STARDUST☆REVUE meets BIG HORNS BEE(plus 山本公樹)
「NO  BALLADS」at Zepp Fukuoka  2001/10/16 (火)

開場18:00/開演19:00

※これから行かれるかたは、ネタバレしていますのでライブを先入観なしで見たい方は見ないで下さい。それでは以下禁断?(でもないか)のNO  BALLADS at FUKUOKAライブレポート、ご覧下さい。もしご覧になって実際のライブの感動が半減した場合でも責任は持ちません(笑)あしからず。






目セットリスト
(WITH  BHB、公樹さん)
M01 THE CHICKEN/(original ジャコ・パストリアス)
M02 BEATに愛を込めて/NO  BALLADSほか
M03 KEEP ON ROLLIN'/NO  BALLADSほか
M04 月光列車(ムーンライト・ロコモーション)/NO  BALLADSほか
M05 Danger Lady/RENDEZ-VOUS,FACE TO FACE
M06 Syncopation Love/NO  BALLADSほか

(BHB、公樹さん退場)
M07 ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス/シングル,ほか
M08 噂のアーパーストリート/今宵はモダンボーイ,TO YOU〜夢伝説
M09 シュガーはお年頃/シングル,ほか
M10 想い出にかわるまで(フィーチャリング:BHB、下神さん)/
シングル,THANK YOU,Best Wishes
M11 木蘭の涙(フィーチャリング:公樹さん)/シングル,SOLAほか

(BHB、公樹さん再登場)
M12 Sweet Harmony/NO  BALLADSほか
M13 Baby、とりあえずもっと/NO  BALLADSほか
M14 Intermezzo(健ちゃんソロ:「The Work Song」/Oscar Brown Jr.)
M15 HELP ME/NO  BALLADSほか
M16 Whisky A GO-GO/NO  BALLADSほか
M17 Get Crazy/FACE TO FACEほか
M18 Going Back To 1981/Brightest!,FACE TO FACE

----------ENCORE----------

M1 ダニー・ボーイ/DEVOTION
M2 Goodtimes&Badtimes/NO  BALLADSほか
M3 と・つ・ぜ・んFall in Love/NO  BALLADSほか

当日は台風の影響であいにくの雨模様。
18:00〜 ブロック事に、ドーム下の階段の所や、会場入り口に分けて会場の外で並んで待たされる。会場入り口でドリンク代500円と引き替えにコインを渡される。これを並ぶ前に引き換えておかないと、いざ入場の時にこの手間でさらに入場が遅れる事になったようだ。会場に入りコインとペットボトル&ストラップを交換。ドリンク代、要だった。これが手荷物で結構かさばる。


19:05 BIG HORNS BEE(以下BHBで表記)5人と山本公樹さん、メンバーの総勢11人が登場。
ステージの立ち位置は
下段に右からVOHさん、寺田さん、要さん、柿沼さん、健ちゃん。
上段にステージを見て右からヒマラヤン下神(下神竜哉)さん、フッシー小林(小林 太)さん、河井わかばさん、オリタノボッタ(織田浩司)さん、フラッシュ金子(金子隆博)さんのBHB5人、山本公樹さん。
この順番で「THE CHICKEN」にのせて要さんからメンバー紹介。

この日、要さんのギターはいつものストラトキャスターとグレッチを曲によって使い分けだったが、まず1曲目はオレンジ色のグレッチを使用。
これがグレッチの音色か〜と、思いつつ心はもう大歓声と期待ですでに上の空。
続いてファンファーレ(初めて生を聴いたけど迫力、歓声が上がる)から始まる「BEATに愛を込めて」。

<最初のMC>
雨の中1時間も待たせてすまなかったね。楽しんでますか〜?(会場/イエ〜イ!!)
…今日もバカばっかりです。

本日のMCは、BHBと要さん以外のメンバーに前もってアンケートを書いて貰って、質問ごとに、優秀な回答をした人(スタレビメンバー以外)にNO  BALLADSツアーグッズを賞品で差し上げる、という前提でのMC進行。「びっくりしたのはみんな字が下手なんだよ(笑)」と要さん。
NO  BALLADSのパンフレットの紹介で、ブックレットには写真と共に直筆で自己紹介をしているのがまた必見だとか。

質問:福岡には初めてですか?
答:┣フッシー(小林)さん:福岡はスタレビで3回目。(前は)サーフィスとSILVA
┣河合さん:パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ
フッシーさんにリストバンドをプレゼント。

「KEEP ON ROLLIN'」イントロでメロディにのせて曲紹介。
「月光列車(ムーンライト・ロコモーション)」BHB、公樹さん、健ちゃんらの、リズムに合わせて膝を曲げるポーズが楽しそうでかわいい。あと、どの曲だったか左足を横に曲げるアクションもあった。

