首都圏いきいきワイド
NHKTVレポートON AIR 2000,10,17
(mimikoさんによるレポートです)
この番組は、1週間かけて一つの県を特集しています。(たぶん)毎日その土地に縁りのあるゲストが登場します。
10月16〜20日まで埼玉の特集。17日は、特に行田の特集。

オープニング
 (全員立ってます。要さんも松葉杖なし)
司会者:スタ☆レビのみなさんがなぜ埼玉縁りの方か、自己紹介で明らかにしていただきましょう。
柿沼さん:埼玉県羽生市出身。現在も埼玉に住んでいます。ベースの柿沼です。
VOH さん:埼玉県熊谷市出身。母親は、現在も深谷市に住んでいます。パーカッションのVOH 林です。
要さん:私ギターとボーカルをやっています。埼玉県行田市。行く田んぼと書いて行田。押して知るべしの街。行田市出身の根本要です。
寺田さん:埼玉県熊谷市出身。ドラムの寺田です。
健ちゃん:僕のおばあちゃんは、春日部のお墓で眠っています。(要さん:おいおい)埼玉県品川区出身の光田健一です。(要さん:曝)

 

昨日は、埼玉の方が多かったのに対し、今日は、ほとんどスタレビファン。
ということで、お客さんにインタビュー『どこからきましたか?』

A さん:横須賀から来ました。(要さん:えっ、アラスカ?)←おいおい
B さん:岐阜から来ました。(要さん:驚きましたね、ニューギニア?)

<天気予報>
(右から柿沼さん、VOH さん、要さん、寺田さん、後ろにキーボードと健ちゃん)

司会者:デビューしてから20年目に入りましたが、振り返ってどうですか?

要さん:そうですね、'81年の5月にデビューですから。そうですね、まだ時代は、昭和と言われてましたから、平成まで生き抜いてきました。スターダストレビューです。
20年間、僕達は、生で音楽を聞いてもらうって言うか、ライブで、全国行って、19年間で1250回ライブをやっているんですけど。全国各地行ったことがない県がないし。ほんとにいろんなところで、いろんな人たちに会って、いろんな人たちと音楽を楽しめることが一番うれしいですね。

司会者:ライブにこだわってきた理由はなんですか?
要さん:CD が売れないからじゃないでしょうね。(笑)でも、なんか自分達が作った音楽を生で聞いてもらうっていう楽しみが。
僕らもスタジオで良いものができたと思うけど、それをどんな気持ちで聞いてくれるかっていう反応っていうか、そういう気持ちよさとか笑顔をみせてくれるじゃないですか。それが、やっぱり一 番うれしいです。僕らも自分達の音楽に自信をもてたりするんです。

司会者:今日はざっと見て、40人規模のコンサートですが。
要さん:いつもこんなもんですが。こんなもんは失礼ですよね。ほんとに失礼しました。

司会者:近さというかどうでしょう?
要さん:ちょっとあがりますよね。っていうか、明るいのが僕ら、ダメなんですよ。いつも、こっち(ステージ側)だけ明るくさせてもらっているので、ほんとに、メンバー全員あがり性なんですよ。だから、 余計なことまでしゃべっちゃったりするんですよ。(笑)

司会者:それでは歌って頂きましょう。
要さん:今日はわたしの人生をかけて歌わせていただきます。(笑)

♪木蘭の涙♪ (健ちゃんのキーボードによるアカペラ)

<行田市からの中継(はにわの館)>

中継に行く前に、要さんから『はにわの館』に住んでいるという爆弾発言も。
  (健ちゃんも前に出てきてみんな椅子に座っています)  
アナウンサー:(はにわの説明あり)貴重な20世紀に発掘されたはにわを本邦初公開します。
      (曝)       
      スタ☆レビはにわです!!
      学術的に言うと、歌うっていうことがしるされています。
(みんな大喜び。特に、要さんは大爆笑してました)
      これは、オリジナル作品です。

<スターダストレビュー 埼玉育ち>
  (右から、柿沼さん、VOH さん、要さん、健ちゃん、寺田さん)

