クレイジー・ラブでは曲前に「モンキーダンスでLet's Go!?」と要さんが煽っていたようだけど、ステージがやらないと、客席もやりづらいのかモンキーダンスはやってない。もしかして若い人も多いので、モンキーダンスを知らないとか?(笑)。
 後にどの曲だったか忘れたが、メンバーが前に出てきてモンキーダンスをやっていたっけ。(ん?でもこれ以外の曲でモンキーダンスやるような曲ってあったっけか?自信なくなってきた)
途中の間奏で、要さんのギターソロをやっていて空いたヴォーカルマイクで、岡崎さんと柿沼さんが前に出てきて顔を見合わせ、唄っていたコーラスが、ムード歌謡のWA WA WA WA WA〜みたいで面白い。

♪One Night Rose、ここできたか!。耐え切れず、セットリストを見てしまってはいたが、順番ははっきり覚えていない。
三谷さんが抜けてから一度も演奏されなかった曲。嬉しい〜。出だしが一瞬「流星物語」かと思ったくらい、不思議と久しぶり感がなくてすんなり聴けた。
それまで紺色のギターを使っていた岡崎さんが、12弦ギターを使って弾いていた。
扇風機のファン部分、正確にはカバー部分、のような丸型な照明。(例えが変か?)。
照明も気になるし、唄も聴こうと欲張るので何か気ぜわしい。結局肝心なとこを見落としてたりするかもしれない?!
もう後がないつもりでこのライブに臨んでいるので、やはり詳細に目に耳にとどめておこうと思うのだ。

結構ノリノリ曲が続いてそろそろ座りたい、と思っていたら「…『まだ座らせないの?』という顔をしている」とズバリ要さんに言い当てられ、着席を促される。今回一旦立って座るまでがちょっと長い。

【Heavenからドッドッドッ、と3曲を紹介】

【MC】アルバム『Heaven』について最近の嘆かわしい時代背景、情勢なども織り交ぜながら、出来上がるまでの真摯な想いをからめて語られる。
初回限定盤にはDVDが付いている。きゃべつ買ったらトンカツがついてきた、ポカリスエット買ったらコンサートがついてきた、という位お得なおまけ、というのを力説。
「ジャケットは修正に修正を重ね、しかもサングラスに映っているのは梅干しじゃない、地球。月に行って撮ってきたよ。うさぎさんにもお逢いしてきた」
まずは「Joanna」のタイトル紹介で「気を使ったような拍手、、」と言われた客席。再度、Joannaと言った途端、大拍手となり「すばやい反応だ」と誉められる。
調子づいた要さん、「ジョ」拍手(パチパチ)。「ジョ、プリン」なんて言っても大拍手(笑)。遊ばれているなぁ。
さらに、「ルイジアナムーンが輝けば」と言うと、これまた即、大拍手(みんな本当に素早く判で押したように揃っている)。
これには要さん「学習するねぇ〜」「学習するねぇ」と2度も呟いて感心していた。
 「いろんな街に行くけど拍手のうまい街がある。この街は拍手がうまい」と言いおいて
「拍手がうまいって心が裏腹なことが多い。N○Kの公開放送みたいな顔は動かず手だけ拍手してるような、テレフォンショッピングの拍手みたいに…」なんて言わなきゃいいのに(笑)。誉めておいて突き落とされる。
「My Pride, your pride」ときて、またもや拍手。だが「だんだん拍手の量が落ちてきた」と、鋭い。確かに!
 My Pride, your prideは「アル・グリーンみたいに唄いたかった。唄い終ると(キーが高すぎて)毛が抜けた」と言って、VOHさんのほうを振り向き「VOHなんかいつも高い声だしてるからね」。そのまま話し続ける要さんの後ろで、VOHさんが何かを追い払うように『ふっ、ふっ』という口のそぶりと、仕種をやっていてくすくす笑い声がきかれた。

♪Joanna
ステージのバックは空に雲が浮かんだスクリーン?の絵。ここに照明が当り綺麗。

♪ルイジアナムーンが輝けば
添田さんのキーボードソロからCDのイントロへとアレンジされている。
チカチカ点滅するフラッシュのような照明があった。
この曲は重厚で、コーラスもかっこいい。

