2000年5月26日(金)鹿児島市民文化ホール 第1 ☆開場18:00開演18:30
NEWS!!μFM(FM鹿児島)にてスタレビの特集が6/11日曜日、Hello!μ(ミュー)ジシャンという番組で20:30ー(25分間)あるそうです。ライヴ後のインタビューも多分ON AIRされるとの事でした。
なお、他の生番組でもコメントの予定もあるそうです。聴けるかた、日数がまだあるのでお忘れなく。
 
<セットリスト> →日変わり曲

    Overture "STARS"
M1  Northern Lights 〜輝く君に
M2  夢伝説
M3  今夜だけきっと
M4  木蘭の涙
M5  夜更けのリフ
M6  会えないよ
M7  Sweet Memories★ア・カペラ
M8  マシュ・ケ・ナダ(MAIS QUE NADA)大ア・カペラ
M9  ジャスミン ★ア・カペラ
M10 Stay My Blue〜君が恋しくて〜
M11 トワイライト・アヴェニュー
M12 追憶
M13 Down The Road スタッフリクエスト/NIGHT SONGSより
M14 Midnight Rainbow スタッフリクエスト/NIGHT SONGSより
M15 もうチョットだけ何か足りない
M16 WHAT A WONDERFUL NIGHT
M17 No! No! Lucky Lady
M18 Goin' Back To 1981
M19 ふたり

EC1 クレイジーラブ
EC2 銀座カンカン娘
EC3 東京ブギウギ (鹿児島歌詞バージョン)
EC4 Stars

ここから下は、まだライヴをご覧になっていないかたは見ないでくださいね。楽しみが減っても責任は取りかねます!拙いですが、少しでも雰囲気が伝わると嬉しく思います。では開演(^^)V~



待ちに待った鹿児島ライヴ!開演までの待ち時間には洋楽がかかっていた。緞帳が黒のバックにSTARSのロゴ!「本当に映画館のようだ」と誰かが言っていたけどスタレビのライヴにはこんな所にも?と気付かぬような所まで配慮が行き届いている。それもライヴを心から楽しんでもらう為が基本。場内が暗くなり緞帳のSTARSのロゴに当る照明効果が美しい。今思えば、これがラジオ番組で自慢されていた“涙目ライト”なのか?

今にも映画が始まりそうなインストゥルメタル、「Overture "STARS"」で登場したスタレビ。『今年も待ってましたよ、お帰りなさいー!』という気持ちを込めたような拍手と歓声のなか
「Northern Lights 〜輝く君に」
「夢伝説」
「今夜だけきっと 」
とのっけから名曲が続く。昨年の(開演しても会場が明るいままで始まり、立つに立てない状況で度肝を抜かれた)ライブからすれば、今年は思いっきり最初からスタンディングだ!しかも今までだとライブのピークにやるような曲が立て続け!
「ようこそいらっしゃいました。市民文化ホールに帰って来ました。司会の林家ペーでございます。」どっと会場が沸くと「柿沼、そんなに嬉しいか?」と、なぜ柿沼さんにふるのか?要さん。
その衣裳は蛍光ピンクのジャケット、中はピンクの光物シャツ。パンツもこれまたピンク基調の色柄物、サングラスに赤いスニーカー。
柿沼さんは白のスタンドカラーのジャケットに黒のパンツ、黒の靴。
寺田さんは黒のシャツにグレーっぽいベスト、黒っぽいパンツ、サングラス、黒い靴。
健ちゃんは赤と黒基調の花柄?シャツに白のパールがかったパンツに靴はパールピンク。
VOHさんはライトブルー地にでっかいひまわりがついたアロハシャツに黒のパンツ、黒の靴。

「最初からこんな曲やって、もう後がない…後ずっとトークか?鹿児島には1999年1月24日以来488日振りに帰ってきました」その間何をやっていたかというと、昨年のPacific Heaven Bandや昨年出たアルバム、DEVOTION、3月に出たベストアルバムSTARSの事などなど笑いを交えながらの話しが続く。