<MC>
質問:あなたは福岡が好きですか?
一人だけ嫌いと書いた人がいる。
答:┣フッシー(小林)さん:嫌い。あまりにもきれいな女性が多すぎる。
┣下神さん:選挙の投票所のようなラーメン屋でもうまい。
赤坂のライブではやらなかった曲、と紹介されたのは「Danger Lady」
続けて「Syncopation Love」
(BHB退場)

デビュー当時の懐かしい曲でお楽しみ下さい。
「ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス」
演奏を止め客席にマイクを向けてア・カペラで2小節ほど、歌わせるという部分もあって、歌声も揃っていた。
「噂のアーパーストリート」お馴染み、VOHさんのダンス、ロックンロールも見事。
僕等のデビューシングル「シュガーはお年頃」聴いてください。

<MC>
昔は前座で色々やった。恐ろしかったのは、さだまさしさん。コンサートならともかくフィルムコンサートだよ。俺達、生演奏やって、それよりもスクリーンのさださんの方が盛り上がっていた。
デビュー20周年を迎え、8/4つま恋も39.4度という最高気温を記録した浜松から数キロも離れていない場所でやった。全国味巡りという事で、ブースでうまい物を出した。福岡のイベンターさんのBEAからもラーメンやトンバラっていうの?(会場から「ぶたバラ!」という声がかかると)
目黒の店ではトンバラって言うんだよ!もう、2曲カットしますから!(え〜〜っと会場ブーイング)
柿沼さん、いい間合いですかさず「よかった」(会場笑い)
ラーメン屋の親父が忙しくて来られないという訳でBEAのスタッフが1週間修行に行ってブースを出した。宇都宮のぎょうざは、きょうざ協会理事長自ら来て下さった。

BHBの皆さんはなかにはSMAPのコンサートを蹴ってNO  BALLADSに参加してくれた方もいる。

トランペット、下神さんフィーチャリングでの「想い出にかわるまで」ミュートトランペットという先っぽに蓋をしたトランペットを使用。トランペットが入ると、すごいかっこいい。

「木蘭の涙」公樹さんのサックスによるフィーチャリング。
曲が終わると、BHB全員が再登場し、公樹さんを囲んで『よしよし』と頭を撫で撫で。

要さん:総勢11人でのツアーは、下手な修学旅行より迫力ある。

「Sweet Harmony」ステージ上段左3人がフルート、ピッコロに持ち変えて「笛吹き童子」を交えての演奏。

<MC>
質問:これぞ福岡という有名人は?

回答:福岡翼、森田一義、などの名前があがっていた。若葉さんに至っては「辞退させて頂きます」との答え。「生まれが小倉だから」?そう。
┣柿沼さん:チューリップ、財津さん。バッテン荒川(との答えに会場から「違う〜」とブーイング。熊本出身との事)
要さん:なんで熊本だと思ったの?
柿沼さん:バッテンと付くから…。
┣健ちゃん:♪やだねったら〜やだね〜、の人。
健ちゃん:♪やっぱりね〜。
 会場から「かわいい〜!」と声がかかると
要さん:かわいいったって30過ぎてんだよ。
 それでも駄目押しの声援がかかると、挙句には「糞して●ね!」という暴言まで吐いてしまった。
 そこまで言うかな〜。

質問:自分が似ているといわれる有名人、内心似ていると思う有名人は?

回答:
┣河合わかばさん:今井美樹(会場ブーイングの後)…髭のない時。
┣公樹さん:今田耕司、うちの姉貴。内心キアヌ・リーブスに似ていると思う。
┣オリタノボッタさん:インコ
┣フッシーさん:はた坊(「おそ松くん」に出てくるキャラクター)
┣下神さん:ラッツ&スターの桑野さん、内心優香か堀ちえみに似ていると思う。
┣健ちゃん:えなりかずき(会場大受け)
┣寺田さん:特に似ていると言われた事はないが、前世はラクダだと言われた。
┣柿沼さん:くまのプーさん。眉毛の下がった所が自分でも似ていると思う。
要さん:柿沼さんは、デビューしたての頃は光一平に似ていると言われてた。
┣VOHさん:ブラザートムさん。

要さん:回答でやられたと思ったのが・・
┣金子さん:小泉純一郎。とりあえず髪型は意識しています。
(そんな金子さんにタオルがプレゼントされた)

次の曲に行こうとして、なぜか微動だにせず立ったままの要さん
VOHさんが「どうしたんだよ」と声をかけると…
「はっ!」「は〜〜っ!」「ウン」・・・(痰がなかなか切れないらしい)
目の前の客席を指差しながら「飛ぶかも?唾だったらいいけど・・・」
想像して「きゃあ」と、思わず体を避けようとする動作をしてしまう前列のお客さん。
失礼ながら可笑しかった。

「Baby、とりあえずもっと」
「Intermezzo(健ちゃんオルガンソロ)」NO  BALLADSのアルバムとはまた全く違うバージョンで、えらいかっこよかった。マイケル・ジャクソンの有名な曲のイントロを少し思わせて、指パッチン(もっと違う表現できないかねえ、自分…)をしながらミュージカルで若者が出てきそうな雰囲気で、最初手拍子もおこった。
 何となくでも分かって貰える?

