midi 1月1日 レポート;ぽちさん、みかんさん、苑生による合作<Last up date 1/6>
 
前代未聞のCOUNT DOWN〜初詣ライヴ
会場 名古屋レインボーホール

2000年12月31日(日)
開場PM10:30 開演PM11:45過ぎ〜 終演AM5:45過ぎ

チケット¥6,500(税込み)おみやげ、鏡餅&クラッカー(カウントダウン瞬間用)
スタレビ神社、ご利益,ほか(画像付)
曲目セットリスト

M0  AMAZING GRACE(A Cappella)
M0  春の海〜1月1日(スタッフ,メンバー全員でハンドベル)
M1  シュガーはお年頃
M2  Baby ,It's You
M3  Get Up My Soul
M4  今夜だけきっと 
M5  Goodtimes & Badtimes
M6  Thank You
M7   GOOD-BYE MY LOVE/01:STARDUST REVUE(1981)
M8  トワイライト・アヴェニュー/03:TO YOU〜夢伝説(1984)
M9   涙のエピローグ/04:THANK YOU(1985)
M10 会えないよ 
M11 Cassiopeia/ボーカル 寺田 正美
M12 僕はピアノが好きなんだ/ボーカル 光田 健一
M13 9月の海/ボーカル 柿沼 清史
M14 さよならの足音/ボーカル VOH林
M15 Midnight Rainbow/07:NIGHT SONGS(1987)
M16 Single Night/11:Best Wishes(1990)
M17 月光列車(ムーンライト・ロコモーション)/10:In The Sun ,In The Shade(1989)
M18 追憶

 --休憩time2:25〜2:45(約20分)--

M19 Tea For Tow:二人でお茶を(piano&A Cappella/original ニック・デカロ)
M20 もう一度ハーバーライト(piano&A Cappella)
M21 Sweet Memories(A Cappella/original 松田聖子)
M22 上を向いて歩こう(A Cappella/original 坂本 九)
M23 季節を越えて(ピアノ&A Cappella)
M24 ナチュラル〜抱きしめてこのままで〜(with ボーカル 光田健一&VOH林) 
M25 少年/16:SOLA(1993)
M26 恋人のままで/17:楽団(1994)
M27 ふたり/19:艶(1995)
M28 木蘭の涙
M29 ワイン恋物語
M30 夜更けのリフ
M31 夢伝説
M32 1%の物語
M33 涙/20:Ladies&Gentleman(1996)
M34 もうチョットだけ何か足りない/21:Goodtimes & Badtimes(1997)
M35 Sweet Harmony/22:Moody Blues(1998)
M36 What is Love?
M37 WHAT A WONDERFUL NIGHT
M38 Goin' Back To 1981
M39 NO!NO! Lucky Lady
M40 と・つ・ぜ・ん Fall In Love
M41 もっとそばに来て(大ア・カペラ大会〜華麗なるエンディング)

▼△▼△▼△▼△▼△衣裳▼△▼△▼△▼△▼△

要さん:白の長めのコートジャケット?ボルドー色の網目インナー。ボルドー色の皮パンツ。
    赤いスニーカー
健ちゃん:白いブラウス、モスグリーンのジャケット、真っ赤な花柄のパンツ、
                キラキラ光るスケルトン仕様の(?)白い厚底スニーカー、
柿沼さん:スタンドカラーの白いジャケット、黒いパンツ
VOH林さん:茶系の柄シャツ、黒色インナー、茶系の皮パンツ
寺田さん:黒色の皮ジャケット、赤系の皮パンツ

前記:名古屋駅から、レインボーホールに続く笠寺駅まで電車(PM11時前)は満員状態。まさか全員スタレビでは・・・。その予想的中。笠寺駅でほとんどのお客さんが電車を降りて、出口に向かう階段はギュウギュウでした。でも、おかげでおのぼりの私たちも、流れに乗って会場に難なく到着。
しかも、会場の外ではおでんやそばを売ってました。“あったかそー”と思いつつお腹がすいていなかったので、諦めました。
開場のときに、おみやげの赤い賀正とかいてある巾着(ちゃんとスタレビと会場のロゴ入リ)に入った、鏡もち(スタレビのシール付き)、カウントダウン用のクラッカー、そして、“賀正スタレビ”と書いてあるお札をもらいました。
会場に入ると、お客さんの熱気のせいか、外の寒さとは打って変わって、ムンムンしてました。(by ぽちさん)