「木蘭の涙」
「夜更けのリフ 」
「会えないよ」
とバラードをしっとりと歌い上げてMCへ。
♪逢いたくて逢いたくて♪逢いたくてせつなくて♪会えないよ〜?!とア・カペラで歌い「どっちなんだよ!」(笑)持ち歌でぼけ、落したかったという要さん。
メンバー紹介後、さらにMC。天文館(鹿児島一番の繁華街)に灰神楽というライヴハウスがまだあった頃から来ていて、鹿児島と言えば昔、鹿屋や枕崎にも来た。(*艶ツアーで出水市にもいらしてます…)
鹿児島の人は「すっげー飲むんだよ!一升瓶持ってぐるぐる回しながら飲む…」という事から、それぞれの「酒を飲むとどうなるか?」を他人の目から検証。メンバー全員が前に出て並んでいる。

寺田さんは変らない。(柿沼さん談)ってことは存在感がないってこと?(と要さん)
VHOさんはすごい。ガーッと飲んでガーッと果てる。(健ちゃん&要さん談)
柿沼さんはほ〜〜っと顔に赤く出る。ウイスキーボンボンで酔っ払う。(VHOさん&要さん談)
光田さんはそのまま陽気、うるさい。ステージより長くピアノを弾いている。ガッチャマンも弾いてくれる。(要さん談)

今回も舞台両袖に設置されたパトランプ。要さんの話が長くなりそうな時に点滅するのだが、もうすっかり定番だ。うまい事点いたり消えたりしている。これに加え、携帯電話も今回一役買っていた。携帯電話が鳴り、誰だよ?と言ってたら要さんの携帯でおもむろに話し始め挙句「いい加減先へ行け」だって!と話しを切り上げるネタもあった。
今日のア・カペラ曲は松田聖子さんの「Sweet Memories」
音合わせで「フー〜」と声が出ると「フ〜って蠅が飛んでるんじゃないよ」(笑)という具合に随所に爆笑を誘い、今回は本当によく笑いよく感動し、刹那的な瞬間、空間を一瞬たりとも見逃すまい聴き逃すまいと意気込みが観客にも感じられる気がする。

お待ちかね?!反強制的(笑)観客総動員、大アカペラ大会の曲は「マシュ・ケ・ナダ」!
ポルトガル語だから難しいとプレッシャーをかけて、実際には「おおー♪」だけ。会場を左右真中から二つに分けて柿沼さん、光田さん側の高音パート、VHO林さん、寺田さん側の低音パートとで大アカペラ大会。
DEVOTIONが出て以来、ぜひ生で聴きたかった曲だけど、えーこれをアカペラ大会で?!出来るんだろうか?と不安がよぎった。コーラスの練習も終り、いよいよ本番。
噂に聞いていた?ハンドマイク(名称:源さん)を手に登場の光田さん。そのマイクから出た声が、いきなりパチンコ店の店員に早変わり!会場は割れんばかりの拍手と大爆笑!「天文館のパチンコグラハン店のようだ」と、ここで地元ネタ。
要さんは、大げさなパフォーマンスで交通整理するガードマンのように、大きな手振り足振り?でコーラスを指揮するのだけど、両方のパートを同時にやる時の振りがおどけて可笑しすぎ!源さんを駆使しつつプロのメンバーと素人の観客とで作り上げる、笑い混じり有りの大ア・カペラ大会!メンバーもみんなリズムに乗って体を思い思いに動かし、すばらしい声を聴かせてくれた。とりわけ寺田さんの白く逞しい二の腕の振りと、切れの良い全身の動きに目を奪われてしまった(笑)健ちゃんもキュートな動きだったが、気付けば自然に寺田さんに目が行ってしまった。
「リズムもコーラスも大勢の人でやってこんなに上手くは、なかなかゆかない。大ア・カペラ大会は自分達にもエネルギーとなります。ありがとうございました。」と、要さんの嬉しい感想にて終了。

