last up date 05.8.10 レポートUP! 

※御注意
▼夏イベントはまだ続きます。これから参加のかたはネタバレに御注意ください。

楽園音楽祭 2005 STARDUST REVUE In テアトロン
 〜10th ANNIVERSARY!!〜
 2005年7月30日(土)
 OPEN(15:30) START(17:00)
 さぬき市野外音楽広場テアトロン(香川県)
主催:西日本放送/デューク
共催:高知さんさんテレビ/あいテレビ/FM徳島
企画・製作:ラプソディ/ランデブー 後援:さぬき市
お問い合わせ:デューク高松

サポートメンバー/岡崎 昌幸 氏(guitar,keyboard,chorus…): 添田 啓二 氏(keyboard,chorus)※名前に各関連サイトリンク

*レポート:みかん さん(ありがとうございます)

セットリスト/収録アルバムほか 
    M01.バナナボート ※オリジナル(Day-O [The Banana Boat Song)])/ Harry Belafonte
    ※元々ジャマイカのバナナ農園で唄われていたワークソングでBelafonte、Burgess、Attawayがアレンジした曲との事
    M02.パイナップル・プリンセス ※オリジナル Annette(アネット)/日本でのカヴァー 田代みどり
    M03.夏のシルエット / シングル、In The Sun ,In The Shade、Best Wishes
     (▲アラモアナショッピングセンターズ+1←謎の人物のまま進む)
    M04.こしゃくなレディ / シングル,STARS
    M05.Smiling Face / FACE TO FACE
    M06.NO!NO! Lucky Lady /  Goodtimes & Badtimes
    M07.Smile / AQUA
    M08.7月7日 / シングル,Moody Blues,STARS
    M09.愛してるの続き / シングル,Goodtimes & Badtimes,STARS,Love Songs II
    M10.今夜だけきっと / シングルほか
     〜シークレットゲストKAN登場〜
    M11.愛は勝つ(KAN)
    M12.すべての悲しみにさよならするために(ツインボーカル;KAN&要)
     〜添ちゃん・岡ちゃんリクエストコーナー〜
    M13.涙 / Ladies & Gentlemen,Love Songs II
    M14.Endless Dream / In The Sun ,In The Shade、LOVE SONGS、シングルc/w
    M15.夕暮れのスケッチ / TO YOU〜夢伝説
    M16.Northern Lights 〜輝く君に〜 / シングル、In The Sun ,In The Shade
    M17.電光石火で引き分け主義 / Heaven
    M18.AVERAGE YELLOW BAND / AQUA 
    M19.Get Up My Soul / シングル,Ladies & Gentlemen,STARS,NO BALLADS
E1.木蘭の涙(〜acoustic〜) / シングルほか
E2.素敵なWink Cat / SUPER DONUTSほか
E3.クレイジー・ラブ / シングル,楽団,STARS
E4.Goin' Back To 1981 / Brightest!,FACE TO FACE
E5.Goodnight / CHARMING
※斜線は管理人加筆(間違っていたらゴメン)


 今年初めて夏に2度続けてテアトロン行きをすることとなった。
3年ぶりにここで野外をする小田和正さんのLIVEにも参加したからだ。
ツアーバスに乗り・・・・・・・・ビデオも何にもなくただの高速路線バス状態。
テアトロン普及協会会長?要さん、御大に”バスに乗り込む時からLIVEは始まって
いるのです”と進言して欲しいぞよ(笑)「ビデオなんてないんでしょかね?」とSAで
停車した時にちくっと言った(友人)がために、気を利かせた運転手さん。
帰りの車内では『四万十川で網を掛ける漁師さんのビデオ上映会』がされちまった(汗)
パーフェクトにLIVE余韻が消えていく〜〜〜

 そんな先週の轍を踏まぬように、いや単に例年通り車で志度を目指した。
雨の予報は完璧外れ、香川に近づくにつれ空は青さが広がっている。
カッパも傘も着替えも全てお荷物と化したが(苦笑)備えあれば憂いなし。
帽子忘れたぁ〜扇子忘れたぁ〜チケットわす・・・おっとそれは忘れちゃならねぇ〜