会場は、縦長に使った少し楕円の形で前方にステージ。開始30分くらい前からミラーボール点灯。(紫色)

<23:45過ぎ>客電が落ちて、拍手がおこる。
ステージに向かって左側から要さんを先頭に、メンバーがステージに上がってきた。要さんの手には事務室にありそうな白くて丸い時計が。ドラムを置いてある台の上に置く。(最後まで置かれていた)
「ようこそいらっしゃいました〜」
いきなり(唄わない・・・という発言撤回して?)AMAZING GRACEをア・カペラで。

「21世紀を皆さんと、一緒に祝おうという事で、ここレインボーホールでライヴをする事にしました。でも、普通カウントダウンといえば、華々しく花火が上がったり、電光掲示板でカウントダウンしていくんですが、そんなお金はスタレビにはありません!と言う事で、これです」
テーブルワゴンの上に電話が一台。「これで、日本の標準時間、明石に電話をしてカウントダウンします。
なぜ、このライヴが名古屋なのかというと、なんとなくです。実は、去年の11月にカウントダウンライヴの話が上がった時に『レインボーホールならゆっくり使えますよ』とサンデーフォークのスタッフに言われた。ゆっくりったって、2、3時間とかじゃだめだよ、5時間ぐらいじゃないと。ま、会場がよくてもスタッフが大変だけどね・・と言う事で実現となった。電車が動き出すまで楽しんでって下さい」

地味にNTTの時報と繋いでのカウントダウン。会場内に「ピッ・ピッ・ピッ・・」と時報が流れ、世紀越えの瞬間の為に練習を行う。否応無しに緊張感が増してくる。(PM11:53頃に一回NTTにTEL。間違えて天気予報にかけちゃーいけないよねぇ〜といいつつ。受話器を置いても時報流れる。)
「これって?8分以上かけつづけると切れちゃうんだって。今からやって大事な時にブチッっと切れたら大変だから、もう少ししてからかけます。時報のお姉さんが『あけましておめでとうございます』とは言わないよねぇ」

みんなそれぞれの手にクラッカーを持ち、10秒前から時報のアナウンスに合わせ、会場一体となって声を出してカウントダウンの秒読み。10・9・・・3・2・1・0!!
<2001,1,1/0:00>その瞬間HAPPY NEW YEAR〜!!”の声と
一斉にクラッカーが鳴リ響き、感激の歓声!(若干会場の方が勇み足になり、早かった気も。)
いやあ、すごい。こんなに大勢の人が、同時にカウントダウンするのは感無量だ。このクラッカーは、音だけ出て紙屑が散らからないので環境に優しいのだそう。「ゴミが出ないようにしていますよ。エコロジカルなスタレビですからねぇ」

舞台両袖に門松がライトアップされて登場!「新年明けましておめでとうございます」とまず挨拶。
要さんの話が長くなった時、お馴染みの警告用パトランプも本日も当然、点々と備え付けられている。スピーカーは天井から吊り下げられ視界がいい。
 いきなりスタッフが、手にハンドベルを持ってあれよと言う間に、舞台にぞろぞろ登場。メンバーも一緒に勢ぞろい。「今まで1曲しかできなかったんですが、練習しました」
要さんの「構え!」「演奏始め!」のかけ声で、なんとハンドベル演奏が始まった。

春の海(さわりだけ:音を一つスタッフが外してこける。)
1月1日〜2コーラス目は和音バージョンで。すると1階席後方から“♪と〜し〜のはじめの〜”と曲に合わせて口ずさむ数人の歌声が、自然発生した。

「1曲目は何?と思っていらっしゃる方もいるでしょう、、ようこそいらっしゃいました。スターダスト レビューのデビュー曲を聴いて下さい」シュガーはお年頃
Baby ,It's YouGet Up My Soul振付:今夜だけきっと(ミラーボールを使った照明がきれいだった)
立て続けにガンガンきた。
「あれ?この曲さっきやらなかったっけ?と思ったりするかもしれませんが、同じような曲が多いんです。いつもは、(メニュ―が)ギュウギュウなんですけど、今日はすかすかです。
皆さん、トイレや煙草を吸いにいくなり、おでんを食べに行くなり、寝るなり好きにして自由に出て行って下さい。私たちは今だ!とは言いません」その言葉に『今日もMC長いな・・・』と思った。