♪My Pride, your pride
同じく添田さんのソロから、ソウルフルでゴスペル風手拍子とコーラスアレンジから始まった。
ここまでバックは空の絵で、最後はウルトラマン(古いなぁ)のオープニング、タイトルバックを思わせるように空と雲が絵の具を混ぜるような感じで終っていた。

【Heavenな日替わりカヴァー曲/趣味のコーナー】

【MC】開演前のBGMにHeavenがついたタイトル曲を流していた。
例えばと、ボブ・ディランの「Knockin' On Heaven's Door」(サビ部分を少し唄ってくれた)とか、ブライアン・アダムスの「Heaven」、エリック・クラプトンの「Tears In Heaven」の3曲をあげていた。
「Heavenな曲、という訳で、趣味のコーナー、バンドの思わくだけ。」
プロフェッショナルなら普通アレンジしてカヴァーするが、それは一切なくて今回はまんま!だそうです。(会場:笑)
リスペクト=敬意、という事で今日唄う曲はレッド・ツェッペリンの「Stairway To Heaven」。
「ヴォーカルのロバート・プラントになりきって唄います。ロバァ〜ト!ロバァ〜トって呼んで下さい」
この言い方、怪しげな外人みたいで可笑しくて、爆笑。「ロバァ〜ト!」と会場から声もかかるが、そのまま話し続け
でも「エリック・クラプトンの曲をやる時はエリックと呼ばれている」とか(笑)。
「この曲は降りてくるまで唄えない。いたこヴォーカリスト。恐ろしいのは生きてる人が降りてくる」
後ろを向き「柿沼さん、練習モードですか?」には会場爆笑。
「一つだけ、本物と違うところは英語!発音を指摘しないように」と釘をさして、いざ曲へ。

♪Stairway To Heaven(天国への階段)
岡崎さんのアコースティックギター、添田さんのキーボードで入るイントロ。このイントロのアコギ、よくぞ要さん、譲ったもんですね。とはいえ間奏ではエレキギターを炸裂させていた。ラストのフレーズでピンスポットが要さんを照らしていたのも幻想的で良かった。
終ると「かっこいい〜っ!」と思わず男性からの褒め言葉がかかったが、本当にカッコイイ。
「長いので飽きずに聴いて下さい」とも言っていてオリジナルは8分強くらいだが、これはそれ程長く感じなかった。

【メンバー紹介&ゲスト】

全員が前に出て横一列に並ぶ。左から要さん、岡崎さん、寺田さん、柿沼さん、添田さん、VOHさんという立ち位置。
 

【衣裳】*ちょっと曖昧ですが、要さん以外は皆モノトーンで統一されてました。
要さん:くすんだ赤ジャケット(ペーズリー模様)、インナー白シャツ、黒のパンツ
岡崎さん:白タンクトップに黒タンクトップ重ね着?黒パンツ。右手首に赤のリストバンド。
寺田さん:襟付き黒シャツ?ベスト?、インナー白、黒パンツ
柿沼さん:襟付き黒シャツ、黒パンツ
添田さん:黒の胸元がひも靴風シャツ、黒パンツ

メンバー紹介がここであり、柿沼さんだけ「リラックス柿沼」と愛称つき。
 
【MC】鹿児島には21年前位からずっと来ていて、当時ライブハウス「灰神楽」があったのは今のレクストインの辺り。
『明るい農村』(注:居酒屋です)の並びにあって、ウナギ釣りとかやった。釣ってもどうしていいか分からない(笑)。
この街には何年も来ていてたくさんの方にお世話になっている、というのでわざわざ遠くからゲストを呼びました。

