2000/8/27 霧島高原サマーコンサートVol.3

みやまコンセール野外音楽堂(In 鹿児島)

last up date 2000,9,24  開場16:00 開演18:00 終演21:00
<セットリスト/収録アルバム>
1.AMAZING GRACE <14,FACE TO FACE>
2.NO!NO! Lucky Lady <21,Goodtimes & Badtimes>
3.月光列車(ムーンライト・ロコモーション) <10,In The Sun ,In The Shade>
4.Northern Lights 〜輝く君に〜  <15,single/24,STARS*Soirre-ソワレ-/他>
5.Goodtimes & Badtimes  <21,Goodtimes & Badtimes>
6.僕はピアノが好きなんだ <3:僕は○○○が好きなんだ/光田健一>
7.9月の海 <13,Brightest!>
8.さよならの足音 <05,VOICE>
9. 素敵なWink Cat <08,SUPER DONUTS>
10.今年の夏こそは <01,STARDUST REVUE/03,TO YOU〜夢伝説>
11.村長さんの娘 <02,今宵はモダンボーイ>
12.オラが鎮守の村祭り
<CD未収録 スタレビの前身バンド、アレレのレ:1979第18回ヤマハポプコン優秀曲>
13.愛が止まらない(original/WINK withスペシャルゲスト/相田翔子)
14.ナチュラル〜抱きしめてこのままで〜 (withスペシャルゲスト/相田翔子)
  *バンドversion 36,single
15.ふるさと(ア・カペラ)<23,DEVOTION*初回限定おまけCD「かくれんぼ」>
16.RUNNING <20,Ladies&Gentleman>
17.流星物語 <09,RANDEZ-VOUS>
18.Get Up My Soul <26,single/24,STARS*Matinne-マチネ-,他>
19.Goin' Back To 1981 <13,Brightest!/14,FACE TO FACE>
20.今夜だけきっと <single/24,STARS*Soirre-ソワレ-,他>

 
ENCORE;GSメドレー
EC1.ブルーシャトー(original/ブルー・コメッツ)
EC2.バン・バン・バン (original/スパイダース)
EC3.好きさ 好きさ 好きさ フィーチャリング寺田(original/ザ・カーナビーツ)
EC4.シーサイド・バウンド(original/ザ・タイガース)
EC5.クレイジーラブ <26,single 24,STARS*Matinne-マチネ-,他>
EC6.夢伝説 <5,single/24,STARS*Soirre-ソワレ-,他>
EC7.STARS <24,STARS*Soirre-ソワレ->



 朝からカーッと暑い日となり、思わずてるてる坊主を引っ込めてしまった。
みんなの願いが天に通じたのか暑すぎだ。霧島高原は(標高500〜600m位)山々に囲まれ、会場周辺には所々民家もある。
会場入り口の角の喫茶店のかたがおっしゃっていたが、朝7時にはもう席取りの人がいたとか。「行かれますか?」とお聞きしたら「ここで聞きます。聞えます」と、にこやかにおっしゃっていた。
 会場はホールの建物の右手に位置する野外音楽堂。建物のぐるりが日陰になっている所や木陰に、芝生にシートを敷いてゆったり待ち時間を過ごしていた。後で知ったのだけどこの日、桜島が久々に灰を降らす程、爆発したらしい。霧島までは風に乗って来なかった。
 16時開場。Aブロックの階段席(段差は30cm以上あり、一段の幅は広すぎる位ゆったりしていた)とBブロックの芝生席からなる会場。屋根付きのステージは意外に小さかった。階段席から座って上を見上げると、芝生席が全然見えない程傾斜があり、芝生席からもまた、階段席が見えないという景観。
お衣裳
要さん☆白のラメ混じりの薄手長袖ジャケットにインナーは迷彩のシャツ。赤のパンツ、赤のスニーカー。金のペンダント(ロケット?)。
健ちゃん☆ラグラン切り替えの袖、襟ぐりが紺で他はクリーム色、胸には、○の中に☆その中にkが入ったTシャツ。白地に縦縞のパンツ。白(パール)のスニーカー。首には細い(1cm幅程)黒のチョーカー。
VOHさん☆ダークブルーにアロハシャツのような花柄など入ったシャツ?黒の皮パンツ。黒の靴。金のネックレス。
寺田さん☆黒のTシャツ。黒のベスト。ワニ?皮のパンツ。黒の靴。
柿沼さん☆黒地にハイビスカス?の花柄シャツ。黒のパンツ。