会場には数台のTVカメラが入っていて、それを「あれは何かと尋ねたら!」と要さんが言うと、すかさず反射神経のいい一部の客から『ベンベン!』の換りにパンパン、と素早く合の手が。
 本日は名古屋TVが入っていて、2時間に凝縮したものを1/8(月)深夜1:14〜3:14まで放送する予定。
「深夜に2時間。2時間もスタレビがTVに映るなんて、もう2度と無いでしょう。2時間に編集ですよ。大変ですよ。なんてったってMCだけでも2時間なんですから。・・おい!TV中継入ったからって化粧し直さない!!」と、客席に突っ込む要さん。
放送用に会場にライトが付くと、要さん「はい、こちら現場です」
「ふれ〜〜っ!?」のかけ声にみんな拍手、大歓声!「おひねりも受け付けます。札(さつ)どまりで・・笑」
Goodtimes & Badtimes:「今日の気持ちです」とThank You

「今日はスタレビの20年間の歴史を、'81〜'85'86〜'90'91〜'95'96〜'2000と、4つのパートに分けて御紹介したいと思います。'96〜'2000が一番眠い時間です。他にも、電話で著名人からのリクエストに答えたいと思います」
 
青いファイルを取りだし、スタレビの歴史と世相、話題などと重ねながらのMCへ。

【Memorial Years:part1 '81〜'85
20年前…生まれてない人もすでに20才だった人もいるでしょうが。
'81 ノーパン喫茶、ブリッコ、クリスタル系、。スタレビ、J-WALK、大沢誉志幸、デビュー。お互いに地味な存在です。この時期はアイドルばっかりのデビューで。なめネコブームもありましたねぇ。動物虐待って叫んでましたけど。
'82 東北新幹線、上越新幹線の開通。これでツアー出かけるのが楽になりました。エアロビクス、ドクタースランプアラレちゃん・・・VOHさんは博士に似てるって言われてました。
'83 東京ディズニーランド開園、、、でも千葉にある。
'84 三浦和義ロス疑惑、襟巻トカゲ、風俗ではトルコがソープランドに改名、、だってここに書いてあるんだもん。
'85 おニャン子クラブ、ファミコン、金妻

「'81.5.26“シュガーはお年頃”でデビューしました。多分この曲は、この会場にいる7000人しか知りません。このシングルが出るときに、業界ではものすごい評判がよかったんです。オリコンでも7位ぐらいかな?と言っていたら、柿沼が、“そんなに甘くはないよ!9位ぐらいかな?”
・・結構甘かったです。で、結局200位にも入っていなかったんです。なのに2001年のオープニングで使っています」

「マニアックな3曲を選んでみました」
GOOD-BYE MY LOVE:STARDUST REVUE(1981)
トワイライト・アヴェニュー/TO YOU〜夢伝説(1984)(なぜこの曲がマニアック?)
涙のエピローグTHANK YOU(1985)*どうしても聞きたいというスタッフからのリクエストで。

【著名人電話リクエスト 1人目】
「ここで、電話をかけたいと思います。以前何かの番組(おしゃれ関係)で柔ちゃんが“最近よく聴く曲はチャゲアスとスタレビです”と言っていたそうで、本当は柔ちゃんにかけたいんですが、番号が分からないので僕の知っている柔ちゃんの知り合いの谷くん(オリックス)にかけます。(TELが登場)
オリックスの谷君。(柔ちゃんの彼氏と紹介)
要さん「背番号縫い付けちゃうなんて、やって!って言ったの?」
谷さん「違う、勝手に」
要さん「柔ちゃんがスタレビ聞くってオリックスつながり?」
谷さん「そうです」
要さん「横浜アリーナにも来てくれたんだけど、柔ちゃんの応援の為、途中で帰っちゃたんだよね、、、。柔ちゃんは、スタレビの写真は見たことある?」
谷さん「無いと思います」
要さん「それはラッキーだったね(会場、笑いがおこる)柔ちゃんが好きそうな曲をリクエストしてください!」
谷さん「一曲しかダメなんですか?」
要さん「10曲も言われると・・・。」
という事で、リクエストは“会えないよ”これには、メンバーも会場のお客さんも「あ〜」納得!要さんも予想していたのか、満足げ。
要さん「2人の気持ちを代弁してるねぇ。また暇な時にカラオケしましょう〜」
会えないよ