 昨年見つけていた志度ICから程なくあるうどん屋さんを目指す。場所はすぐに分かったが
なんか違う。なんかヘンだ。おぉーまいがぁっと( ̄□ ̄;)!!潰れてる・・・・
は○まるうどんのよーなチェーン店のセルフうどん屋さんになっていた。がび〜ん。
他を探す時間の余裕がなかったのでしぶしぶ食う(←食べたんじゃんか^^;)
そそくさと店を出て、大串公園目指す。
小田さんLIVEに一緒に参加した同僚にワイナリーの話をしていたので、土産に買ってきてと
せがまれていた。時間余裕ないっつーだに、一人ワイナリーに下車して重い〜〜〜ワインを
買い込む。同乗の友人が同情してくれて上のPから降りてきてくれて過酷な山登り(少し大げさ)の
お供をしてくれた。汗だくで登っていたら、後ろから見慣れた車。友人夫婦だった。
おぃ〜止まってくれぇい!の叫びもむなしく手を振り爽やかな笑顔で去っていく。
到着すると夫婦で待っていてくれた。「いゃぁ〜後ろからバスが来てたからね、止まれなかったのよね」と
弁解していた(笑)いいのよ、いいの。今度やり返すからさっ。←ちょっと本気(爆)

 程よく曇りがちな空模様となり帽子の必要性も感じない程度の会場。Lサイドでの参加だったので陰になるのも早い。
今日のステージはどんな施工?(笑)を凝らしているのだろう。
見慣れない白いスクリーンを張ったようなボード(側面には暗幕)左右に一枚ずつ置かれてある。
横にスタッフが張り付いている、、、ということはココから飛び出す?!ジャニーズみたいに
飛び出す?^^;慌しく行き交う男性スタッフが揃いで夏イベ特製?ポシェットを下げているのが
個人的に受けた。幼稚園カバンみたいなサイズの方が特に(^▽^;)
4,200円(確か)・・・う〜む、高っ。

<謎の7人組?アラモアナショッピングセンターズ登場>

 5時をかなり回っての開演。インテリジェンス〜〜なEnglishでのメンバー紹介が始まる。かなりカッコいい。
それに対して棒読みのめ○ましテレビのお天気お姉さん愛子ちゃんを彷彿とさせる
直訳がすぐ後に、もれなくオマケで付いてくる。【ワオ〜】だったか?普通ならテンションあげて言う言葉までも
棒・・・・・読み。
スタレビファンだった添田さん、真夏はもちろん真冬もタンクトップな原人岡崎さん、
テアトロンの風景が大好きでリゾート感覚な柿沼さん
ピロリ菌(まだ言われる)体内在住していた寺田さん、ヅラ関連紹介されちゃうVohさん、
どんな褒め言葉を羅列したあとでも「デモチョットチイサイ」と連呼される要さん。