18時2分、突然スピーカーから要さんのア・カペラの歌声が聞えてきた。でもちょっと音が歪んでいて「あれ?」と思っていると「きゃーっ」という歓声と共に、左袖から要さん登場!メンバー全員も後に続いて登場し途中から5人揃ってのア・カペラ。
 

AMAZING GRACE(ア・カペラ)
NO!NO! Lucky Lady(振り付き)

客をア・カペラでぐっと惹き付けるや否や、次は2曲目にして振り付きの曲!辺りはまだ明るいながら、みんな両手を大きく振って体を揺らして踊る!踊る!
 
月光列車(ムーンライト・ロコモーション)

この曲を野外で聴けるなんて嬉しい。
Northern Lights 〜輝く君に〜

イントロで、一際歓声が起った。シングル発売されたCDより、ライヴバージョンの方が数段いい曲の一つ。とはいえ何でもライヴの方がいい。

要さんの第一声「ようこそいらしゃいました〜。よく(会場に)入るねー!びっくりしちゃったよ。後ろの方、見えますかー?」芝生席から返ってきた返事は「時差があった」(笑)
【MC】
今日は私達の記念すべき日になりました。鹿児島での単独の野外ライヴというのは初めて。やっと20年目に来れた。ということは次は20年後か?実は昔1987年かな?国分のSONY工場の夏祭りに呼ばれた。その時は盛り上がらなかった。今日はすごい。もう茅ヶ崎市民がみんなここにきちゃったんじゃないかという位!(笑)嬉しくて私ギター置いちゃった。
 今日は夏の元気なご挨拶。本日のライヴのサブタイトルは「DANCE!DANCE!DANCE!」年齢に応じて DANCE!DANCE!でも結構。私はちょっと、という方はDANCE!でも結構(笑)783人いるスタレビメンバーから厳選されたメンバー5人の演奏を目に心に焼き付けて帰って下さい。
 これを聞き、「よおし!」と意気込んだのは私だけではないはず。

今日はスタレビにとって非常に珍しい事が起こっています。南日本放送(MBC)が収録に来てくれています。ではこのカメラに向かって…とステージのハンディカメラの方に顔をぐっと近づけ、かぶりつき状態で、後ずさりしながら喋る要さんを、カメラさんが追っかける図。あまりに可笑しくてみんな爆笑。「2万5千人の客が入っています」とカメラさんを客席にふらせると、客席は大歓声というか奇声。
要さん「今日の客もバカばっかり!!笑」
 

Goodtimes & Badtimes
僕はピアノが好きなんだ/光田健一
9月の海/柿沼 清史

アルバムではリードヴォーカルは要さんだが、今日は柿沼さんで。
 
さよならの足音/林 VOH 紀勝

VOHさんがイントロで前に出てきてダンディに決めて歌い出そうとすると、演奏を終了され、こける。コミックバンドの如く2度3度とこんなパターンが続き、なかなか歌わせてもらえず「頼むよー」とメンバーに泣きつき、ようやくファルセット(裏声)で見事歌いきったVOHさん。が、しかしリードヴォーカルの余韻に浸る暇もなく続けて次の曲の演奏が始まり、走ってパーカッションの定位置に戻っていた。
9月の海、さよならの足音とバラードが続き、手拍子が気になったのと、座ってききたいなーと(笑)
 