ここで、メンバー紹介とそれぞれメンバーがリードボーカルを取るコーナー(要さんも休みたいと)
Cassiopeia/ボーカル 寺田 正美
1時23分の歌です。シングルのカップリング曲です。VOHさんが「Get Up My SOULの・・」というと
「誰も知りません、あなたしか知らないです」と要さん

僕はピアノが好きなんだ/ボーカル 光田 健一
健ちゃん「うーん、正月にふさわしい曲を・・餅の歌とか・・??」
歌の最後では♪僕は餅が好きなんだ〜と、変え歌でお茶目に締めてくれた。

9月の海/ボーカル 柿沼 清史
柿沼 さん「持ち歌はあれとあれと・・・」
要さん:何曲もないでしょ?柿沼だけ、もうとっくに寝てる時間でしょ、やる気ないですねぇ。照明暗いと危ないです。(寝てしまいそうで)

さよならの足音/ボーカル VOH林
VOHさんを無視する要さんに「お〜い、俺!俺は?」とVOHさん
「時間あったらねぇ〜」といじられていじけ虫。
要さん「もうとっくに家に帰ってるかと思ってた」

【Memorial Years:part2 '81〜'85
'86 男女雇用機会均等法、ハレー彗星接近、地上げ問題。
'87 マイケル・ジャクソン、マドンナ来日。国鉄がJRに、朝シャン、初めてデカイホールでやった年。この頃は、ツアーが安定してきてライヴで鍛えられて、という感じだった。それまでは、2000人ぐらいのホールがスタレビにふさわしいと思って、大きな会場でライブをした事がなかったけど、この頃初めて武道館でやった。気付いたら入れられていたのだが、ライブが終わった瞬間に柿沼さんが「気持ちい〜」と言っていた言葉は忘れられないそう。
'88 東京ドーム完成、瀬戸大橋開通、しょうゆ顔ブーム。中国の育毛剤「101」発売。VOHさんはいつもスタジオに持ってきていましたねぇ・・・と。
'89 昭和から平成へ年号変換、ベルリンの壁崩壊、消費税導入、セクハラ、おばタリアン、フリーター。
「Best Wishes」がオリコンで2位になりました。この年はCMをすごくたくさんやりました。メニコン・森永ピクニック、オーツタイヤ・・・CMにも出演しましたが失敗でした。
'90 ちびまるこちゃん、毎年50公演のツアーが安定した年です。

Midnaight Rainbow
Single Night(天井の照明が美しい。薄紫色の風車が歯車のように大小かみ合って、ぐるぐる廻っている。):月光列車(ムーンライト・ロコモーション)

「なぜ、この3曲を選んだかと言うと、“night”繋がりなんです!」
“さむーい”・・・。要さんのおやじギャグ絶好調!

<AM2:11頃>
著名人電話リクエスト 2人目笑福亭笑瓶さん。
大の仲良しの笑瓶さんへの電話で、要さんのテンションも上がり気味で本当に楽しそう。
要さん「ウイッキーさん?」
笑瓶さん(ウイッキーですう、と真似)
要さん「バラエティー番組で忙しいんじゃ?」
笑瓶さん「もう休みにした。これ、自宅でライヴしてるみたいやねぇ」
要さん「あんた!著名人よ」
笑瓶さん「寺田さん相変わらずぼーーっとしてんの?柿沼さんも?ベースに重りつけ
たらどう??」

「これ終わったら休憩に入ります」すると拍手が起り「おい休憩が嬉しい拍手かい!」
要さん「骨折した時にTELくれて嬉しかった」
笑瓶さん「短い足がよけいに短くなった??」
要さん「カルシウム取ったら背が伸びた」
笑瓶さん「それはウソ!」
(笑)
笑瓶さん「(リクエスト)カラオケの18番いっちゃおうかなぁ??」
という訳で追憶。要さん曰く「低い声でブルージーに歌い、カラオケの得点が良かったりする。いいんだなあ、笑瓶ちゃんの追憶!」
笑瓶さんには『落ちない時は落ちるまでやれ』と教わった。

これも、予想通りらしく「2連勝2連勝!」と要さん。
<AM2:25>ここで20分の休憩



<AM2:45>
ステージの上には、いつのまにかグランドピアノと椅子が5脚。健ちゃんはピアノ位置で、あとは前に出て横一列に並ぶ4人。メンバーが一部衣裳替えしている。
 要さんのジャケットが黒に変り(途中でブルーの蝶ネクタイ、ラブリー根本??)、柿沼さんが赤いジャケット、健ちゃんは上着を脱いで白いシャツだけ。