「どうぞ〜」の声で出てきた方は、30〜40代位?の眼鏡をかけた男性。
VOHさんから赤いレイをかけられる。
「どちらからいらっしゃったんですか?」の質問に
「や列の25から来ました。」
実は、チケットは同じ料金で席が違うのは不公平、という事で本日2階席の最も遠い席に座ってらした方というのが判明。
ゲストが出てきても静かだった会場が、客席からのゲストという事にどよめき「いいな〜」の声。
「有○です」と自己紹介され「キリギリス?!」と返す要さん。「上から見てるとちっちゃいでしょ」「でも、かっこいいですよ」と、喋りがスムーズで面白そうな雰囲気の方。
谷山からいらしたそうで、すると要さん「ちっちゃい頃住んでました。…家はバス停の近く」だそうで(笑)。
リラックスシートに座ってもらって後ろからスタレビの唄を鑑賞できるという特典で、椅子は柿沼さんの楽器の前あたりに地味に置いてある。「もう、柿沼の分は無し!」と、ポカリスエットも貰って、早速飲んでらした(笑)。それを見て要さん、「リラックスシートが、お似合いですねえ」

コンピューターを使って打ち込みする曲(日替わり)というのがあり、これから唄うのはそんな1曲
♪季節を越えて。「どうやっても有○さんが目に入る、有○さんをバックに御覧下さい」と言ってたのには笑った。本当に、いつものアカペラではない光景だし。
カラオケに合わせてコーラス。軽く揺れながら気持よさそうに唄っている。
 ♪My Sweet heart〜のフレーズでメンバーが揃って手振りしていて、最近のSMAPの曲(振り)を思わせる。いい雰囲気で自然にこちらも揺れてくる。この手振り、覚えるとはなしに覚えてしまったが客席用ではないしなぁ(笑)。
唄い終って有○さんは再び前へ、要さんと雑談してるうちに、メンバーが今回のツアーグッズを手に登場。

VOHさんは赤地にウサギがついたエプロンを身に付け「彼女に、裸(正確には素肌だったかも?)にエプロンを付けてもらって」と有○さんに勧めると「いいですねぇ!」と即答。
VOHさん「ありがとうございます。これまであんまり反応して貰えなかったんで…」とお礼を言っていた。
添田さんは超高級ビニールカバー付きのTシャツを紹介。「このビニールに譜面を入れて持ち歩いています」と言うと、横から
柿沼さん「そうなんですか、それは便利ですね」とTVショッピングのゲストコメンターのような喋り方&ナイス(笑)リアクションに、会場からも笑いがおこる。
 要さん「ジャパネットタ○タじゃないんだからさぁ!」
寺田さんは両面から見れるようになっているパンフレットを紹介。「買うと紙袋がもれなく付いてくる」
要さん「コスプレしてるんだよ」
柿沼さんは赤いスポーツタオルを首にかけて、要さんに「スポーツタオルが似合わない!」と言われながらも「卓球とかするときに」とアピール。
岡崎さんは詰め合わせセット。紙袋から携帯ストラップやステッカーなどを取り出して紹介。

この中から有○さんにプレゼントされるそうで、「コスプレが見たいので」と、パンフレットを選ばれていた。この選択というか言葉によってはNGワードがあり、全員が殴りかかるというのがあるそうだ。
スタレビのライブには「毎年来てます」との答えに「ありがとうございます」と丁寧なお礼を述べていた要さん。「すっかり打ち解けちゃったよ」と、ステージ上もリラックスモードと化していた。いい方が選ばれて、コーナーも大成功。

ここでゲストタイムも終了。遠い遠い(笑)席に戻る時、スタッフに先導されて真ん中の通路を一直線に、注目を浴びながらゆったりと帰って行かれた。

「パイオニアのチャリティコンサートで来た頃に丁度シングルとしてリリースされていた曲」というのが
♪トワイライト・アヴェニュー(Acappella)
 
「この曲は80〜ぅ・・年代の曲です」と、誤魔化かす要さんに、添田さんがカクッと右肩を落としてナイスコケ(笑)!。
 ♪パン・パン・パン・パン〜〜というコーラス部分は、左からそれぞれ岡崎さん、寺田さん、柿沼さん、添田さん、という順番に唄う人が右手を胸元まで軽く挙げていて、誰が唄っているか分かりやすい。あれ?でもVOHさんは「パン」は唄ってなかったっけ?そんな筈はない。
「FACE TO FACE」のピアノでアカペラなライブヴァージョンも好きだが、こうやって聴くとやっぱりこのアカペラだぁね。
唄い終ると、これもまた拍手が凄く待ち望んでいたかのようだった。