素敵なWink Cat

この曲も久々に聴いた気がする。確かFLAPPER (ファンクラブ会員)の為に作られた曲。
 

【MC:メンバー紹介を兼ねて謎掛け、のコーナー】

ー健ちゃんー
要さん「野外と掛けて何と解く?」
健ちゃん「だだをこねる子供と解く」
要さん「…その心は?」
健ちゃんぼそっと「変えようかな?・・・皆さんご一緒に・・・やがい(ヤだい)やがい!やがいー!!」とだだをこねるイヤイヤのポーズ。
要さん「バンザーイ!!これを持ちまして中止させて頂きます」(笑)

ー柿沼さんー
要さん「つい先日香川の志度町の野外で、後ろ姿で海を観ながら演奏していた」(笑)
柿沼さん「夕焼けを観るのが好きなんです」
要さん「夕焼けとか小焼けとか好きですからね、、小焼けって何ですかね?大焼けもあったりするんですかね?、、、小焼けと掛けて?」
柿沼さん「・・?!」

ーVOHさんー
要さん「奴のあんな歌を聞いて貰いました」とVOHさんを紹介。
「歌いましたね。ファルセット・・」
「天地真理に代表される歌(裏声)をファルセットって言うんですか?アグネスチャンは?」
「柿沼さんに聞きましょう」
柿沼さん「違います」
要さん「ホテルでは大抵横に部屋が並んで取ってあり、みんなだいたい同じ位にお風呂に入る訳だが、換気扇だけは繋がっていて、鼻唄が聞えてくる。サザンオールスターズ!すぐ柿沼だと解る。♪砂混じりいの〜♪(真似る要さん)と歌いながらバシャバシャやっている。あとユーミンが多い。

ー寺田さんー
要さん「次は歌わなかった寺田さん。なぜかというと、寺田さん持ち歌が無いんです(笑)今日コンサート中に好きな歌を歌いたくなったら手を挙げて」
寺田さんの事を話している最中に雨がぽつぽつと降って、健ちゃんのキーボードの機材にスタッフがビニールシートを掛けるという場面も。どうなるの?と思ったけどそれ以上雨は降らず、ほっとした。

20年間で、出した24枚のアルバムの内3枚目までが殆ど「アレレのレ」時代の曲。
これから歌う3曲をどのようなコミックバンドぶりかを披露する為?に要さんが歌詞を朗読。健ちゃんのピアノ伴奏付。まるで昼下がりのテイータイムのようなゆったりした雰囲気の中、真面目な顔で朗読する要さんと裏腹のコミカルな歌詞に『くすくす』と笑いが漏れる。
 

ー名付けておバカソング特集ー
1,今年の夏こそは

ファンクラブ人気投票で最下位になった曲、、との前置きがあり、調べたら本当だった。
FLAPPER CLUB 会報 VOL.37(1989,8,10発行)記載。正確にいうと、スタレビの好きでない曲!
一番多かったのは「そんな曲はない!」だったが、敢えてベスト3をあげるならという事で当時5.4%で1位だった。この歌はリードヴォーカルは要さんだが、柿沼さんが台詞で低音で入る箇所があり
「いい娘はいないかしぃーら?」ときて「いい娘はいなかったぁ」で完結する。当時アイドル系だったらしい柿沼さんの、この捨て台詞的な言葉が女性ファンの機嫌をそこねたのか!?(笑)
 
2,村長さんの娘♪作詞,作曲:根本要

「あの娘かわいや おしりムチムチ」の歌詞部分では要さんが後ろ向きで、おしりを振り振り(笑)

麦藁帽子に虫取り篭、着物を着て顔には口の回りに黒い円を描いて髭面メイク。まさにバカボンといった感じの体型の人が二人登場し、メンバーにタオルと麦藁帽子を渡し曲へ

3,オラが鎮守の村祭り(CD化されていない曲)♪作詞,作曲:根本要

 
1.おらが村じゃ somebody Samba
 田舎物と笑うでねぇだ
 田植え終われば 夢中で駆け寄る
 踊り疲れりゃ 夜はまた楽し
 村中が たんぼでサンバ
 村中が 夢中だ 夢中
 村中が たんぼでサンバ
 村中が 夢中だ 夢中