「トイレ行きましたか?21世紀最初のおしっこですよ、もう一生ついて回ります。レインボーホールでおしっこって。外にスタレビ神社も作ってます。急造ですんで、ご利益あるかどうか??」
健ちゃんの奏でるピアノに続くアカペラ。
♪ダダダ・・ドゥビ ドゥバ・・と即興風に歌い始めたかと思ったら、
Tea For Tow(ピアノ&ア・カペラ)

前、雑誌で“失恋した時に行きたい場所”というランキングが載っていました。
3位:日本海の海。日本海という限定です。
2位:お洒落なバー。いきなり、日本海からお洒落なバーになりましたね。
1位:誰もいない港。ようするに、誰にも会いたくないという事ですね。では、港つながりで・・・
もう一度ハーバーライト(ピアノ&ア・カペラ)重厚なコーラスで素晴しかった。

因みに年越しライヴというのは前にもやった事がある。'81年浅草ロックフェスティバル、これは内田裕也さんとか泉谷しげるさん、他色々なバンドが出ていた。スタレビの出番はAM4:30。最初の一声が
「起きろー!」だった。あと'87年FM東京主催のライヴで、あとは・・・紅白のために空けておいたんだけど・・・。
 
どうしてア・カペラやったのか?って言うと、元々はリードボーカルの居ないバンドで最初のアルバム聞いてくださると解るんだけど、最初はユニゾン、ユニゾン。でもこれじゃー恥ずかしいってことでコーラスをし始めてア・カペラをやりだした。
俺たちは無理をしないバンドです。結婚式に呼ばれてもア・カペラです。まぁただの宴会芸でして。
'86年の小樽女子大で音が出なくて4曲ア・カペラでつなぎました。
要さん「あんとき・・・俺居た??」
全員「居たよ〜」
福岡大キャンパスの時は電源が落ちて、車の音がバリバリ・・・いやだなぁ〜暴走族かぁ?と思ったら、学生が自分達の車を乗り付けて、ヘッドライトで照明してくれて。
 僕らは、他人の曲をカバーしていますが、僕らのデビューした年はアイドルの年でした。その中でも、松田聖子さんが一番好きで、この曲もとってもいいなーと思って、カバーしたんですけど」
Sweet Memories(ア・カペラ):
上を向いて歩こう(ア・カペラ):季節を越えて(ピアノ&ア・カペラ)

<AM3:15>
【著名人電話リクエスト 3人目】
「また、電話ですね。今度は女性です。」「もしもし、、」この声は?と思っていたら相田翔子さん。
生放送を終えて帰路に向かっている所だとか。
翔子さん(新年のご挨拶)
要さん「今日は200万人のうち厳選された7000人です。」
翔子さん「今まで逃げてきた舞台に今年は初挑戦です。ニールサイモンのバカな役をやります」
翔子さんのいつものトークに引きずられそうになりながらも、頂いたリクエストはもちろん、
ナチュラル〜抱きしめてこのままで〜

翔子さんのパートは、健ちゃんとVOHさんが交互に歌うとか。これまた要さん、よしよしって感じでした。顔がとっても嬉しそう。
「'90にBest Wishesというアルバムが、オリコン2位に入ったんですが、その時1位だったのが、WINKのアルバムなんですね。せっかくのチャンスを阻まれてしまいました」

要さんが袖をまくっていたら柿沼さんが「色が白黒で用務員さんの手甲みたい・・・」と。
そんな中、柿沼さんはかなりな、お眠。さっきから、後ろに持たれたりして、休憩中。

【Memorial Years:part3 '91〜'95
'91 有線でよく曲が流れるようになりバラードのスタレビと言われた。ウォーリーを捜せ、ラブストーリーは突然に、SEY YES。。。皆知ってる人なのに・・・何故?俺たちは??
'92 バルセロナオリンピック、岩崎恭子 水泳で金メダル、もつ鍋(健ちゃんこの時、、、水をゴクゴク)
'93 小和田雅子さんご成婚、Jリーグ開幕、ブル専、ジュリアナ
'94 三谷さんスタレビを脱退、向井さん宇宙へ、ネッシーの写真はウソだったのが発覚。
'95 健ちゃんスタレビのメンバーに加入、コギャル、大江健三郎さんノーベル文学賞受賞、シャ乱Qバカ売れ・・こういう話してると淋しくなってくるなあ。(21世紀はきっとスタレビが翔びます!希望)