飛び出すわけでもなくぞろぞろとメンバーが出て(笑)一列に並ぶ。
麦わら帽子にサングラス、アロハシャツ着て常夏モード(後ろを向いたVohさんアロハパイナップル柄だった)
特に添田さん激似のアロハ野郎はハーフパンツという立て乗りLIVEのミュージシャンみたいな軽装。
(後にこの軽装が物議をかもすのである。;笑)
ココからはナゼかカタカナ日本語。どうやらアロハ集団、ハワイ〜からやってきたらしい。
一言も英語はしゃべらないが。スタレビとも会ったことはないらしい。
<KAN・・・いやまだ缶で笑いを・・・>
『アラモアナショッピングセンターズ』と名乗る謎の集団は、これから一発コントをかますようである。
夢にまで見た(ウソ)SUMMER TOUR In STARTICの再現だ。
デ〜オイデデ〜オ♪バナナボートで幕開けだ。
柿沼さんの“今月っは足りない〜借りねばならぬ”DVDでしか体験していないこの台詞に若き日の生活苦を汲み取った(爆)
Vohさんの“イテテイテテイテテェ〜オ”の時、STARTICでは油缶だったが、今回はゴムボールとトイレットペーパーだった。
ボールは客席にも投げ入れていた。
、、、とふと我に返る。Vohさんは前でイテテと歌っている。なのに後ろに6人いるではないか。
スタレビは7人?!隣の友人に耳打ち。やはり気づいていなかった。
客席全体もざわついてもいなかったし(このコーナー最後まで)ホントにみんなスタレビファンなのか??(自分含む;笑)
夏のシルエットまで3曲、アラモアナショッピングセンターズに(長い名前だ、ふぅ〜)歌われる。
夏のシルエットもウクレレでハワイアンアレンジ。むむむ、個人的には複雑だった。
ホワイトシルエットに消えた7人。衣装も顔つきも変えていよいよスタレビの登場である。
要さんから登場したがその変幻自在な様子にやっぱりスタレビはお笑いの要素が濃いと感じた(^^)

(ここからは6人)

<こじゃれた選曲集>
 生で聴くのは初めてかもしれない♪こしゃくなレディ
「こしゃくな」という古典的な言葉をタイトルに持ってくるセンス、こんなひねりが好きだ。
要さんが嬉しそうにギター弾いている姿も素敵である。アンケートに書く「今日の演奏でよかった曲は?」への
回答曲として取っておこう^^
本編ラスト近くでいつも演奏している気がするNo!No!〜を前半に持ってきている。
明るいうちからすでに一体感。一曲終る毎の声援と拍手が強烈だ。
初めてテアトロン参加の方は感激するだろう。何度も来ている方はこの空間に夏を感じ、
スタレビとテアトロンの恋仲に赤い糸を見るかもしれない(ちょっとくさいか^^:)
LIVEでは初めて演奏する曲で、ここに相応しい曲だと思いますと前置きをした
♪smile
少し遅れましたが、こんな曲はどう??
♪7月7日
♪愛してるの続き ♪今夜だけきっと と好きな曲が続々と。。。。
試すみたいで恐縮だが、今夜だけきっとを聴くと、最後のアカペラでの星になった〜の出来で要さんの
声の調子を占う。ガラス細工を見ているように繊細で美しい声だった。溶けてしまいそう〜〜〜^0^

<シークレットゲストKAN登場>

 テアトロンには数々のゲストを呼んでいます。ガチャピンムックとか(笑いが起こる)
要さん、「ガチャ」と「ピン」ではないんだね?と、ムックの存在無視した発言。
10周年の佳き日にこの方を呼んでみました。我々とは以前同じ事務所に居た、
フランス帰りで今日は何故かベトナムからお越しの
「KAN」で〜〜〜す。どうぞ〜〜〜〜(拍手)
ベトナムのアオザイを羽織り頭には三角の帽子。深く被っているので顔がよく見えない。
パフォーマンスをするわけでもなくただ佇んでいる(笑)なのにすでに笑いを撒き散らしている。恐るべしKANちゃん。
 何でそんな格好してんの?と要さん。だってベトナム帰りなんだもん〜とKANちゃん。
要さんに宛てたメールにも「これからベトナムからそちらに行きます」とあったそうだ。
このアオザイ、オーダーメイドなんだそうだ。採寸も15箇所?(失念)ベトナム語で書いてあるらしく
何処をどう採寸するのか分からなかったそうだ(お〜ぃ)
これ(アオザイ)何処に領収書回せばいいの?と裏事情も語る。レシートをクァン(下に履いているパンタロン風のパンツ)の
ポケットから取り出すKANちゃん。本当にベトナムで購入した模様だ。ベトナム語で金額明記している。
『65万ドン』・・・『ドン』という通貨単位に妙に受ける要さん。
高そうに思える「65万ドン」日本円では?の要さんの突っ込みに夢がなくなるからよしましょうと逃げたKANちゃん。
結局領収書は社長決済になるらしい。
http://homepage2.nifty.com/hcmc/photosaigon.htm
(いぢわるみかんは通貨を調べてみました。100ドン=約1円。とすると65万ドンは…お手軽かもよぉ〜)