 
2.おらが村じゃ somebody Samba
 村中踊りゃ たんぼでサンバ
 呑めや 歌えや おなご引き連れ
 夜は更けない 月も踊り出す
 村中が たんぼでサンバ
 村中が 夢中だ 夢中
 村中が たんぼでサンバ
 村中が 夢中だ 夢中


1番の詞はファンクラブ会報より抜粋したのだが、この曲の時代背景にはフュージョンがあったらしくかっこいいのは嫌だというのでこんな歌詞になったとか・・・調べて解ったが、朗読された詞は2番だった。2番は資料が無く、耳だけで書いたので、少し不安。
*部分の歌詞:私は知っているとおっしゃるコアな方がいらしたら、情報をお待ちしています、て事で情報下さったYさん、早速UPさせて貰いました。実はvideo 「Best Wishes」の初回限定版のおまけvideoとして「アレレのレ」のこの曲のみが収録、でも歌詞は付いてなく聞き取れずにいましたが、納得!確かにこう聞こえます。感謝!
メンバーは麦藁帽子を被りタオルを首に「マルチステージ!」と、寺田さん以外のメンバーが、楽器を持って前に出て横一列に並び演奏。サンバのリズムのコミカルな曲。
先程のコスプレの方が舞台両脇に二人立ち、曲のポイント事に、立てた虫取り網の柄部分を床に突いていた。演奏の途中で全員が楽器を抱えて途中でポーズを付けたまま固まる、というパフォーマンスもあった。これはスタレビがアレレのレ時代第18回 ヤマハポプコンで準優勝した曲。この時の最優秀は「♪ああ〜〜」と要さんが歌ってくれたが、「大都会」のクリスタルキング!
 

ースペシャルゲストの紹介ー


レコード大賞受賞歌手で、、、とじらして、健ちゃんがキーボードで「函館の女」のイントロ演奏。
北島さぶちゃん。しかも北島三郎兄貴・・「兄貴!?」と言う言葉に会場のリアクションも言った本人も『ちょっと違う?』という感じの間。・・兄貴ではあんまりだ(笑)北島おやじさん!、、男の中に男のゲストが来ても仕方ない。という訳で女性!
 というと♪ちゃらっちゃ ちゃららっちゃら 「あっん あっん 」と青江三奈さんの曲のイントロ演奏に続ける要さん。「亡くなってる人は呼べない。お盆過ぎたばっかりなのに(笑)」
 ではヒント、二人組み、、というと次は「UFO」のイントロ。
♪ちゃららら ちゃらららーー・・とイントロが流れ、「UFO!!」の所で要さんと健ちゃんがピンクレディの振りを!きりが無いのでついにスペシャルゲスト登場!
元WINKの相田翔子さん。黒のロングのスリップドレス、腰に細いラインストーンを巻いて現れ、思わず見とれる。
 

愛が止まらない

2番は要さんがボーカルを取り、女性のキーをすんなり歌われるので、客席からもため息に近い驚きの声が!
【MC】
相田さん「身長160cmの割に、足のサイズが22cmと小さく、さっきもそこでこけた、、、ハンドマイクで歌う時、顔を上げ気味に歌うので、足が小さい為バランスが取りづらく後ろに倒れそうになる、、」とか
「ミュールも合うサイズが無い」と、話が履物に及び、ミュールと言われてもピンと来ない要さんに
「ミュールってサンダルで踵がなくて、、知らない要さんの為だけに今説明しているんですよ・・ミュールは踵を少し出して履くのがかわいいのに大きいのしかない」と言うと
要さん「ああ、昔ヤンキーが踵出して、履いていたよね」
相田さん「ターンが出来ないのは足のせいだとダンスの先生も認めてくれた」とターンをして見せると
要さん「ここで練習しないでね」