「この頃、光田に出会いました。でも悲しい事がありましたね。三谷が抜けましたね」この頃スタレビ大変動の時代。ここでは、メンバーによるリクエストで選曲を決める事に。

ふとみると、柿沼さんがもう限界。「大丈夫ですか?(ボーっとする柿沼さんに)あんたに言っとるんじゃ!!」大丈夫かな?と首をひねりながら「ベースの人いましたら、こちらまでお願いします」(笑)と要さんが言えば、柿沼さんも「お願いします」
「おーい柿沼に誰かオロナミンCでも持ってきて」

少年/寺田さんのリクエスト:SOLA(1993)/ 要さん「空(SOLA)から少年が降ってくるみたいですねぇ」
恋人のままで/VOHさんのリクエスト:楽団(1994)
ふたり/艶の中から:(1995)

<AM3:50>
【著名人電話リクエスト 4人目】
「電話も最後になりました。今度はご夫婦です。私初めてでした。芸能人であんなに、ライヴで盛り上がっている人達は」電話に出たのは、先日の横浜アリーナに来て下さったというコアラさん,三原じゅん子さんご夫妻
コアラさん「BOX席だったんですけど、前に飛鳥さんがいらしてて乗れませんでした。」

コアラさん「結婚式の時に、ビデオレターでアカペラを歌っていただいて本当に感激しました!
要さん「俺、今スピーカーに向かってお辞儀しています。」
コアラさん「まだ・・・ランプ回ってませんか??。今年のつま恋、楽しみにしています」
二人とも、本当にファンらしく家でもずっと聞いていらっしゃるとか。
「実は、うちのママ(三原さんのことをこう呼んでいらっしゃるとか)が、役者では30周年だが、歌手デビューでは20周年で、スタレビと一緒なんです」ということで、会場から“おめでと〜!!”コール2回。1回目は肝心の三原さんが電話口に居なかった為。感激の三原さん。そして、ご夫妻からのリクエストは木蘭の涙。

要さん「リクエストを貰っておきながら、電話を切ってしまうので、リクエストくれた本人は聴けないんです。CDで聴いて下さい」
コアラさん「あ、CDあった。聴きます」
じゅん子さん「これからも芸能界一のファンでいます」電話を切った後、
要さん「何かあったかいよね・・」
木蘭の涙

[ファンリクエストのコーナー]
ファンクラブやインターネットなどでアンケートをとったリクエスト曲を演奏。要さんが健ちゃんに「BGMいいですか?」と要請。リチャード・グレーダーマンの「渚のアデリーヌ」をピアノのBGMに内容を朗読。

ワイン恋物語/リクエスト:千葉
以前から要さんを知って面白いと思っていたけど、いまいちパッとしないなーと思っていたが、研ナオコさんの番組にゲストで出ていて、なお更そう思った。要さんの歌を初めて聞いて、衝撃を受けた。カッコいい。
あぁ〜プロモ見て・・・要さんが男で良かった〜と。要さん「俺だと分らないように・・・・って言ったんだけど、タダのオカマになってた私」プロモーションビデオでは、女装したんですが最悪でした・・・。
(照明がワインのように赤・白で綺麗)歌い終ると
「スペシャルバージョンで歌詞は1番を2回やりました」

夜更けのリフ/リクエスト:30代男性
彼女とドライブに行く時に、2人の距離を縮めたくてかけた、LOVE SONGS。二人のLOVE SONGS計画と名付け、夕暮れになる頃かかるようにCDをセットした。見事成功。でも今では彼女は他人の彼女。

夢伝説/リクエスト:
'83ぐらいのパイオニアチャリティーコンサートの時“ただ”という事もあり、とっても盛り上がった。姉は当時、吉川晃司さんのファンで「こうじ〜!」と叫んでいた。そんな姉も今ではすっかりスタレビファン。
「カルピス様さま。足を向けては寝られない、でもカルピスさんがどこに住んでいるのか知らないのでどっちを向いて寝ればいいか解らない(笑)」

1%の物語/リクエスト:2人より
1)10数年前、地元愛知で映画撮影があり、エキストラで出演した。完成した「宇宙の法則」を観にいき、エンディングで1%の物語が流れてきて感動した。
 