(注!セントウルさんより教えて頂きました。以下▼『』部分
『恐らく、ジャズの名曲”The Work Song”(Oscar Brown Jr.)と思われます。
随分昔、栄養ドリンク剤のCMに使われていたことがあり、このフレーズは記憶していたためです。』
 検索したら”Work Song”でもでてきました。どうもありがとうございます、セントウルさん。
CD販売サイトの音源で頭だけですが聴いたら、まさにこれ!と思いました。by sonoo)

「HELP ME」要さんの指真似付き口模倣がこれまたかっこいい。歌うトランペットとでもいうか…。トランペットと歌をミックスした新らしい楽器のようだった。

<MC>
11/21発売になるシングルは、「NO  BALLADS」といいながらバラードです。
タイトルは「MY LOVE」。「What is Love?」の答えはもう出ちゃったのかよ。
カラオケにも唄入れておきました。そのEnglish Versionをライブ後のBGMで流します。今日は唄いません。
カップリングは「Deeper kind Of Love」「Rock&Roll Bible」。
 11月後半からは、RKB毎日放送、TVで番組をやります。(会場、拍手)拍手が薄い!TVだよ。しかも東京で撮らずに福岡に来て撮ります。第1回のゲストはTHE MOOS。

ここからはBHB、たて続けに吹きます。顔が赤くなってきたら苦しいんだなと思って下さい。メンバーも唄います。柿沼さん、しっかりシャウトして下さい。すぐ気、抜いて歌うんだから。

「Whisky A GO-GO」柿沼さん、VOHさん、寺田さん、健ちゃんでワンコーラス目は唄い回し。この曲は要さん一人で唄ったほうが曲に合っている気がするのは私だけ?。
「Get Crazy」みんなで飛ぶ飛ぶ。柿沼さんは欽ちゃん跳びだ(笑)
ラストの方では、ピタと全員が凍り付くポーズもあり楽しい。凍るたびに会場も沸く。
「Going Back To 1981」

---ENCORE---

「ダニー・ボーイ」このア・カペラ、すごい良くてどんな効果を使っていたんだろう?と思った。
それともただ会場の創りの関係?
「Goodtimes&Badtimes」♪Goodtimesでグー♪Badtimesでパーを前に突き出すお馴染みの振り付け。きれいに揃うもんだなあ。
「と・つ・ぜ・んFall in Love」このジャンプもみんな、まあきれいに揃っていた。
バラードでは終わらないパターンは久々。「NO  BALLADS」だけに当然かもしれないけれど。ステージ上では、11人が入り乱れてそれぞれ抱き合ったり、体や手を叩き合って、最後は全員で肩を組み合い深々とおじき。「気をつけて帰って下さい」という要さんの声の後、新曲の英語バージョンが会場に流れた。

終演21:45


<プチ感想>
「1回やったら、ツアーをやりたくなった」という気持ちが、弾けていたような雰囲気のライブでした。スタンディングという状況、狭い空間での熱気は、歓声もまたすごかったです。予想以上の内容で、行って良かったと痛感。リラックスして演奏しているステージの楽しさと客席が相乗効果で、雰囲気をさらに盛り上げていた感じがして、楽しかったのはいうまでもありません。ホーンセクションが入った生の音は、アルバム「FACE TO FACE」で聴いていた感じに近くてもっとキンキンするのかと思っていたら、全然そんな事はなくて厚みのある音に仕上がっていて至極心地よかったです。
途中要さんのギターの具合?を直す為にスタッフの六本○さんが要さんの真後ろで何かされている場面とかもあったり、そのあたりは要さんの臨機応変なMCでフォロー。ちょっとやそっとのハプニングで動じない、メンバーやスタッフの方の息の合ったところを改めて感じました。
 要さんの投げたピック、結構ピューンと遠くまで飛んでいました。タオルも投げていましたよ。それにしても120分限定でと言っていたけど、ライブがはねてみると、2時間40分やってました。
NO  BALLADSのアルバムからは「Get Up My Soul」が、演奏されなかったんですが、これも聴きたかったなあ。
 お疲れさまでした。帰りは新曲(カップリング)を聴いて帰ってきました。バラード、それも癒し系??早く本バージョンを聴いて見たいな、シングル。て事で、長いレポート、読んで下さってどうもありがとうございました。


INDEX