鹿児島はイベントで何度か来たという相田さん。
要さん「覚えているのは?」
相田さん「かるかんが大好きで一杯買って帰る」という、ちぐはぐな答え。
相田さんの天然さというか、噛み合わない会話が続き要さんも勝手が違うのか、うろうろ歩きまわり落ち着かない。相田さんの会話の成り行きを、メンバーはじめ会場じゅうが見守るような空気の中、ステージに置いてある、要さんの携帯電話が鳴って『曲行け』との指示が来る。

要さん「なんていうか緊張家なんだよね・・緊張家って言わないか、、蚊取り線香みたいだもんね」
相田さん「緊張症なんで、早死するかも」
要さん「早死するかもって言われても何て言っていいのか、、俺時々息できなくなっちゃよ」
相田さん「要さんは緊張しないんですか?」
要さん「してるよ!だからさっきからこうして、うろうろしてる」とステージを歩き回って見せる。
 

ナチュラル〜抱きしめてこのままで〜

 相田さんがよくこける、、というので「芸人でもないのに、こけられた日にゃあ、笑いを全部持っていかれる・・」先のトーク中でも言っていた要さんの言葉を駄目押しするように、歌い終えて帰っていく相田さんがコードにつまづき危なくこけそうになり、客の笑いをさらっていた。

「本当に不思議な人・・」と要さん。
個人的には「淋しい熱帯魚」をWINKの振り付けでやってほしかった。あくまでゲストは秘密となっていたが、知っている人は知っているが、知らない人も結構いたようで、喜ばれていたようだ。

STARSツアーでスケジュールを調整中で、来年もう一度、鹿児島に来れそうだ。昔鹿屋や枕崎に来た事もあり、或いは初めての街になるか未定。こんなに鹿児島に来るのは珍しい。、、で、決めました!鹿児島は第二の故郷。(会場喜ぶ)言っちゃいましたね〜!でもこの第二がたくさんある(会場笑)その中でも一位寄りに近い。鹿児島第二の故郷記念ア・カペラという訳で、、、
メンバー全員が前に出てきて一列に並び、健ちゃんのピアノで♪ちゃん ちゃん ちゃん♪と挨拶。
ドリフの合唱コントが始まるような。(解るかたいるかなー?!)

ふるさと(ア・カペラ)
RUNNING
流星物語
Get Up My Soul(振り付き) 
Goin' Back To 1981


「楽しんで頂けましたでしょうか〜」…これからもアルバムを作って色んな街に行きたいと思っている。よかったらゆっくりでいいのでこれからも楽しんでいただけたら幸せです。
 

今夜だけきっと

歌が終わると、メンバーが前にでてきて「今夜だけきっと」を今度はア・カペラでサビ部分をたたみかけるように歌って、一旦ステージから引っ込む。

ENCORE;GS(グループサウンズ)メドレー

アンコールで再登場のメンバーは、真っ赤なGSルック?(立襟と袖口が黒)の衣裳。
 

ブルーシャトー
バン・バン・バン
好きさ 好きさ 好きさ (寺田さんをフィーチャーして)
シーサイド・バウンド
クレイジーラブ(振り付き)曲の終わり頃にステージ両脇後方より花火!


GSに合わせ、メンバー揃ってのステップも振りも歌声も、新鮮で楽しかった。
 クレイジーラブの出だしは♪イエーィで始まり、AHーーーーーと延びる(ロングトーンというらしい)声が、息が切れたら倒れるんじゃないか?と思う位今までで一番長く感じた。

「GS世代は俺達が子供の頃で、よく聞いていたのに、なんで知らないおまえ達が「ゴー バウンド!」って言うんだ?おまえら一体幾つ?」
GSメドレーが終るとすぐ、真っ赤な上着を脱いでしまったのだが「因みにあの衣裳は貸し衣裳です(笑)」要さんオレンジ色の半袖Tシャツ、VOHさんは黒のタンクトップ姿。