2)前にW不倫していた方が、遊びのつもりがつらい恋になってしまい、この曲を聴きながら、“この曲私たちみたい”というつらい思い出。(健ちゃんのピアノが「小さい秋みつけた」に変り笑いが起る)
要さん・・・「最初のメッセージでほのぼの〜して後は・・・胸きゅーんでしたねぇ」

<AM4:15>
「やっと調子が出て参りました」会場も嬉しそう。すると要さん、柿沼さんを見て一言。「しゃれにならん」て顔している(笑)

【Memorial Years:part4 '96〜2000
'96 アトランタオリンピック、携帯電話の普及、TVドラマ「ロンバケ」
'97 パパラッチ、たまごっち、年末にはピカチュウ事件
'98 ワールドサッカー、美白ブーム、タイタニック
'99 カリスマ美容師、i-mode、だんご3兄弟、モー娘大ヒット、サッチーミッチー騒動、厚底ブーム
ポンキッキーズでレギュラー
2000 沖縄サミット、ミレニアム、2000円札、IT革命。ベストアルバムSTARS発売。

この頃の曲で「これはあまり、ライブではやらないんです、難易度高いですよ“涙”」パラパラ起こる拍手に、「勇んで言ったわりに薄い反応でしたね。“もうチョットだけ何か足りない”そして、もう皆さんそろそろ動きたいと思うので“Sweet Harmony”お尻が椅子にくっついちゃうんじゃないかと、心配だと思うのでね」
ちらっと柿沼さんを見て、「起きてますか?・・・返事がゆるいんだから、、。」「これが終わったら、エンディングだからな。がんばってくれよー」と、声援を送る要さん。会場からも「がんばってー!」
「言っておきますが、今日はアンコールは一切ありません!」「えーーーー!?」という会場の声に「帰りの電車の時間考えたんだけどな」すでに電車の始発も走り始めた、5時過ぎだった。

(1996):もうチョットだけ何か足りない(1997)振付:Sweet Harmony(1998)

「柿沼さんは夜がダメで、明るいと大丈夫。だから柿沼さんにスポットライトをカーッと当ててやって」確かに!イイ考え、と納得し個人的に受けたが、客席の反応は意外と無かった。

エンディング突入。
新曲の紹介。「明日1/2放送の『宮本武蔵』の主題歌で、10時間のドラマのなかで、2時間に一回ぐらいかかるそうです。そして聞いたら買いたくなる不思議な曲です。通称ワリラ」What is Love?

前奏と同時に会場が沸きあがって、ダンスモード。
「マルチステージ!」の号令で一曲ごとにメンバーが、走って移動、ステージ位置を交代。流石広いので走りがいがありそう。パターン4まで1曲づつ、ステージ狭しと移動。そのつど歓声が上がる。

WHAT A WONDERFUL NIGHTGoin' Back To 1981NO!NO!Lucky Lady振付:
と・つ・ぜ・ん Fall In Loveジャンプ有り振付有り

<AM5:35>もっとそばに来て
「最後に皆さんと一緒に歌いたいと思います。“もっとそばに来て”この曲は、皆さんの協力が必要です。歌詞は簡単です」
♪もっとそばに来て ふたり夜はこれから もっとそばに来て踊ってよ 軽いステップで♪
(作詞、作曲/根本 要) ユニゾンで合唱するというだけ。
 練習は、1回でばっちり。「ここはもっと、時間をかけてやる予定だったんですけど」といいつつ、本番へ。前奏に続いて、要さんの歌。あれっ!?
「ちょっと待った」演奏中止。(歌詞間違い?)観客のどよめきに、やっちゃったって感じの要さん。もう一度仕切り直し。

朝も早よから大ア・カペラ大会、それでもまだ終らず、間奏で「スターダスト・レビューの宝物」とスタッフを紹介。柿沼さんは左端、VOHさんは右端にスタンバイすると、コミカルな音に合わせて後ろにコスプレしたスタッフを引き連れ、舞台の端から端までステップを踏みながら行進。
お相撲さんの着ぐるみや白衣を着た人、サンタクロース、旅人、ヘルメットを被った作業服の人などなど。
演奏は続いていて再び、客席だけで歌ったり、スタッフだけで歌ったり、とパターンも変えラストは、全員で大合唱。