司会者:行田市。根本さんのふるさとの自慢でしたが、まだまだ他のメンバーの方にも発言してほしいので、羽生市出身の柿沼さんお願いします。

要さん:伺いましょうよ。それじゃみなさんにも。ね。
柿沼さん:そうですね。代表されるのは、田山花袋の『田舎教師』の舞台なんですね。
要さん:すごいです。田舎教師って言われちゃッてるんですから。ちょっとはずかしくなってきちゃいますね。
柿沼さん:あとは水族館がありますね。
要さん:埼玉水族館。川魚を語らせたら日本一。ちょっと暗めですけど。川魚なんで。赤とか青とかいっぱいいるじゃないですか、熱帯魚とか。
柿沼さん:淡水魚なんで。なかなか色はきれいじゃないんです。
要さん:おいしいなんていちゃだめですよ。
司会者:要さん。ほかのカメラはいりますので。(笑)あと、熊谷市出身の林さん、寺田さん。

VOH さん:彼の出身の高校がラグビーが強いんですよ。
寺田さん:熊谷工業高校っていうところなんです。毎年ベスト8ぐらいはいっています。
要さん:ラグビーの像まで作っちゃうんですよ、熊谷市は。とんでもないもの作っちゃいましたね。あと、熊谷次郎直実の像も熊谷駅の前にあります。像の街ですね。(笑)
司会者:こういう話は、ライブでもされるそうなんですが、東京出身の光田さんはそれをどのような気持ちで  こう聞いてらっしゃいますか?
健ちゃん:もう、精一杯受け止めるしかないです。(笑)
コンサートで『埼玉県の歌を弾くから今から練習しろ!!』って言われて弾いたことがありますからね。
要さん:埼玉県歌っていうのがあるんです。
   ♪お〜さいたま〜さいたま〜、かがや〜くさいた〜ま〜♪
   一応、ミュージシャン声を震わせて、自慢の喉をね。(笑)

司会者:埼玉県の風景がね。曲作りに役立っていると聞いたんですけど。
    そのあたりを30秒でまとめてお願いします。(笑)
要さん:先ほどの『木蘭の涙』もそうなんですけれども、柿沼があの、自分の街の近くを歩きながら、やっぱり風が気持ち良いとか、あの、住むのにすごく良い。
僕も『ベットタウンミュージック』とスターダスト☆レビューのことを言っていたことがあるんですけれども。僕らは、普段、仕事やあるいは学校なんかだと東京の行ったりするけれども。わりと自分が暮すところはそういうまだ緑とかたくさんある街で、そういう、一つの東京という文明と自分達が安らかに生活できる街とそういう両方を味わえる良さって言うか、僕らの音楽が生まれてきた埼玉っていうのは。
なかなか良いこと言いますね。私もね。
司会者:やっぱり、埼玉の風景がみなさんの曲づくりに大きな影響を与えてるってことですよね。
要さん:そうですね。そう、まだ近所付き合いも続いてますしね。良いですよね。
タバコ屋のおばちゃんに『かなめちゃん、この前の曲よかったよ』なんて言われると、『ありがとうございます』って。
司会者:どうもありがとございました。スターダストレビューのみなさんの楽しいトークをお聞かせ頂きました。

<首都圏のニュース>
<秩父特集>

 スタ☆レビのみなさんはちょっとおやすみ
 りんご狩り、こんにゃくいも掘り、こんにゃく作り
 『こんにゃくの味噌漬け』の試食(会場のお客さん)

<スターダストレビュー うたの原点>
 (右から、柿沼さん、VOH さん、要さん、健ちゃん、寺田さん)

司会者:さ、ここからまたスターダストレビューのみなさんの楽しいお話を伺いたいのですが、まずこの歌を聞いていただきましょう。

   ♪東京ブギウギ(CD)♪

    これは、スタレビのみなさんが歌っている、『東京ブギウギ』
要さん:そうです。埼玉を愛すなんて言っておきながら、なんてやつらですかね。不届き千万ですね。これは昭和20年ぐらいの服部良一さんのメロディーなんですけど、僕らが日本の戦後史なんかでこういう曲を聞いて、うわ、すっげぇー、日本語の新しいノリをなんか聞いたことが、高校ぐらいの時  だったんですけど、これ面白いなと思って。アレンジは僕らなりにして、ずっとライブでも20年ぐらいやってるんですけれども。
司会者:『銀座カンカン娘』なんかも歌っているんですよね。
要さん:これまた、東京の曲で不届き千万なんですけどね。