「曲が独り歩きして、、と言ってみてぇ!。シングルを創る時、最低1ヶ月は帰ってくるな、と送り出すが、一週間もしないうちに戻ってくる。こいつ!もう帰ってきやがった!」
という話から「隠れてしまったシングルの名曲と、誰も知らないアルバムの名曲を続けてやります」というので日替わりの2曲を紹介。バラード特集、というので拍手があがる。
「追憶」と言った瞬間、今までで一番たくさんの拍手、歓声。「おおっ 追憶、追憶かぁ…」とちょっと驚いた様子の要さん。この反応には、かなり嬉しそう。
でもここに来てる人が鹿児島中の「追憶」を好きな人で、街には「追憶」を知らない人ばかりだ、と謙遜していたが「知ってるよねぇ!」という声も客席から囁かれていた。逆に、要さんの反応も意外だった。
 もう1曲は「夕暮れのスケッチ」と発表されると、私も嬉しかったんで拍手したけど、もっと、えらく感激した人がいたようで拍手が一段落してもまだ、女性の声で「ひゃ〜〜〜っ、ひゃ〜〜〜っ」と嬉しさが悲鳴となって響く。思わず要さん
「火山灰にやられた人がいます」(爆笑)。「約1名の方に喜んで貰えるだけで、僕ら十分です」と優しい言葉のあと演奏へ。

♪追憶 *隠れてしまった名曲シングル(隠れてないで賞!なシングル名曲 by sonoo)
岡崎さんはキーボード。3色の照明が綺麗だった。
リリース当時はサビの高いキーはファルセットで唄っていたのに、今はミックスボイスというか、平気で声が出ている。
今日も凄い声が出ているし、調子もすこぶる良い要さん。

♪夕暮れのスケッチ *誰も知らないアルバム名曲(誰か知ってるで賞!なアルバム名曲 by sonoo)
岡崎さんはまたギターに戻っていた。照明は夕暮れを思わせて終始オレンジ色。

【MC】夢伝説のイントロはベースだと思っている人がいるが、実はシンセサイザー。
パーカッションだとどうなるの?というんでVOHさん、トーキングドラムと言うそうだが、その楽器を抱えトンカチみたいなスティック?!で♪トントン…とやってみせる。やはり無理があるようだ。さらに♪トントン…とやっていると
「今、何て言ったの?」という要さんに「そんな事、恥ずかしくて言えない」とVOHさん。
「聞いたかよ〜恥ずかしい事今言ってたんだってよ!」とここぞとばかりツッコみ、このあとVOHさんの取っているスペースがやたら広く、2LDKだ、とか暫しおちょくっていた。
イントロの部分は何と聴こえるか?とメンバーに質問すると、寺田さんは「デンデン…」、添田さんは「ベンベン…」、柿沼さんは「ズンズンズンズン、ズンドコきよし」とオチがついた。
♪夢伝説

♪Smiling Face
ライブアルバム『FACE TO FACE』収録の曲で、当時3大都市のみのライブ、それもアルバムレコーディングの為だったので、何だか"蚊屋の外"みたいでちょっとだけ悔しい想いをしたっけ。生のホーンセクションがいたらもっといいだろうな〜なんて。

♪NO! NO! Lucky Lady
これはいつものパターン。ちょっと違うのは、最初の方、歌に入る前に「サンキュ〜かごしま〜」というアカペラ?コーラスが入っていた。(PS.ライブ後のインタビューでここは、リハーサルではやらずに本番一発勝負だそうです。サンキュー感を出したいからって)
振り付けが、途中要さんだけが逆に手を振っていたのだが、いつのまにか揃っていた。

♪電光石火で引き分け主義
照明が派手だった。コール&レスポンスというより歌詩を一緒に叫ぶ感じになっていたかも。

♪Northern Lights -輝く君に-
この辺りは記憶が飛び気味だ。

♪Heaven
迫力ある声と凄み、気迫に圧倒され、要さんのリフレインするフレーズが叫びのように耳に残る。思わず目を閉じてじっくり聴き入りたくなる衝動にかられたが、勿体無いのでやめた。

【アンコール】

21:21

5分もしないうちだったか?メンバー再登場。岡崎さんだけ赤いTシャツ(グッズのうさぎ柄)に着替えている。要さんのギターも赤から水色に近いパステルカラーなグリーンに換わっている。