こうやって本当にスタッフと一緒にステージを作っていける、スタレビは素晴らしい!
「皆さんとここで、21世紀を迎えられて本当によかったです。どうもありがとう!」

一番最後に「21世紀最初のお仕事」と言うと、スタッフが一人カメラを手に出てきた。
メンバーはステージ前方端まで来て後ろ向きに座り、客席を入れての記念撮影。3回ポーズ!
これにて終了。「気を付けて帰って下さい」との声に送られ皆、名残惜しそうだった。

6時間もあったのに、やっぱりこんな気持ちになるんだなあ。帰ろうと席を立ったらアリーナ席
会場で起った三本締めに、その場に居合わせた大勢が賛同。お正月らしさを感じさせてくれた。



後記1あとのことは、あまりよく覚えていません。放心状態でした。でも、本当に21世紀をスタレビと迎えられて幸せでした。一生忘れられない思い出です(by ぽちさん)

後記2終演後、会場から一歩外へ出るとそこは21世紀の幕開けにふさわしく初日の出が拝めそうな明るい空が広がっていました。会場2階玄関前に設えた 【スタレビ神社】もあり、長い長い行列。
私はお参りできなかったので詳しいことはわからなかったのですが、友人の話によりますとこの神社のご利益が述べられており、内容はここの神様のキャラそのまんまで、なかなか霊験あらたかで是非とも今回のライブをご一緒できなかった沢山の信者の方々にもお見せくださるように会報にてご開帳いただけるといいなぁ〜と思われます。
またここでの有りがたいお賽銭は、昨年噴火して今も尚大変な思いをされている三宅島の方への寄付とさせていただきます・・・・との但し書きがあったようです。
 TV取材の方もいらしていてライブ後の感想をきかれていました。

そんな中、駅に着くと沢山の人、人、人。切符を買うのにもかなりな時間を費やしてしまいましたが
皆さんいらいらする事も無く、大満足だったさっきまでの興奮を口々に語り合いつつ穏やかに無事に乗る事ができたように思います。終わりよければ全て良し・・・でもないのでしょうが、改めてスタレビファンの方々のマナーの良さを感じた次第です。

スターダスト☆レビューのメンバーの皆さんももちろんですが、沢山の私たちファンとともに世紀の終わりを告げ、新世紀の幕開けをさせてくださったスターダスト☆レビューに関わったすべての方に感謝の気持ちを捧げたいと思います。
抱えきれないほどのお土産を胸に全国各地に無事に帰られたことでしょう〜。
この暖かい気持ちを、素晴らしい感動を夏の嬬恋へとつなげていけますことを切に願っております。

皆様、お疲れ様でした。そして、感動をありがとうございました。
                                    今年の合言葉は   「いざ!嬬恋へ」(by みかんさん)



後記3:数日前、雪が降ったと友人から聞いていた名古屋は、風が冷たく寒かったです。けれどライヴの興奮で心はぽっかぽかで帰ってきました。
けっこうつらいであろう時間帯に、じっくり聴かせる曲が続いたのがα波を刺激して、眠気を少し誘った人もいたようですが、終ってみれば6時間もあっという間でした。上手く言えないし表現できないけれど、最高に贅沢なライヴでした。でもまだ聴きたかったマニアック?な曲もありました。きりがないかもしれませんが(笑)
 席がお隣さんになった方は、関東からの遠征の方で、色々お話して帰りも、ぎゅうぎゅう詰めの電車で途中までご一緒させて頂き、楽しく過ごせました。ひとりで参加という方も大勢いらしたようですが、会場全体が、踊ったり手振りをしている様を見渡せたのは爽快で、あの一体感の中では気にならないどころか、みんなスタレビが好きなんだなあ、と思えて妙に親近感がありました。(笑)

スタレビ、ファン、スタッフ他、大勢の舞台裏の方々の底力を感じました。それで実現できた約6時間のライヴだと思います。またスタレビが、ファンやスタッフを大切に思ってくれる心遣い、配慮を感じて改めて嬉しく思いました。感動が大きすぎて、何を書いても言葉にすると重みに欠ける気がしますけど、、、すばらしい時間をどうもありがとうございました。
やっぱり後悔する位なら、できる時に行っておけ!やっておけ!ですね。このパワーを他でも活かせるようにしたいなあ!(by 苑生)


ぽちさん、みかんさん、詳細なレポートをありがとうございました。
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