「ジャスミン」
「Stay My Blue〜君が恋しくて〜 」

「世にも奇妙な恋物語」と名付けられたコーナーの始まり。健ちゃんがTVでお馴染みのあのメロディを♪ちゃららららーと、奏でると会場も喜んでいる。要さんの語りで話しは進められる。
朝日通り沿いでSUNKUS経営の息子ロミオ君とLAWSON経営の娘、ジュリ(えとう)<ジュリエット>ちゃんの恋の話では地元ネタがいっぱい。山形屋バスセンターから平川動物公園にコアラの赤ちゃんが生まれて、見にいくとか、テンパークなどなどあちこちに地元の旬なネタ満載。

「トワイライト・アヴェニュー」

第2話では美容師、といっても犬のカリスマトリマーの柊二と杏子の恋物語。

「追憶 」

☆スタッフリクエストのコーナー。ライヴでも朝早くから夜遅くまで一番動いてくれるのがスタッフ!!毎公演ごとに全24枚のアルバムから1枚選びその中の2曲をスタッフがリクエストし、その場で演奏曲が決まるというもの。
人の等身大位の高さのパネルがここで運ばれ並べられた。今まで出た歴代のアルバムのジャケット写真がずらり。要さん曰く「相撲の懸賞のようだ」。今ツアーで鹿児島は21公演目。という事で今まで演ったアルバムには公演名が貼ってあった。「昨日宮崎で20周年目を迎えた」という言葉には、おめでとうの大拍手!!
リクエストの手紙というのが、なんと「stars」ツアートラックのミニチュアラジコンカーの上に乗っかり、舞台左袖から出てくるのだ!「かわいいー」「あれ、欲しいー!」というような声が客席から聞こえてきた。
良かにせ(方言でイイ男)ん(の)スタッフからという地元ネタ込みの手紙を読むのは要さん。
南海堂のげたんは(黒砂糖味の▲形菓子)という地元ネタが出ると「俺はどちらかと言うとむじゃきの白熊だな!とか毎回曲を聴き出そうと?寺田さんがスタッフと喋っているのを1週間振りに見たとか、それを読みながら要さんが「VOHなんて山形でスタッフにさくらんぼ、持っていってたもんな」
青森では、ジャケット写真がりんごみたいだからという理由で「SOLA」だったとか。
未だやってないアルバムもあったのだが、やはり鹿児島は16年前、1984年12月19日、鹿屋市文化会館でのライヴ終了後、酔っ払ったスタッフがガードレールを飛び越え捻挫したエピソードをちゃっかり歌にした「Down The Road」(因にそのかたは現、所属事務所の社長さんとの事)と、もう1曲は「Midnight Rainbow」!という理由でアルバム「NIGHT SONGS」からのチョイス2曲だ。

「歌詞は生き物、2000年5月26日現在の最新の歌詞でお送りします」とリクエスト曲をやる前から言い分けをしている要さん。その間、ふと気付けば、一人だけベースの練習をしている人が!「柿沼は練習モードに入っているよ」と要さんに指摘されていた。(柿沼さんマイペースだ;笑)出だしの歌詞をスタッフから聞き出し、アコギに変えて歌い始めたのだが…いざ蓋を開けると「♪歌詞は生きているのさー歌詞を忘れても得意な顔〜」(Down The Road)てな具合に、やはり途中からは替え歌になっていた。

鬼が笑うが、来年100曲ライヴをやりたいと要さん。まだスタッフの許可が下りていないが、掘ちえみの、できちゃった結婚に因んで、できちゃったライブをやってみたいと。

今日の会場を見渡すと、幅広い層のお客様で嬉しい。若いかただけに聞かれたり或いは女性だけだったり或いは、年上のかただけだったりだとしたら、ある意味スタレビの音楽の伝え方は失敗だったと思うが、こうして音楽好きの人達が集まって、生活の中でもスタレビと何らか関わっていると思うと、絶えず今日よりは明日、もっといい音楽を目指したいと思う…と、話して下さり感慨深かった。