司会者:どうしてそう言うこだわりを持っているんですか?
要さん:やっぱり自分達の子供の頃から、いわゆる、海外のポップスを聞いていて、英語が主だったんですけども、日本語ってどういう風にのせて良いかわからなかったんですけど、こういう曲を聞くとすっごい素になるじゃない。それも、ものすごくリズムがすごくかっこ良くのっているので、こういうう使  い方って良いなと思って、歌いはじめたんですけど。こういう曲に影響を受けた、ぼくらのデビューシングル『シュガーはお年頃』セカンドシングル『銀座ネオンパラダイス』とかあるんですけれども、全然売れなかったんですけど。そういう影響力大ですね。
司会者;日本語に、かつ名曲にこだわりってらっしゃるスタレビのみなさんに、今日もそのうちの一曲を披露 して頂くことになっています。
       それでは『上を向いて歩こう』お願いします。

 ♪上を向いて歩こう♪ (アカペラ)

<天気>
<エンディング>

司会者:さあ、残り時間が少なくなってきましたが、今日のゲスト、スターダストレビューのみなさんに最後 に一言ずつ感想を頂きたいのですが、よろしいでしょうか。根本さんは、あの、最後に。(笑)
要さん:失礼いたしました。
柿沼さん:是非またこの番組に呼んでください。
司会者:是非。もう、お待ちしておりますので、
柿沼さん:ありがとうございました。
司会者:林さん。
VOH さん:埼玉出身のミュージシャンは、けっこういるんですけど、みなさん言わないんですね。私達は公言してますから、I LOVE 埼玉ですから。
司会者:では、根本さんをぬかしまして、(笑)光田さん。
健ちゃん:『おかあさん、なんで僕を埼玉で生んでくれなかったの?』っていう番組でした。
司会者:今度、東京の特集の時もきていただきたいと思います。では、寺田さん。
寺田さん:はい。また埼玉のことが知ることができました。新しいことが。勉強になりました。
司会者:今週はずっと埼玉スペシャルなのでずっと御覧頂きたいと思います。では。根本さん。
要さん:僕も今日は学びました。まさか行田が日本のマイアミと言われているとは、思いませんでした。(VOH さん:呼んでない。呼んでない)ほんとに、そういう繋がりがあるとは思いませんでいた。ありがとうございました。(笑)

司会者:ファンの方からのFAX をご紹介しましょうね。

    『FAX ネーム;はるかのママさん
私は、スタレビのファン暦16年の主婦です。当時中学の頃はまわりにスタレビのファンがなく非常にさびしい思いをしました。
    (要さん:今も変わらないんじゃないんですか?)(笑)
いや、今は地道な布教活動のおかげで、多い時は8人ぐらでライブに行きます。 今は、8ヶ月の子供がいるためなかなか行くことができませんが、もう少し大きくなったら一緒に行こうと思っています。結婚式も出産もスタレビが流れていました。』
要さん:ありがとうございます。
司会者:こういう方が多いのかもしれないですね。
    『埼玉県三郷市のやまざきゆかさん
    二人の男の子のママです。三郷にコンサートに来てください。
    必ず見に行きますので、おねがいします。
    で、要さんカメラに向かって、「ゆか、必ず行くよ!!」と言ってください。』(笑)
要さん:そうですか。言いますか。それじゃあ。
行かせて頂きたいと思います。是非呼んでください。あなたが来いっていっても、街が来いって言ってくれないと(笑)お願いします。
司会者:今ツアーを行っていますけれども、最後は埼玉県。
要さん:はい。熊谷でやろうと思っているですけれども。全部で100公演やるんですけれども、3月ぐらいに。いま50公演目終りました。
司会者:その他にもたくさんのかたからFAX を頂きました。どうもありがとうございました。今日のゲスト スターダストレビューのみなさん、もう一度拍手をおねがいします。

<明日のお知らせ>
<締めくくり>

司会者:それでは、締めくくりの一曲をお願いしましょうかね。
   もう一度、アカペラの歌声を聞いて頂きたいと思います。 
   スターダストレビューのみなさんで曲は『ふるさと』です。

   ♪ふるさと♪ (アカペラ)

司会者:どうもありがとうございました。
    スターダストレビューのみなさんでした。


mimikoさんありがとうございました。
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