 KANちゃんはパシフィクヘブンクラブバンドでも衣装に凝ってましたね〜と要さん。
ある回はアメフトの格好で、ヘルメットを被りました。でもあれね、マイクを差し込むのに技術を要するのよぉー
こうしてね、と真っ直ぐにマイクをメットの横棒?の隙間に入れる仕草がバカ受け。
そこまでせんでも、、、、エンターティナーを衣装からも醸し出すKANちゃん紹介なのであった。
かな〜〜り前置きが長くなったKAN(感)もあるが、こんな感じで今日のLIVEはまったりとしたゲストコーナーが
繰り広げられたのである。一連のやり取りを聞いている添田さんの嬉しそうな顔が印象的だ。
そそ、印象的な彼のハーフパンツ、「LIVEには正装で厳粛に臨む」スタイルを貫く(?)KANちゃんにとって
添田さんのお気楽衣装はKANに(癇)触ったようだ。何でお前はそんなラフな格好しているんだ〜と
突っ込む突っ込む。「いぇ、ここに来るまではスーツでした」と、そんなんやること逆ちゃうんか〜!と密かな心の突っ込み
(自分)誰もそんなの見てないっと信じてはもらえなかった(当たり前^^)
ハーフパンツでスニーカー姿は若気で(笑)よかった。私なんか下駄履きで来たもんね^^;
 これから歌う♪愛は勝つ 柿沼さんは大好きな曲だそうである。練習の時は柿沼さんがボーカルを担当。
とっても上手らしい。音源を聴いてもらうためにKANちゃんに渡したら絶賛したそうな。
この音源僕のHPでDLさせて売ってもいい??と商売上手発言^^
 自宅に戻り思わずKANちゃんHPを見たのは私だけではあるまい。
いゃぁ彼の書く文章も洞察力に優れウィットに富み、おフランス生活のおかげでエスプリも効いていて
とれびあ〜〜ん^^
本番ではもっちろんKANちゃんがボーカル担当だから柿沼さんはベースに集中。
この曲はコーラスが多くてとても大変なんだそうだ。ずっと歌いっぱなし。なのに柿沼さんはVoだったから
全くお暇。どこをどう切っても柿沼さんは「まったり」という言葉が出てきそうである。
KANちゃんはキーボードを弾きながら足を上げまくって歌っていた。クァンがフワフワしてKANちゃんの
足の長さが強調されそこばっかりに目が行ってしまう。
♪すべての悲しみにさよならをするために
次ぎは僕も歌わせていただきます、と要さん。何度も何度もこの曲は歌っていて好きなんだそうだ。
KANちゃんの甘い声と要さんの色気ある声がマッチングして歌詞が切なくていいコラボレーションだった。
KANちゃんコーナーはここで一旦終わり。さりげない去り方がまた客の笑いを誘う。あんたに今日は持っていかれたよぉ〜


<添ちゃん、岡ちゃんリクエストコーナー>

 このテアトロンには深い思い出がある。(三谷さんが)脱退して新生スタレビをお披露目する最初のステージだった。
不覚にも俺はステージが終わりシャワー室に飛び込んで涙が止まらなかった。
あれから10年。添田、岡崎この二人が加わってから4年目となった今年、彼らも俺たちの曲を
沢山覚えてもらい、演奏できる曲も増えた。
そこで、今回は彼らが好きな演奏したいと思う曲をやってみたいと思います。
では添田から。「僕はですね、♪涙 を」(おぉ〜〜っ)リリース年代、アルバム名などはスタレビ辞書と化している
Vohさんより発表される。
岡崎は?「僕はENDLESS DREAMを」(く〜苦節○年。聴きたかったのよ、岡崎さまありがとー」
会報でもこの曲は候補として次回のステージでお聞かせしましょうと明言していたのでやはりきたか、と
思ったがとても嬉しかった。野外で聴けるのはまた格別である。