「もうチョットだけ何か足りない 」で客はスタンディング!この曲ではサポートで以前一緒にツアーで回っていたホーンセクションの山本公樹さんがやってくれていた手振りが受け継がれている。そのままクラブ(古くいえばディスコ;笑)モードに突入。「WHAT A WONDERFUL NIGHT 」ではリレーでメンバーがVOHさん、健ちゃん、柿沼さん、寺田さん、のソロが聴け、手振り付きの「No! No! Lucky Lady 」続けて
♪この街の歌を歌おうぜ〜と「Goin' Back To 1981」。ライブも最高潮。
寺田さんはさすがパワフルドラマー、柿沼さんはにこにこしながらそれなりに乗っている。要さんはギター弾き乍ら左足を高く上げたり、ぐるぐる回転してみたり。VOHさんはタンクトップになり舞台を走り抜け、健ちゃんは両足をスイングさせてうねうね踊りながらキーボードを弾いている。
熱気に包まれて、鳴りやまない拍手、喝采にメンバーも嬉しそう。
と、バラード「ふたり」が終わり、深々とおじきをして袖に引っ込み一旦終了。

気持ちよく響くアンコールの拍手に迎えられ、メンバー再登場でアンコール!

「クレイジーラブ 」両手を交互に縦に振る仕草(モンキーダンス?)を客にも「Let's dance」と促す要さんだったが、しかしこれはなんだかみんな恥ずかしかったのか?この振りは継続せず(笑)
「銀座カンカン娘 」
「東京ブギウギ (鹿児島バージョン)」

指笛、喝采、賞賛の混ざった拍手が鳴り止まず、暫くはにかみながら、にこにこしていたが、♪あああーーーーーーーーーーーーーーーーー〜「ありがとう!」「おまえら変なんじゃないの?何か変なもん食った?」
と言われて喜んでいる私らってやっぱり壊れすぎ?!
「市民文化ホールの広大な駐車場を見た時から、いいライヴになる気がしていた」鹿児島というと国分にも昔来たことがあり、といっても夏祭りだったので浴衣なんか着て来ていた。鹿児島で初の野外ライブ、みやまコンセール野外音楽堂も決まり、日、一日一日と、3ヵ月後に向けて万全に整えるので都合が付けばいらして下さい。この街に帰ってこられて嬉しい。もう来るな、と言ってもまた来る!
「今晩夢の中で逢いましょう」と泣かせつつ最後の曲「Stars」で締めた。メンバー全員、腰を深々と折曲げておじぎをし、手を振りとびきりのいい笑顔で舞台袖へと消えていった。
楽しい時間はあっという間!本当に名残惜しかった。
18:35?過ぎに始まり21:35過ぎに終わった3時間でした。

ーーーーーーーstardust☆revueーーーーーーーstardust☆revueーーーーーーーstardust☆revueーー
プチ感想/ホールロビーから見える桜島は上半分が雲に覆われていて、当日は時折り小雨。広大な駐車場(笑)に止っていた噂のかっこいいツアートラック(クリックすると写真が見られます)の前で一緒に写真を撮ったりする人もいて、その様子をどこからか?見ていたらしく、要さんがMCでも言われていた。ダフ屋さん?や立ち聴席も出ていつのまにやら満員に埋め尽くされた会場。
スタレビのライヴは楽しみで、期待を裏切らず、毎年来てくれて幸せに浸らせてくれる、そんな大好きだという思いはみんな同じだと思う。中学生?らしいboyや白髪のlady、はたまたTVなどメディアでお見かけする方々(情報有難う)まで、本当に特にこの日の拍手は1曲ごとに熱く力強く感じた。翌日、某AMラジオ11:00〜4:50の生番組では「私のお宝」というテーマにスタ☆レビのライヴに昨日行ってきたという内容のFAX、電話などが幾つか紹介され、「木蘭の涙」がかかった。この男性アナウンサーも何を隠そう2階席から見ていたとのことで興奮覚めやらずという口調で話されていた。
ようし!次は8/27のみやまコンセールだ!!雨天決行はシーガイアゆずりか(笑)
*おまけ/写真入りチケット(クリックすると画像が見られます)


 ☆長文を読んで頂きありがとうございました!

↓当日の衣裳ですが、遠目だったので細かい部分とか違うかもしれません。あしからず。


 

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