♪Beatに愛を込めて、で岡崎さんはキーボードを弾いてノリノリ。添田さんも足が軽やかに弾んでいる。この照明もかっこよかった。照明が会場両脇サイドを移動していくという演出。あと振り付け講座なんてのをやってる手前、ジャンプポイントがある曲というのも付け加えておかねば。
最後に要さんのギターソロがありこれがまたカッコイイ。ラストでジェフ・ベックのアルバム『Guiter Shop』収録「Where Were You」という曲の出だし(前、イントロと書いてしまったけど、この曲インストゥルメンタルだってば/曝)を少しだけやってくれた。アーム使いがニクイ奏法。ってギターのテクニックとかよく分からないけど余韻のある音色。

♪Goin' Back To 1981では、要さん、歌詩に合わせてコイン換わりにピックを上に放り投げたはいいが、キャッチに失敗!咄嗟に手弾きしていたようで?慌てていたのが、申し訳ないけど可笑しかった。
間奏で、左から柿沼さんが、右からVOHさんがサックスを吹きながらまん中ににじり寄ってくるというパフォーマンスで楽しませてくれた。
 演奏をパタッと中断。♪まだ終らない〜ここで、少しMCという演出のようだ。
さっきマネージャーから「3時間超えますよ」と言われた。今まで2時間55分内で収めてきたが、ツアー始まって以来の長時間となってしまい、絶対3時間で終らせますと言っていたのに、会館の方、ごめんなさい、と謝っていた。
 演奏に戻る。
ラスト、寺田さんのパワフルドラムが炸裂。かっこいい照明を浴びて、Drとかいてドクターではなくドラマー(失礼/sonoo)寺田さんの独壇場だ。

押し寄せる厚い拍手に、要さん「鹿児島〜ニッポンイチ〜!」。
これってどこでもやってるのかな?と思いながらも、ニッポン一って嬉しい褒め言葉だ。
単純なので、さらに喜んで拍手するのは私だけ?ではないようで。まんまと思うツボにハマってるかも。

(MC)
実は10日位前に鹿児島に来た。先日行なわれた『我は海の子ライブ』というアコースティックライブがまだこれからの放送で、6/21昼3時からオンエアという告知をして、「夜、撮ったライブでしかも酒まで飲まされたんで、昼間から観るようなもんじゃないかも」。
薩摩酒造、と言うべきところを白波酒造さんと言ってしまい、客席から訂正が入っていた。♪我は海の子、白波の〜、と唄い、あと知ってる?騒ぐ磯辺の…と、メンバーに向かって聞いていたが、これは反応がなく淋しく尻つぼみトークになる。
 「明日は長崎に向かうけど、気持ちはこの街に置いていくよ」なんて言うもんだから、客も喜ぶ喜ぶ(笑い声も同時だが)。
今日も小さいお子さんが来ていて楽しそうにしている。大切な親が、ライブに来て楽しそうにしていると、安心して子供も笑顔になれる…というような話があり、『幸せは伝染』するのだと、大人が幸せでなければいけないというような素敵な言葉で締めくくられていたように思う。
 当日のお昼、ラジオで『小さいお子さんが居てライブに行けない。しかもこの日、旦那様の誕生日だったのにちょっとした喧嘩をしたまま会社へ送り出してしまった』というお便りが読まれ、『結婚前にスタレビのライブに行っていて、二人とも好きな曲』という理由でリクエストされた「ふたり」が流れた。これでライブにご家族で参加予定だったらば、即仲直りだったのになぁ、と人事ながらちょっと切ない気持ちで聴いたのを思いだした。

添田さんのキーボードソロの後、要さんのカウントで、two、three、four、one!と上手く(ほっ:笑)曲に入っていた。
(これは余計だが、「ワン」の言い方が中川家のお兄ちゃんの一瞬芸、"しょぼい鳴き声の犬"にそっくり。やっぱり書かなきゃ気がすまない。)
♪今夜だけきっと
昔なら最後の最後に★が流れたけど、今回も流れなかったと思う。
(見逃したか?と思って後から数人に訊いてみたがやはり流れなかったようだ。もしや照明さんが忘れたとか?そういえばどこかで照明が少し片方だけ出遅れていた、という話も聞いたし?!。この曲が最後なら特に流れて★かった気がする。)