 親戚でもないのにあんな後ろまでお客さんが入って頂けて嬉しい。
「ご近所に住んでいる民家のかた!スターダスト レビューがご迷惑かけてすみません」と謝りつつ「でもまだやります」の言葉に客大喜び!
「去年のKIROROは良かったな、一昨年の南こうせつは良かったなと言われないように…」と、霧島高原サマーコンサートVol.1,2で開催されたアーティスト紹介も忘れない。「ここを紹介してくれたスタッフに感謝します。同じ空気の中で夏の終わりを一緒に過ごせて感謝しています。こんな場所まで足を運んで頂いて、、こんな場所と言ったら失礼ですね(笑)遠くまで来て頂いてありがとうございます・・・人と人の出会いこそが人生の一番の面白味かな、と思います」
 

夢伝説

『あんな所に火が!!』と、まずびっくりした。ステージ、鉄骨足場?の両サイド上方に計4箇所の炎が燃え風のカタチになびいていて、神秘的だった。花火が上がった時もだったが、きっとポカンとした顔で見ていた事だろう。風の強さを確認できる程、真横に炎が燃えていた。ステージ両サイド上方に括りつけられた、ブルーに白抜きでSTARSと書かれた三角の旗もしきりにはためいていた。

「今日は色々な事を思いながら聴いてくれたと思います。ある人は昔の事を、ある人は明日からの事を思い出したかもしれない。音楽はいろんな意味で幸せにしてくれる。そんな音楽が好きです。
 次の曲は空でも見ながら、一番大切な人の事を思いながら聞いて下さい」と要さん。
すると会場の照明が全て消え真っ暗闇になった。
 

STARS

要さんの歌声とキーボードだけが聞える中、空を見上げると星がひとつふたつと暗さに目が慣れて見えてきた。歌が終わる頃には、気付くとたくさんの星が出ていた・・・。満天の星空の下でスタ☆レビの音楽を楽しめるなんて最高の贅沢だ!
 瞬間、パッと照明が付き、何度も御辞儀をし、満面の笑顔で手を振り帰っていくメンバー達。拍手の渦。なかなかその場から立ち去れずにいる人がいたが、気持ちは同じだった。
21:03分頃終了(終演後はSTARSのインストゥルメンタルがかかっていた。)

==============プチ感想==============
踊らにゃ損々、と言わんばかりのライヴで、その心地良さは、現場でないと味わえないと思いました。
 要さんが「楽しんで頂いてるでしょうか〜」と呼びかけては、客が熱い歓声を返すというシーンが何度かあり、その度に嬉しそうな笑顔。「いいねえ」の何気な一言が嬉しかったです。健ちゃんはショルダーキーボードを手に踊っている姿がとてもキュートで、VOHさんのサックスもパーカッションも冴え、ガッツポーズも素敵。寺田さんの寡黙なステージと裏腹の熱いドラムの音。柿沼さんのにこにこ顔、そして相田翔子ちゃんの「愛が止まらない」の曲で一緒にちょこっと口ずさんでいたのを私は見ました(笑)要さんのギターの歯弾きはお馴染みですが、GSメドレーの時、要さんがギターを弾き乍らくるっと後ろ向きになり、ギターを頭の真後ろに持っていって弾いてしまうという技を披露。これには驚き。
 夕暮れから夜になるに従って高原の風が涼しく、とても気持ちよく吹いていました。野外の雰囲気の開放感を感じ、最高の気持ちいい音楽を観て聞いて至福の時を、満喫できるとは、、、。だからスタレビの生ライヴはたまりません。
 
この日、地元TV南日本放送MBCのカメラが入っていて、3時間のライヴを1時間程に短縮して放送。MBCTVにて9月23日午後3時30分から放送。MBCラジオは9月16日午後11時からAM:1107KHzで放送済み。

一番最初のボロボロのレポートを見た方、申し訳ありません。冷静になってみたら、誤字脱字、日本語も変になってまして、青くなって少しずつ訂正&修正しました。ところで、 私がいたAの階段席からは、切り取られた視界に空は見えず、惜しむらくは、ステージの向こうの山々や風景など見えたらな、と贅沢な事を考えてしまいました。結局長くなってしまってすみません、読んで頂きありがとうございました。


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