<瀬戸の夕暮れを背に受けて>

♪夕暮れのスケッチ
 この曲も久方ぶりに生で聴いた1曲である。
少し靄のかかった夕暮れであったが瀬戸を行き交うタンカーや漁船が
ゆっくりと走っていく様は一幅の絵画のようである。まさに夕暮れのスケッチ
四国四県の気候は同じだと思われているかもしれないが
瀬戸内側と太平洋側とではかなりな違いを見せる。
常に荒波が押し寄せ観るものを圧倒させる土佐のいごっそう気候
http://kochinavi.jp/play/p0002h03.html
海が荒れることは滅多になく温暖な瀬戸内の凪(なぎ)気候
http://www.pref.ehime.jp/050keizairoudou/040kankou/00003858030722/shimanami/
<よぉ〜く考えよう“立つタイミング”が大事だよ〜>

さぁ、ここいらでそろそろみんなで盛り上がって行きたいですねぇ〜
次ぎの曲はそれに相応しい一曲だと思います。
あおる要さんの言葉に前列のお客さんたちは乗せられ、始まる前から
スタンディングし始める。
チョット待て、まだなんだなぁ〜。まだ立つ時じゃないんだなぁ〜
イントロが始まったらきゃぁ〜とかうぉ〜〜とかって叫んで
それから一気に立ってもらうとこちらとしてもいい感じになってくるんだよ。
素直なスタレビファンの皆さんは要さんのこの言葉に従い、一旦座る。
なんか、、、イントロ始まるのを秒読みで皆で生唾飲み込み待つ感じだ(笑)
♪Northern Light〜輝く君に〜
♪電光石火で引き分け主義
思い思いに拳を上げて乗ったり、四文字熟語を連呼したりと
自由主義に楽しんでいる。この曲もまたLIVEで盛り上がる曲となったようだ。

♪AVERAGE YELLOW BAND
昨年の雨模様のテアトロンでは二枚目なメロディ、三枚目な歌詞のギャップに
やられたことを思い出す。
今年はこの曲でコーラス隊結成となった。
“We Are The Band”この部分をコーラスするので、まずはメンバーが
どんなパートで歌っているのか披露してもらう。

添田、君は意外と女性的なパートなんだねと要さん。
柿沼さんのパートは抑揚のない棒読みに近い歌い方(笑)
お前はリードから1オクターブ下げただけじゃんか!と怒る要さん。
最後にVOHさんパート。毛を抜きながら頑張っております〜〜といぢられる。
さぁさぁ皆さん、どのパートでも好きなようにコーラスしてみてくださいと
言われた。私は最後に聞かせてくれたVOHさんパートを選んだ。
だって他のパートはすでに脳裏から消え去ってしまってんだもの(爆)

♪Get Up My Soul
左右に振る腕の波がムーミン谷のキャラクター「ニョロニョロ」に見えてしまうのは
何故だろう(苦笑)
私の想像力って本当に変な方向性を保っているのだが、LIVE時間中にふと
こんなアホなことを考えてしまう自分が怖い(^^;
LIVEは最高潮の盛り上がりの中盛大に本編が終了したのであった。


EC
<ファンを酔わせてどうするの?車に乗れないじゃないの;笑>

アンコールに突入!の際、通常なら照明が明るくなりメンバーが走りながら出てきて
大歓声に包まれそれっ!と始まるものなのだが、今回は薄暗い中
まずは添田さんがキーボードに静かに座り、要さんがマイクのみを持ち
ピアノの音だけで始まった。
♪木蘭の涙(アコースティックバージョン)
後ろの席で聴いていたKANちゃんファンらしき方がこの曲が終ると
「さすがやねぇ〜上手いなぁ〜」と感嘆の声を上げていた。(小さくガッツポーズ)
CMのOAはもう終了したのかな?残念っ。
でもCDはまだまだ売られておりますのでよろしくお頼み申し上げますm(__)m
♪素敵なWink Cat
この曲もあまり生で聴いたことのない曲だ。フラッパーへ向けた曲、
イントロでは一体なんという曲??と全く分からなかった。
要さんのため息「あっは〜ん」が何とも艶かしい(苦笑)