惜しみない拍手に、メンバー全員前に出てきて肩組みして深く御礼。
要さん、サングラスを外すサービス。名残惜し気に最後まで一人ステージに残って手を振っていた。

21:48 終了

鹿屋でのライブ直前にサングラスを忘れて鏡に激突した話もでて「鏡から俺が出て来たんだよ」と言ってました。サングラスをズラして「こんなになってるし」と状況を説明。換わりのサングラスを持ってきて貰ってイントロが始まっている1曲目にぎりぎり間に合った。親指が手の甲側に曲がっていたのを元に戻して…とそのさまを再現、指にねじがある訳じゃあるまいし…とネタにしてました。

今回、前ツアーのようなメンバー一人一人の御当地ネタはやってなかったのが残念だけど、これから導入される見込みは大かも。
ラジオ番組で御当地ネタを募集し始めたし。
Styleツアーでのオープニングの派手さや、ゴスペル風大コーラスとか無くてちょっと大人な感じもしたが、まだまだこれから進化し、固まっていく部分とか楽しみです。欲を言えば、「Baby,It's You」とか「Thank You」、「もうチョットだけ何か足りない」的なノレる曲もまた入れてほしいな〜と個人的でなんですが、思ってしまいました。「Heaven」のコンセプトに合わないんだよ〜と言われそうだけど。これはもう個人の好き好きですよね。
ジャンプポイントの曲もありだし、ワンステージで結構な運動量になるかも?
'80年代の久しぶりの曲に感動した方も多かったようで、口々に「良かった!」というのを聞きました。
 客の入りは、残念ながら例年より少なめ。会場後方の両脇角席は客は入れずに、見やすく音の拡がりもいい2階席のほうから詰めた感じでした。
昨年の盛り上がりも凄かっただけにちょっと残念。鹿児島って毎回平日でも客が入ると油断?してるのかもしれないけど、週末や休日に割り当てられる事がここ数年なく、今回も火曜日という週の前半。ライブ前に、結構そういう状況的にも厳しさを感じた部分もあったけど、ライブが始まってしまえば全く気になりませんでした。新規のファンも増えてますよ(少なくとも私の身近では)。あとは独り歩きする曲がやっぱり欲しいところです。(何者だ〜!?)
スタレビの照明って会場後方天井を照らすものが多い気がします。会場から一番遠い席の方にラッキーがあったりそんな心遣いが素敵です。
 あと前の方の席にこだわる訳ではないのですが、メンバーの後ろでの会話とか表情とかをやっぱり見たいシーンもあって、スクリーンで大写ししてくれたらなあ〜と思ったり。予算かかりすぎ?お客さんの表情を見たいからと客席も明るめなスタレビのライブですが、同じようにメンバーの楽しそうな表情も見たいな〜と思う私です。

ライブ中にも言われてましたが、取材が来ていた分を書いておきます。
6/11(オンエア済み)FM鹿児島『feel the μzic DA!!』
(ライブ後の楽屋インタビューは、いつものDJさんではなく新人の女性でしたが・・・せめて普段聞けないメンバーやサポートの感想、声を聞かせてほしかったです。
とはいえ恒例の、インタビューラストにトワイライト・アヴェニューのアカペラを唄ってくれたのはすごい嬉しかった。エコーがかかってない分、コーラスの構成とか声のビブラートとか絶妙で、改めて上手い!と思いました。昨年みたいにできればライブ中の音源もまた録って流してほしいです。)
6/25(水)MBCラジオ『ROCK#18』 23:35〜24:00(夜だしAMの1107KHzにチューナーを合わすと意外と遠くまで電波が届くかも?)
かごしまシティ情報『LEAP』7月号 (雑誌)7/20発売の8月号のようです。
※予定は変更になる可能性大なので、各自チェックのほどヨロシク。

さもありなん、と綴っていますが事実との誤差がありますので、もし気付いた事や大きな間違いがあれば教えて下さい。
長〜〜いレポートをここまで読んで下さってありがとうございました。首を大きく回してリフレッシュして下さいませ。


INDEX