<これでKAN(完)成!魅惑のダンシングタイム>
♪クレイジー・ラブ
3度目の登場となったKANちゃん。ずっと裏であの衣装のまんまで待機してくれて
いたんだろうか?お疲れさん〜
マルチステージで関節技のように足をくねらせたダンスでテアトロンを
爆笑の渦に飲み込んだ。
要さんは歯弾きを披露。いつもより長めにやってくれたと思う(当社比)
柿沼さんとコーラスする部分のある岡崎さんがギターを抱えて小走りに
前に出てきた時、ステージの凹凸につまづいてしまいこけた。(危)
ギターはしっかり抱きしめたままで離すことなく無事にコーラスにこぎつけた。
定位置に戻る時にスタッフに話をしていたようで、スタッフも心配顔だった。
(スタッフと言えば、いつも真剣な表情で舞台袖で機械操作している六本木さんだが
演奏中、足でリズムを取っているのを見た。ただそれだけなんだが嬉しくなった)
KANちゃん今日は一日ありがとう〜〜〜
また淡々とした雰囲気を漂わせつつ背中で笑わせながら去っていった・・・

♪Goin' Back To 1981
リリースされてかなり経つこういう曲を大切に思っているメンバーが大好きだ。
いつも自分達の原点みたいなものを忘れない気がする。
またここへ帰ってくるから・・・
テアトロンにも相応しいと思えてくる。

♪Good Night
とても短い楽曲だけれど、CHARMINGの中のラスト曲、CDで初めて聴いた時から
琴線に響いて忘れられない曲のひとつである。コーラスがとても綺麗だ。
この曲で、ほてった身体を癒すように静かに終りを迎えた。

最後に夏はまだ始まったばかりですが、一緒に味わいましょうと
夜空に咲く、打ち上げ花火を見上げてテアトロンの夜は更けていった。


10周年の節目、通過点でしかない?わけで、敢えて特別なことをしたわけではないという。
毎年俺たちは考えうる全てのことをLIVEに詰め込んでやっている自負があるんだ、と
前日FM香川に生出演された要さんは話されていた。
この場所が象徴的に語られていることは四国の人間にとっては誇りである。
アルバムを持ってのTOURとは一線を画し、冒険が出来る、それを許す場所でいられる
居続けられることへの喜びも大きい。
日頃は大都会で生活をしているメンバー達が年に一度このテアトロンに帰ってきて
うどんを食いに来ているだけじゃないんだ、、、ということを証明していると思う(笑)
・・・とこれもFMで要さんが強調されていた言葉であった^^
小田和正さんもこの場所がお気に入りということをLIVEの後、テレビインタビューで
語られていた。
小田さんにしても、スタレビ然り、ひたむきに音楽野郎である彼らは
いつも生の客を前にして、直球で勝負してきたんだと思う。
お客さんを喜ばせたい、それには何をすればいいか、何を望まれているのか、
全力で走り続けていると思える。
そんな姿をいつまでも観ていたい、一緒に年取っていきたい、そう思えてくる。


いつもながら大作のレポート、ありがとうございます。冒頭で登場のバスの運転手さん、何かいい人じゃあないですか(笑)。
ライヴとちょっとかけ離れたビデオではあったかもしれませんけども。しかしそれまでもが楽しそうな雰囲気で♪が見える気分になりました。
ライヴは、それぞれ観た方の曲への思い入れも含めて、千差万別なのだと思わされます。
KANさんを迎えての楽しそうな雰囲気や、やりとりが目に見えるようで、有り難かったですよ^^。
それにしても「こしゃくなレディ」「Smile」「Goodnight」「涙」「Endless Dream」…聴いてみたかったなあ。by sonoo
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